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電話での対話内容をAIが解析「IVRy Analytics」の本格提供開始

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IVRy

〜トヨタレンタリース岡山では、予約不成立の理由が可視化され改善策の検討が可能に〜

株式会社IVRy(本社:東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀、以下「当社」)の提供する対話型音声AI SaaS「アイブリー」は、特許取得技術(※)を活用した通話解析ソリューション「IVRy Analytics」の本格提供を開始したことをお知らせします。

IVRy Analytics:https://ivry.jp/pillar/analytics/

本機能は、これまでブラックボックスになりがちだった電話での対話内容をAIが解析し、「予約」「成約」といった事業成果(コンバージョン)の成否や、機会損失の要因やリスクを可視化します。企業はこれらのデータを基に、顧客満足度向上のための戦略的な改善策を立案できるようになり、電話応対を「プロフィットセンター」へと変革させるサポートを行います。

先行導入した株式会社トヨタレンタリース岡山では、機会損失の定量的な把握と改善を行っています。

■開発背景

人手不足は深刻化しており、2024年度の「人手不足倒産」は過去最多を記録しています(※1)。企業にとって生産性向上は喫緊の課題となっており、解決策の一つとして対話型音声AIによる電話応答サービスも注目されています。また、コンタクトセンターにおけるCX(顧客体験価値)向上に最も重要だと思うサービスの上位3つは「パーソナライズされた対応」「顧客行動の把握」「VOC(顧客の声)収集と活用」という調査(※2)もありますが、対話型音声AIによる電話応答サービスの活用には、業務効率化・人件費削減に加え、顧客満足度向上に繋がる「顧客の声」をデータ化できる利点もあります。
当社は、電話でのやりとりに存在する「顧客の声」を簡単に分析・活用し、顧客体験価値の向上に繋げることができるよう、通話解析ソリューション「IVRy Analytics」を正式に提供開始いたします。
※1 出典:帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査(2024年度」
※2 出典:トランスコスモス・コトラ株式会社「コンタクトセンタートレンド調査2024」

■「IVRy Analytics」の概要と特徴

「IVRy Analytics」は、アイブリーに蓄積された通話データをAIが多角的に分析し、改善に繋がるインサイトを導き出す新機能です。直感的に操作できるダッシュボードを通じて、専門的な知識がなくとも自社の電話業務における課題発見から改善までを一貫して実現します。

1.【特許取得技術(※)】 AIが機会損失の原因を特定する「通話内コンバージョン分析」 
事業上重要な指標(例:予約、購入、アポイント獲得など)を設定することで、そのアクションが電話内で完了したかをAIが判定します。 さらに「アクションが完了しなかった」場合の要因(例:満室、料金がネック、担当者不在など)を記述。
これにより、これまで感覚的にしか把握できなかった機会損失の理由を定量的に可視化し、具体的な改善アクションへとつなげることが可能になります。

2.問い合わせ内容ごとの課題をあぶり出す「AIラベリング × AI解析指標」
AIが通話内容を「予約キャンセル」「料金に関する問い合わせ」「新規の資料請求」といったコールリーズン(問い合わせ理由)の分析を自動分類します。 さらに、分類されたラベルごとに「顧客満足度」「解決率」「クレーム発生率」といった品質指標を掛け合わせて分析。
これにより、「“予約キャンセル”に関する電話でのみ、顧客満足度が著しく低い」といった、特定の問い合わせ内容に潜む課題をピンポイントで発見し、顧客体験の向上に繋げることができます。

3.複数店舗をまとめて分析する「複数アカウント比較分析」 
複数の店舗や支店、チームの電話応対状況を一つのダッシュボードで横断的に比較・分析できます。 着電数や応答率といった基本指標から、パフォーマンスが高い拠点やチームのベストプラクティスをを特定。これにより、組織全体でのサービス品質の標準化と向上を促進します。

