カテゴリー

妊娠初期全例に妊娠高血圧腎症リスク判定を導入【クリフム出生前診断クリニック】

  • URLをコピーしました!

クリフム

クリフムは、日本で先駆けて、妊娠初期に来院する患者全例に妊娠高血圧腎症スクリーニング検査によるリスク判定を開始しました。この取り組みは、妊娠高血圧腎症の予防と啓発を目的としたものです。

目次

妊娠高血圧腎症とは

妊娠高血圧腎症(Preeclampsia, PE)は、妊娠中に高血圧やタンパク尿が現れる重篤な合併症です。世界では妊娠の約5~6%に影響を及ぼしていると推定されています。放置すると、母体の臓器障害や胎児の発育不全、早産、さらには命に関わるリスクが高まります。 

妊娠高血圧腎症については世界中で国際研究が行われています。クリフム出生前診断クリニックも国際多施設研究に参加し妊娠初期PEリスク判定に基づいた低容量アスピリン療法の重要性を証明しCirculationというインパクトファクターの非常に高いジャーナルにその成果が掲載されました。PEリスクは通常の妊婦健診では気づかれず、妊婦さん自身の自覚症状もほとんどありません。妊娠初期に客観的にPEのリスクを知ることは赤ちゃんとお母さんの命を守ることにつながります。

PEスクリーニング検査とは

最新の国際研究結果

クリフムのF-PE検査は国際研究の方法と同じで、ママの血中のPlGF(胎盤成長因子)、平均血圧(両腕2回ずつの平均)、子宮動脈の抵抗値(UTPI)をそれぞれ測定し、その測定値ごとにMoM(Multiple of Median)が計算されます。MoMは正常妊婦の中央値を1.00としたときに、どれくらい離れているかを表しています。この値と母体情報(体重、身長、既往歴など)を組み合わせて確率を計算します。

クリフムでの取り組み

クリフム出生前診断クリニックでは、2025年春よりF-PE検査を初期胎児ドックの標準検査として全受診者に提供開始しました。

 このスクリーニングにより、リスクの高い妊婦さんを早期に特定し、適切な自己管理や予防策を提案することが可能となります。国際的な研究により、妊娠16週になるまでに低用量アスピリン治療を開始することでPEの発症率が有意に減少することが報告されており、妊娠初期のスクリーニングが多くの国で実施されています。

クリフム院長の夫律子(ぷぅりつこ)医師は、次のように述べています。

「PEは、母子双方にとって重大なリスクを伴う疾患です。本邦初となる初期胎児ドックへのF-PE検査の標準追加により、すべての妊婦さんに包括的な診断を提供し、安心した妊娠生活を過ごしていただきたいと考えています。国際研究を通じて早期発見と適切なケアで健やかな妊娠をサポートすることが私たちの使命です。」

クリフム出生前診断クリニック 院長 夫 律子 医師

本取り組みは、PEリスクを理解してもらい、PEリスク判定を妊娠初期に行い、PEを予防することで1人でも多くのママと赤ちゃんの命を守ることを目的としています。クリフムでは、PEハイリスクとなった妊婦さんには主治医と連携してフォローアップを行なっている。ハイリスク例では単にアスピリン内服するだけでなく、毎日の体重測定・血圧測定、食事や水分の内容や摂取法など妊婦自身の自己管理も非常に重要であり、クリフムではそれらの指導も行なっている。

クリフム出生前診断クリニック

クリフム出生前診断クリニック

クリフム出生前診断クリニックは2006年に日本初の出生前診断専門施設として開設しました。胎児ドック・胎児脳ドック・妊娠高血圧腎症スクリーニング・NIPT・絨毛検査・羊水検査、染色体マイクロアレイや遺伝子検査と、出生前にできる検査をすべて揃えています。出生前診断の専門家であるDr.ぷぅが全ての診察を行い、ママ・パパに寄り添いながら診断後や出生後もサポートしています。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月18日 09時00分)

大手通販サイトのあらゆる商品の価格を比較、最安値を検索!

まずはお好きなキーワードや商品名を入力して探してみましょう
×
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次