ガイアフロー株式会社
自分だけのウイスキーを、世界的にも価値あるローカル素材100%で。

静岡県でウイスキーを製造販売するガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県静岡市葵区落合555番地/代表 中村大航)は、自社製造のウイスキー原酒を樽ごと予約販売する「プライベートカスク」プログラムにて、2026年8月1日より、希少な静岡県産大麦100%を使用したウイスキー樽を所有するプログラム「プライベートカスク2026 バレル 静岡大麦」の受付を開始することをご案内します。
近年、「オクシズ(奥静岡)」という愛称で注目を集める静岡市葵区の山間部で、地元に根ざしたウイスキーづくりを行うガイアフロー株式会社 静岡蒸溜所。
「プライベートカスク」は2016年の創業当初より実施している、樽オーナーを募集するプログラムです。蒸留後の原酒を詰めた樽を予約受付し、最短で3年後にボトリングしてお届けしています。
弊社が日本において初めて、誰でもウイスキーを樽で予約購入できるシステムを開始し、ウイスキー愛好家の「自分の樽を持つ」という夢を叶える当プログラムは、年々人気となっています。
新たに受付開始する「プライベートカスク2026 バレル 静岡大麦」においては、静岡蒸溜所が契約する静岡県内の農家3軒が栽培・収穫した静岡県産大麦を100%使用した原酒をご用意します。
バレル(180Lサイズの樽)にて、最長10年まで熟成させることが可能です。

●世界的にも珍しい地元産大麦100%のウイスキー
静岡県内でウイスキーのために栽培、収穫した二条大麦を、国内の製麦場で泥炭を焚かずにモルトに仕上げたものを100%使用します。
大麦生産者の顔が見える世界的にも希少な「ローカルバーレイ(地元産大麦)」。静岡蒸溜所では2018年〜静岡大麦にて仕込みをしていましたが、今回初めてプライベートカスクに採用。ご自身の樽として保有できるようになりました。
使用する大麦は2025年5月に収穫されたものです。例年に比べ豊作であった上、非常に良質でした。
焼津市の契約農家の方々と協同し、年々ノウハウが蓄積されているため、生産量・品質ともに向上しています。
静岡蒸溜所 「100%静岡大麦ウイスキー」の歩み
日本のクラフトウイスキーづくりにおいて、いま「地元産大麦」を取り入れる動きが全国的に広がっています。静岡蒸溜所は、他に先駆けて「100%地元大麦産ウイスキー」造りに取り組んできました。
革新的なプロジェクトの始まり
静岡蒸溜所の建設を発表した2015年、当時のジャパニーズウイスキー業界では「100%地元産大麦で仕込む」というコンセプトは存在していませんでした。
ジャパニーズウイスキーで使われる大麦麦芽は、ほぼ全てが外国産のウイスキー専用品種でした。理由は、遙かに安価で、安定供給されているからです。日本産の大麦麦芽を使うことは経済合理性が無いとともに、ウイスキーの原材料には向かないという考えが常識でした。

世の中に無いウイスキーを造りたい
しかしジャパニーズウイスキーを造るからには、日本の大麦、静岡の大麦で仕込み、味わってみたい。
その思いから始まった前代未聞のプロジェクトは、地元の生産者やJA、自治体の方々の尽力もあり、現在では順調に栽培が続けられています。

●初留蒸留機の違いで選べる2タイプ
シングルモルトウイスキーは、単式蒸留機(ポットスティル)で2回蒸留するのが基本です。静岡蒸溜所では、KとWという2つの蒸留機で、初留(1回目の蒸留)を行なっています。

静岡蒸溜所ではこの初留機の違いを活かしたシリーズ「ポットスティルW」「ポットスティルK」を年間数量限定リリースとして発売しています。「プライベートカスク2026」においても同様に2つの初留タイプからお選びいただけます。
*W(薪直火加熱):ヘビーでパワフル、香ばしい甘さを持った味わいが特徴。
*K(蒸気間接加熱):軽やかで華やか、フルーティーな香り。
●静岡蒸溜所の原酒を詰めた180Lの新樽、熟成は最長10年まで

