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男性育休取得率4割超え!「取得するべき」92.8%:主婦層を中心とする女性のホンネ

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ビースタイルグループ

育休のメリット「夫の視野広げる」、デメリット「妻のストレス溜まる」、1か月以上が最適6割超 ~しゅふJOB総研~

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『男性の育休取得』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:727件)

■調査結果概要

1.男性の育児休業取得について「取得するべき」92.8%/2024年との比較

2.男性育休取得の最適な期間は「1か月以上」65.3%

3.男性育休取得のメリット「夫の視野を広げる」74.3%/ランキングTOP5

4.男性育休取得のデメリット「妻のストレスが溜まる」46.9% /ランキングTOP5

5.フリーコメントより

1.男性の育児休業取得について「取得するべき」92.8%/2024年との比較

2024年調査:https://www.bstylegroup.co.jp/news/33310/

2.男性育休取得の最適な期間は「1か月以上」65.3%

3.男性育休取得のメリット「夫の視野を広げる」74.3%/ランキングTOP5

4.男性育休取得のデメリット「妻のストレスが溜まる」46.9% /ランキングTOP5

5.フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・育児がどれだけ大変か、分かることに、男性の育児休業の意味があると思います(40代:パート/アルバイト)

・男女関係なく、しっかりと夫婦間で納得できる状況を選択することが必要 お互いの状況や精神状態の理解と思いやりが必要(60代:今は働いていない)

・家庭の状況や人それぞれの性格があるから育休をとったからって必ず良いとは限らないと思うからすごく難しい課題だと思う(40代:パート/アルバイト)

・家庭によっては夫に育休を取得して欲しい場合や、逆に取得せずに働いて欲しい場合もあるので一概には言えない。ただ、育休を取得する場合もしない場合も一緒に育てるということは当たり前なので、仕事をしているから育児はあまり干渉しないというのは間違っていると思う。育休以前に根本的なことをまずは考えて欲しいなと思います(30代:派遣社員)

・育児休業ではなく昇進項目のひとつに加えても良いくらいだと思う。家事育児のマルチタスクをこなす事で、仕事においてどんな場面でも対応する力が付くと考える(40代:フリー/自営業)

・男性女性に関係なく、休業中は他のスタッフが職場でのフォローを行うことになるわけだから、フォローしてくれた人に何らかの手当てをつけるべき(50代:派遣社員)

・私の子どもは双子ということもあり、主人には育休をひと月取ってもらいました。(会社では初の試みのようでしたが、後々当たり前になって欲しいと思いました。)私が経験した父親の育児への両方の携わり方でいわせていただくと、やはり多かれ少なかれ男性が積極的に育児・家事に取り組める時期があるとないとでは、家族間のコミュニケーションにも大きな影響があると思いました。子どもが抱く父親への愛着も違うと思いました(40代:パート/アルバイト)

・今まであたり前に女性が担ってきたことを知ることができるのが何よりだと思う。会社以外に気を使わなければいけないことが世の中にはたくさんあることを、若いうちに経験したほうがいい!(50代:その他の働き方)

・妻だけが取得していると、夫の会社が妻の会社の制度にフリーライドしていることになる。結果。女性の採用を避ける企業が増える。平等に取得するべき(50代:SOHO/在宅ワーク)

・本当に育児をするのであればいいけど自分の休養のために使う人もいるのでどちらとも言えない(50代:パート/アルバイト)

・育児や家事を分担するために取得するのは賛成だが、実際は何もせず妻の負担だけが増えるのであれば、休まず働いていた方が良い(20代:フリー/自営業)

・私の夫は育休を取りませんでした。初めての子育てを義母とすることにとてもストレスを感じました。夫が間に入って育児に協力してくれればもっと楽しく子育てできたかもしれません。(今でも役に立たないので育休取ったところで役に立つか分かりませんが…)それと、育児は1年で終わらないので、大きくなるまでスポットで取れるといいとおもいます(30代:パート/アルバイト)

・今は夫婦共働きが当たり前ですが、主たる収入源が男性にあるならば、男性の昇進、キャリアアップの妨げをするべきではない。休暇を取ることによって昇進のモチベーション、出遅れ、職場でのポジションに影響がでる(50代:今は働いていない)

・まだまだ浸透していないと感じていて、私の夫も育児休業がとれる雰囲気じゃないという理由で取ってくれなかった。それが現実だと思う(40代:派遣社員)

・家事育児に対して「手伝う」という感覚がなくなるとよい(40代:今は働いていない)

・男性が育児休業を取りやすい環境であって欲しい。男性も育児休業の間は、育児と家事に真摯に取り組み、仕事以外の知識と経験を積んで頂きたい(60代:パート/アルバイト)

