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生成AI × 独自マスターデータで保険商品の特定精度が20%向上!保険簿アプリが保険の自動データ化のオペレーション改善を実現

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㈱IB/保険簿

株式会社IB(代表取締役社長:井藤 健太、本社:東京都世田谷区、以下当社)の提供する保険管理アプリ『保険簿』は、保険証券のデータ化プロセスにおいて、2025年初頭に生成AIを本格活用するオペレーションへ変更。保険会社名・商品名といった保険情報の特定精度の大幅な向上を実現しました。

目次

独自マスターデータと生成AI活用による自動データ化

当社では、全保険会社の全保険商品を独自にマスターデータ化しています。これらと生成AIを組み合わせることで、データ化プロセスにおける保険証券の自動読み取り性能の改善に取り組みました。

■データ化のプロセス

保険簿では次のような流れで、保険の自動データ化を行っています。

保険管理アプリ「保険簿」のデータ反映までの流れ
  1. ユーザーによるアップロード:保険証券の撮影、またはPDFファイルのアップロード

  2. AIによる自動読み取り:生成AIによる証券の自動解析・データ化(※一部情報はここで反映が完了)

  3. 専門チームによる確認:保険商品・保障・特約に詳しい保険簿チームによる品質確認

  4. データ反映完了:正確なデータとしてアプリにすべての情報が反映

■生成AI本格活用後に実現した精度

生成AIによる保険証券の読み取り性能
  • 保険会社 特定精度:90%

  • 保険商品名 特定精度:75%

    • リリース前後で約20%向上

    • PDFだけでなく、ユーザ撮影画像でも性能を担保

この性能向上は、生成AI技術の進歩に加え、当社が長年蓄積してきた保険に関する専門的な知見をもとに独自に調査・作成してきたマスターデータが寄与しています。さらに、あらゆる保険証券の特性に最適化したプロンプト改善を継続的に実施した結果でもあります。

また、本改善により、ユーザはより正確な保険データを瞬時に確認できるようになりました。

その上で、専門チームによる丁寧な確認作業を継続して実施。生成AIの読み取り精度向上によって、この品質管理のプロセスの効率化も進んでいます。

パートナー保険会社との連携による更なる精度向上

現在、7社のパートナー保険会社との連携により、複雑な保険商品や保障・特約の識別精度が向上。これらパートナー保険会社の証券については、特に高い精度でのデータ化を行っています。

こうした保険会社との連携拡大により、より幅広い保険商品のデータ化精度向上が期待できます。

今後の展望

当社は、今後も生成AI技術の進歩を取り入れながら、独自マスターデータの拡充とパートナー保険会社との連携強化により、保険証券データ化の精度向上に努めてまいります。保険管理における新たなスタンダードの確立を目指し、保険加入者がより安心して保険を活用できる環境づくりに貢献していきます。


【保険簿について】

IBが提供する保険管理アプリ『保険簿』は、自分や家族が加入する保険や共済の保険証券をアップロードすることで一括管理・共有ができる、無料で利用できるアプリです。

自分と家族の保険がどんなリスクに備えられているのか一目でわかる「補償マップ」、自分と家族の保険の直近1年間の「更新時期」や「見直し予定」をまとめて把握できる「保険の年間スケジュール」、一か月の保険料をまとめて表示する「保険料グラフ」など、様々な角度から保険の加入状況を可視化できます。

必要な時にすぐに契約内容を把握して保険会社の連絡先をスムーズに確認できるだけでなく、事故や病気・ケガ等の発生した事象を選択するだけで、データ化した保険の中から保険金請求ができる可能性がある保険を簡単にピックアップできます。

【株式会社IBについて】

株式会社IBは、「保険の請求もれをなくす」をビジョン、「人が人らしく生きる時間を、創り、守る」をミッションとするインシュアテック企業です。請求できる保険に気づくための保険管理アプリ「保険簿」を開発・提供し、保険加入者と保険業界の間に立つ中立的な立場で、保険の価値をもれなく享受できる社会の実現を目指しています。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月18日 14時20分)

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