LOOV Inc.
最適な解説/説明 体験の自動化を実現する「LOOV」(ルーブ) を展開する、株式会社LOOV(本社:東京都目黒区、代表取締役 CEO:内田雅人、以下LOOV)は、企業の人事業務従事者470名を対象に、「人事業務における“伝える”業務の実態」に関する調査を実施しました。
調査の結果、82.3%の人事担当者が、会社説明や制度説明などの「伝える業務」を繰り返すことに対して負担を感じていることが明らかになりました。また、89.1%が「説明する担当者によって伝わり方に差がある」と回答しており、情報伝達の属人化が課題となっている実態が浮き彫りとなりました。

■調査背景
採用活動や選考過程における企業説明、入社後のオンボーディングや制度周知など、人事業務の中には“伝える”ことが求められる業務が多く存在します。これらの業務は情報の正確な伝達が求められる一方で、担当者によって伝わり方にばらつきが出たり、繰り返し説明する手間が発生したりといった課題を抱えがちです。
こうした背景のもと、説明の属人化や非効率に関する実態を把握するため、今回の調査を実施しました。
■調査サマリー
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説明業務に負担を感じる:82.3%
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説明する人によって伝わり方に差があると感じたことがある:89.1%
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説明が伝わらなかったと感じた場面
∟オンボーディング:63.9%
∟評価制度・キャリアパス説明:61.4%
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動画やインタラクティブコンテンツを活用してみたい業務
∟カジュアル面談・一次面接の代替:47.2%
∟採用候補者向けの会社紹介・選考説明:37.6%
∟オンボーディング:33.5%
■調査結果① 人事業務の“伝える”負担、8割以上が実感。
「Q 説明や情報提供にかける時間・手間はどの程度ですか?」(n=322)と質問したところ、「非常に負担が大きい」が29.2%「やや負担を感じる」が53.1%という回答になりました。

■調査結果② 採用業務で説明が伝わらなかった経験、「会社紹介」が最多に
「Q 人事業務のうち、採用業務に関わる業務であなたが説明した内容が、“十分に理解されていなかった”と感じたことはありますか?」(n=322)と質問したところ、「よくある」が25.8%「ときどきある」が57.8%という回答になりました。
中でも「よくある」と回答した人のうち最も多かったのは「会社紹介・カルチャー説明」(67.3%)で、「ときどきある」と回答した人の最多は「選考フローの説明」(66.1%)でした。

■調査結果③ 社内向けの説明で“伝わらなかった”と感じた業務は「オンボーディング」「制度説明」
社内向けの人事業務に関して、「説明が十分に伝わらなかった」と感じた業務として最も多く挙がったのは、「よくある」と回答した人の中では「社員オンボーディング」(63.9%)、「ときどきある」と回答した人の中では、「社内制度・福利厚生の説明」(49.5%)や「評価制度・キャリアパスの説明」(48.9%)が上位に挙がりました。
制度やルールの説明など、相手の理解を前提とする業務ほど、伝え方の難しさが際立つ傾向が見られます。

■調査結果④ 9割が「説明の属人化」を実感。改善には“伝え方の型”が鍵に
説明業務について、「伝える担当者によって、情報の伝わり方に差が出る」と感じた人は89.1%に上りました。特にその差を感じたことが「よくある」と答えた人においては、「会社紹介・カルチャー説明」(67.3%)や「オンボーディング」(65.3%)など、初期フェーズでの情報提供場面で情報の伝わり方に差があると感じていることが分かりました。
誰が説明しても内容が正しく伝わるよう、属人性を減らす“伝え方の型”づくりが、人事業務の重要な課題であることが浮き彫りとなりました。