・正直1人目はワンオペで回せていたので絶対に必要かと言われると微妙なところ。制度は整えるべきだけど、家の事情や家族の考え方なので一律に取るべきかと言われると難しい。子どもが1人なのかそれ以上か、上の子どもに送迎が必要かなどでも大きく変わってくると思う(40代:派遣社員)

・共働きを将来的に続けるならば、育児にどういうことが起きて、どういうことが必要かを男性が知ることで、家庭内も育児休業終了後も助け合うことができるし、また性別問わず同僚がそうなった時もフォローがしあえて、会社でも女性が働きやすくなると思います(40代:パート/アルバイト)

・時代と共に男性の育児休業取得についても意識が変わってきていると感じますが、上司となる世代は価値観が違い、この変化に順応しきれていない人が多いのではと思うので、取得する世代より上司の世代にこの変化についてインプットする必要もあるのでは…(60代:フリー/自営業)

・育児休業自体は悪いとは思わないが、どちらかというとまとまった休暇ではなく子どもが小学3年生になるまで残業がないとか時短勤務が出来るとかそういったものの方が助かる(30代:派遣社員)

・育児休業をとることで、昇進が遅れるのであれば、とるメリットがない。むしろ育児休業を取得した方が、社内評価がポイント制でプラスになればよいと思う(50代:フリー/自営業)

・少なくとも1ヶ月ぐらいは育休はとるべき。取るだけではなく仕事みたいに日報も書かせるべきです(50代:パート/アルバイト)

・高取得率の企業といっても、実際は数日~数週間の場合もあり、それで取得実績になるのはいかがなものかと思う(30代:その他の働き方)

・一定の期間ではなく必要な時に休めるといいと思う(40代:パート/アルバイト)

・子どもと向き合うことは自身と向き合うことにもなる。育児の時間は大切。ただ、制度にならないと育児ができない世の中の方が異常(50代:派遣社員)

・産後数ヶ月は産後のダメージや夜間の授乳で妻の体への不安が大きいので、昼間は極力寝てやすめるように、夫の日中の育児が必要(40代:今は働いていない)

・数ヶ月しか取れないのであれば、ないものと変わらないかもしれない。子供は小学校に入るまでは手がかかるので(50代:派遣社員)

・男性が育休を取ることよりももっと大事なことがあります。それは、通常業務において、男女分け隔てなく定時で帰れるような職場環境を実現することです(40代:SOHO/在宅ワーク)

・取得しても自分がダラダラするために使う人も多いので、母親がワンオペにならないように育児休暇前に家事や育児の講習を受けるべき(50代:フリー/自営業)

・給与面が1番心配(30代:派遣社員)

・本人よりも職場の周りの理解があるかが1番重要と思う(40代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 男性の育休取得率はここ数年で一気に上昇し、ついに40.5%となりました。主婦層を中心とする就労志向の女性に「あなたは男性の育児休業取得についてどう思いますか」と尋ねたところ、「取得するべき」と答えた人が9割を超えました。前年比で7.4ポイント上昇しています。続けて、取得するべきと回答した人にどれくらいの期間取得するのが最適だと思うか尋ねると、1か月以上と答えた人が6割を超えました。半年以上が最適と回答した人も2割を超えており、ある程度まとまった期間取得することが望ましいとする声が多くなっています。

 また、男性が育休取得することのメリットを尋ねると、「家事育児の経験が夫の視野を広げる」「妻のストレスが軽減される」と答えた人が7割を超えました。妻に偏りがちな育児負担を軽くするだけでなく、実際に経験することで育児の大変さを知ったり、同じ境遇の同僚たちへの理解が深まったりと視野を広げるメリットを感じる人が多数います。一方、男性が育休取得するデメリットについては、「休業期間中に夫の仕事勘が鈍る」を押さえて「夫が家事育児をせず却って妻のストレスが溜まる」が1位となりました。いわゆる“とるだけ育休”で育児の戦力にならなければ却って妻の負担が増えてしまうことになります。フリーコメントにも夫の育児に対する取り組み姿勢への厳しい指摘が多数寄せられましたが、家事育児がマルチタスクであることを踏まえて仕事における対応力もつくといった声もありました。夫婦共働きの世帯は年々増え続け、イクメンプロジェクトはトモイクプロジェクトへと生まれ変わりました。女性にばかり育児負担が偏る社会への違和感は、今後より強まっていくのだと考えます。

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員

     民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職

     促進検討会」(平成29~30年度)

     労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ

     ム検討委員会」(平成29~31年度)

     日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会       

     議雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、

        フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、

        ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、

        日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン

        ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同   

        参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める

■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)

有効回答者数:727名 ※女性のみ

調査実施日:2025年7月19日(土)~2025年8月1日(金)まで

調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/category/report/

※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 10時30分)

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