※特許情報について
本機能で「通話内コンバージョン指標」に関する技術は、当社が独自に開発し、特許を取得しております。
特許番号: 特許第7424276号
発明の名称: 通話分析システム、通話分析方法、及びプログラム
登録日:2025年4月24日

■導入事例:株式会社トヨタレンタリース岡山

運営する全店舗の電話をコールセンターで対応されているトヨタレンタリース岡山様では予約成否状況や機会損失の実態把握に「IVRy Analytics」を活用し、予約成否状況や機会損失の実態を把握。売上や応答率の向上に役立てています。
株式会社トヨタレンタリース岡山 予約センター 河本様、加藤様

これまで、どの店舗でどれだけの予約の取りこぼしが発生しているのか、また、お客様がなぜ予約に至らなかったのかという原因を正確に把握できず、担当者の感覚に頼らざるを得ない状況でした。
「IVRy Analytics」を導入したことで、特に不成約となった要因をデータとして可視化できるようになったのが大きな利点です。例えば、「クレジットカードをお持ちでない」などといった具体的な理由とその件数が明確になり、取り組むべき課題の優先順位が判断できるようになりました。
さらに、これまで原因の分析が難しかった「満車ではないにもかかわらず不成約となる」といったケースにおいても、データに基づいた分析が可能になりました。これにより、「このようなご案内をすれば、このお客様は予約に繋がったのではないか」といった、具体的な改善策の仮説を立てられるようになっています。


■IVRyの提供するAI解析機能一覧

コーポレートページ掲載URL:https://ivry.jp/pr/adtd3mndu2/

■対話型音声AI SaaS「アイブリー」:https://ivry.jp/

株式会社IVRyが提供する対話型音声AI SaaS。24時間365日稼働するAIが、電話応対を自動化・標準化し、業務効率と顧客体験の質を同時に向上させます。

通話内容を自動で文字起こし・要約・分析し、FAQの自動生成や意図分類、KPIモニタリング・指標化まで対応。SalesforceなどのSFAやCRM、主要データウェアハウスとの即時連携も可能で、データ活用が難しい非構造化データを「経営資源」へと変換します。

誤情報を返さない独自技術 “ハルシネーションゼロ” により、業務自動化の信頼性も担保。オートコールと有人対応とのハイブリッド運用にも対応し、通話データを起点とした継続的な業務改善と、データドリブンな意思決定を支援します。

導入企業は、大企業から中小企業まで、規模や業種を問わず、ホリゾンタルに導入されており、2025年6月時点で47都道府県・96業界以上(※3)・累計35,000件以上のアカウントを発行し、累計着電数5,000万件を超えています。

※3:日本標準産業分類(令和5年)の中分類99業界をもとに計測、2025年5月末時点

現在は「電話」を起点としたプロダクトを展開していますが、将来的にはAI技術の活用領域を拡大し、多角的にソリューションを提供することで、人材不足やカスハラ(カスタマーハラスメント)等の問題の解決に寄与し、日本の生産性向上、業務効率化を推進してまいります。

アイブリー利用イメージ動画:

アイブリー導入事例:https://ivry.jp/case

電話番号検索サイト:https://ivry.jp/telsearch/

■採用情報

IVRyでは、成長し続けるプロダクトを共につくる、すべてのポジションを募集中です。

Company Deck:https://speakerdeck.com/ivry/ivry-culture-deck

採用ページ:https://ivry-jp.notion.site/IVRy-e1d47e4a79ba4f9d8a891fc938e02271

プロダクト開発 採用ページ:https://www.notion.so/ivry-jp/IVRy-127eea80adae801397a4e4d7ea74e291
キャリア登録:https://ivry-jp.notion.site/209eea80adae800483a9d6b239281f1b

■株式会社IVRy 会社概要

写真・左上から:社内に飾っているValue、社内のボルダリングウォール、集合写真、社内ステージ

企業名:株式会社IVRy(アイブリー)

代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀

設立年月:2019年3月

所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F

電話番号:050-3204-4610

企業サイト:https://ivry.jp/company/

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 11時02分)

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