株式会社プッシュオン
~特定技能外国人待望の学習アプリ登場。スマートフォン1台で本格的な学習を可能に~

■特定技能2号を取得するメリット
特定技能2号は、外国人にとっては日本での長期就労や家族との生活が可能になるなど大きなメリットがあります。また、雇用する企業にとっても支援業務が不要になることによるコスト削減や長期的かつ安定した雇用の確保ができます。特定技能2号の人材は、経験が豊富なため、即戦力としてだけでなく、それ以上の価値をもつ人材として安心して採用できます。このように、特定技能2号の在留資格を取得することは外国人にとっても受け入れ企業にとってもメリットが大きく、外国人は特定技能2号の在留資格の取得を希望する者がほとんどです。
■特定技能2号の現状
しかしながら、特定技能2号の合格率は2024年度全国平均で外食業57.7%、食品製造56.3%、建設業(土木14.7%/建築16.4%/ライフライン・設備13.6%)と、特定産業分野によってばらつきがあるものの決して高い数字ではありません。原因としては以下のことが考えられます。
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試験問題に漢字のフリガナ(ルビ)がない分野があり、問題の理解に時間を要する。
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出題範囲が広く多岐にわたるため、単なる暗記では対応できない。
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分野によっては業務中に会話を交わす機会が少ないため、日本語の上達スピードが緩やか。
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学習時間が限られる中、試験の参考書や問題集などの教材がほとんどないため、受験者の多くが独学となり効果的な試験対策がとれない。
また、支援業務を主なビジネスとする登録支援機関にとっては、支援対象者が特定技能2号へ移行することによって、売上の減少に繋がることから、特定技能2号への移行に対するサポートに消極的になる傾向もあります。
■合格率向上への当社の取り組み
当社は登録支援機関として支援業務を担いつつ、「オープンかつ公平であること」を理念とし、顧客である外国人および受け入れ企業の利益を最優先してきました。そのため、当社にとって特定技能2号試験の合格支援は使命だと考えています。
現状の課題を解消するため、当社が支援する受験者からのヒアリング等を実施し、最も効果的と考えた解決策が本アプリの開発です。特定技能に特化した人材紹介及び支援業務を、制度が始まった2019年4月から開始した当社が開発した本アプリにより、受験者はスマートフォン1台で場所と時間を選ばず効率的に学習ができるようになります。一人でも多くの受験者が特定技能2号試験に合格することを願っております。

■今後の展望
本アプリをリリースするにあたり、まずは外食業に対応したアプリを制作いたしました。今後、飲食料品製造業や建設業などの業種にも順次展開予定です。引き続き、「オープンかつ公平であること」を理念に、顧客最優先でサービスを拡充し、当社がすでにサービスを提供している「特定技能ナビ」とともに、外国人労働市場の正常化および特定技能制度のさらなる普及と発展を目指します。
【株式会社プッシュオンについて】
日本マイクロソフト、米国マイクロソフト本社で長年勤務した後、iモードの開発に中心的役割を担ったモバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核としたITソリューション企業、株式会社ACCESSの執行役員を経て、ITコンサルタント、アプリケーション開発を手掛ける株式会社プッシュオンを2012年に設立。2018年5月よりベトナムの日本語学校の経営にも携わり、日本語を真剣に学ぶ多くの生徒に出会う一方で、日本への人材派遣・紹介の実情を目の当たりにしたことで、それらの不均衡な状況を打破し、外国人労働市場の正常化をめざすことを決意。求職者から登録料等の料金は一切徴収せず、採用が決まった時点で求人者から仲介手数料のみを請求する成果報酬型サービス「特定技能ナビ」を開始。
<特定技能試験シリーズ>
ホームページ:https://foodservice.sswapps.net/home/
問い合わせ先:contact@sswapps.net