■調査結果⑤ 9割超が“伝え方の進化”に前向き
「Q今後、動画やインタラクティブコンテンツを活用してみたい業務があれば教えてください」(n=322)と質問したところ、92.5%が「活用したい業務がある」と回答しました。
活用ニーズが特に高かったのは、「カジュアル面談・一次面接の代替」(47.2%)や「会社紹介・選考説明」(37.6%)といった初期フェーズの業務。また、社内向けでは「オンボーディング」(33.5%)や「社内制度説明」(28.6%)などでの活用意向も高く、情報提供の標準化や効率化を図る動きに前向きであることがうかがえました。

■ 調査概要
調査期間 : 2025年7月11日~7月18日
調査目的 : 人事業務における「伝える業務」の実態を把握
調査対象 : 企業の人事担当者470名
調査方法 : インターネットリサーチ
調査主体 : 株式会社LOOV
※回答の構成比は小数第1位もしくは第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にはなりません。そのため、グラフ上に表示される構成比での計算結果は、実際の計算結果とずれが生じる場合があります。
本アンケート調査のレポートは以下よりダウンロードいただけます。
■LOOVの取り組み
当社では、こうした現場の声を受け、最適な解説やプレゼンを自動化することができるVideo Agent「LOOV」を提供しています。
LOOV(ルーブ)は、AIを活用した「Video Agent」で、採用活動や人事業務を含む幅広い場面で活用できます。視聴者(候補者や社員など)の属性や興味関心に応じて、プレゼンや解説の内容を自動で最適化できるのが特徴です。人事担当者はこれにより、説明やプレゼンの工数を削減しつつ、視聴データの取得・活用によってHR業務全体の効率化と質の向上を図れます。

・企業説明会/会社紹介の自動化
新卒・中途採用問わず、説明会や会社紹介をLOOVで自動化することで、人事担当者が同じ説明を繰り返す負担を軽減します。説明の属人化を防ぎ、候補者ごとにもっとも最適な訴求やプレゼンが提供可能です。
・カジュアル面談/一次面接の補完
Video Agentが面談や面接前に自動で会社の紹介を行うことで、より会社理解を深めてもらうことができます。面談当日はより深い質疑応答や相互理解に時間を充てられます。
・入社後オンボーディングや制度説明の自動化
新入社員への研修や福利厚生制度の説明を動画化し、標準化・効率化を推進。視聴ログをもとに理解度や関心領域も把握できます。
LOOVは、「採用活動の効率化」と「候補者体験の向上」を同時に実現するHR向けAI動画エージェントです。採用説明会から面談、オンボーディングまで、候補者や社員の属性に合わせた情報提供を自動化し、人事部門の生産性を大きく高めます。
● 会社概要
私たちは「人にしかできない仕事をアップデートする」をPurposeに掲げ、プレゼンや解説といった人にしか出来ないと考えられてきたコミュニケーションを、デジタル上で自動化することを実現するスタートアップ企業です。近年、日本のビジネス環境では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速し、業務の効率化や人的リソースの最適化が重要視されています。その中で、企業のプレゼンテーションや解説業務自体の自動化に対するニーズも高まりつつあります。「Video Agent」は、こうした市場の変化に対応し、企業の情報伝達をよりスムーズかつ効果的に行うための革新的なソリューションです。
Video Agentは、AIを活用して“人が話す”ようなプレゼンテーションや解説を自動で行うソリューションです。営業資料の説明、カスタマーサポート、PR、IR活動、社員教育、オンボーディング、さらには採用活動まで、幅広い分野で活用可能です。
これからの企業活動において、「伝える」ことをもっとスマートに、もっと効果的に。Video Agentがその未来を支えます。
2024年には、週刊東洋経済が発表する「『すごいベンチャー100』 2024年最新版」に選出されています。
「すごいベンチャー100」2024年最新版・全リスト(東洋経済オンライン):https://toyokeizai.net/articles/-/824233
会社名 株式会LOOV(ルーブ)
代表者 代表取締役CEO 内田 雅人
所在地 〒152-0002 東京都目黒区目黒本町2-4-4
設立 2022年4月
事業内容 Video Agent「LOOV」の開発・提供