株式会社NPT
加齢関連疾患に対する次世代治療法開発へ。― がん・生活習慣病予防に期待 ―
株式会社NPT(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:原健一郎、証券コード:311A、以下「当社」)は、医療・創薬分野における新たな予防及び治療アプローチの基盤となる『ヒト老化細胞に発現するタンパク質「GPNMB」に由来する新規ペプチド』を同定し、さらにこれを用いてGPNMB陽性細胞を選択的に除去する方法について、8月15日付で特許出願を行いました。
老化細胞の蓄積は、組織での炎症反応を慢性化させ、がん、生活習慣病、加齢関連疾患等の病態形成に重要な役割を果たすことが知られています。今回当社は、老化細胞で高発現するGPNMBに関し、そのアミノ酸配列の中から免疫原性※を有し得る新規ペプチドを同定しました。この新規ペプチドは、GPNMBを発現する老化細胞を標的とした免疫療法や診断薬の開発に応用できる可能性があり、今後は動物実験や臨床試験を通じて、早期実用化を目指します。
※免疫細胞が認識し免疫反応を誘導する性質
なお、本件特許出願の詳細については、当社公式YouTubeチャンネルにて解説動画を公開しております。ぜひご覧ください。
以上