プライベートカスク2026に使用される樽(バレル・内容量180L)は、アメリカ ケンタッキー州から輸入した新樽に、静岡蒸溜所のシングルモルトを詰めて熟成させたものを使用します。
新樽はしっかりとしたバニラ香や香ばしいスパイス感を原酒に与えてくれますが、非常にパワフルであるため、樽の影響を強く受けすぎる可能性があります。
そのため、まず静岡蒸溜所の原酒の熟成に使用して、木材とスピリッツを馴染ませます。一定期間の熟成を経たらその原酒を払い出し、プライベートカスク用の樽として使用します。
お選びいただいた初留タイプの原酒を、樽に満たして熟成します。バレルサイズの樽はゆっくりと熟成が進むため、最長熟成期間を10年に達するまでとしています。
3年以上の熟成期間後は、いつでもボトリング可能です。樽詰め直後から随時サンプルの採取ができるので、味わいを確かめながら、3年〜10年の間のお好きなタイミングを見極めてください。
ボトリングのタイミングをご指示いただいたあとは、ご希望のボトルサイズ、アルコール度数でボトリングしてお手元にお届けいたします。
●カスクオーナー特典
プライベートカスクをお申し込みいただき、カスクオーナーとなった方々には、以下のカスクオーナー特典があります。

*原酒の樽詰めの立ち会い
静岡蒸溜所で行われる、オーナー様の原酒を樽詰めする作業に立ち会うことができます。その様子を撮影して広く公開していただくこともできます。
樽詰めは、弊社が指定する期間内の平日(月・水・金)の見学ツアーのタイミングに合わせて行います。立ち会いをご希望の方は、商品ページでのお申し込み時に必ず「立ち会い希望」をご選択ください。追って日程のご連絡をいたします。
※お申し込みの時点で選択されない場合は、弊社スケジュールで樽詰めを行います。
オーナー様による樽詰めのレポート記事はこちら

見学ツアー無料
カスクオーナー様は、静岡蒸溜所の見学ツアー料が無料となります。(同伴者2名も含む)

ニューメイクスピリッツ(200ml)
実際に樽詰めされたご自身の樽のニューメイクスピリッツ(蒸留したての原酒)です。
熟成前の味わいをお確かめいただけます。

オーナーズバッジ
静岡蒸溜所のロゴとともに、プライベートカスクのタイプが刻印されています。
そのほか、時期に応じて、限定品の優先購入のご案内などもお送りしています。
奥静岡の自然に抱かれた、自分だけの樽。ウイスキーの成長とともに時を過ごせる「プライベートカスク」プログラムは、ご家族や会社の特別な記念日のお祝いや、ご自身へのご褒美としても最適です。
お申し込みは詳細ページをご確認ください。
静岡プライベートカスク2026 バレル 静岡大麦 概要
◆申し込み方法
1.【プライベートカスク2026 バレル お申し込みページ】にてお申し込み
2.メールでお支払い情報等をご案内
◆予約申込金額:
バレル (内容量 180L) 2,250,000円
※上記金額は、予約申込金であり、酒税・消費税などは含んでおりません。
ボトリング時に各税や別途諸費用等のお支払いが発生します。
◆麦芽タイプ:
静岡県産ノンピート⻨芽:
静岡県内の契約農家で栽培された、希少な静岡県内産大麦を100%使用。
◆初留タイプ:
W(薪直火蒸留機)
K(蒸気式間接加熱蒸留機)
◆樽の種類:
ex-SHIZUOKA
新樽に静岡蒸溜所のシングルモルト原酒を入れて熟成させた樽
◆予想されるボトリング本数:
3年熟成で500mlボトルにボトリングした場合、約300本
◆申込み可能な数:
おひとり様の名義で、初留タイプごとに1挺ずつ、計2挺まで。
◆蒸留の時期:
2026年
◆ボトリングの時期:
樽詰め日から3年経過以降、10年まで
◆ボトリング時にお支払いいただく金額:
酒税、消費税、ボトリングにかかる諸費用、配送
会社概要

ガイアフロー株式会社/ガイアフローディスティリング株式会社(代表取締役 中村大航)
「静岡らしいウイスキーを造る」という目標のもと静岡蒸溜所を創設し、2016年よりシングルモルトウイスキーの生産を開始。2020年に初めて「シングルモルト日本ウイスキー 静岡 プロローグK」をリリース。2022年からジャパニーズウイスキーでは例のない大麦の産地で製品を造り分けた「ポットスティルシリーズ」を発売し話題となりました。
海外でも各リリースは高く評価されており、2024年、WWAにて「シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW 純日本大麦 初版」がカテゴリー内にて日本最高賞を受賞。
静岡に根ざしたウイスキーづくり、地域創出を目指しています。
コーポレートサイト:http://www.gaiaflow.co.jp
静岡蒸溜所:https://shizuoka-distillery.jp/products/private-cask/privatecask2026-barrel/