モリサワ
モリサワ所属のパラアスリート佐藤友祈選手(東京2020パラリンピックのパラ陸上競技男子〔T52クラス〕1500m、400mの2種目で二冠を達成)が、2025年9月27日(土)から10月5日(日)に開催される「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」にて1500m、400m、100mの3種目に出場します。

佐藤選手は、6月に仙台で初開催された「2025ジャパンパラ陸上競技大会」において1500mでアジア記録を樹立するなど進化を続けています。本大会は、今シーズンの最終レースとなる見込みです。公式サイトにてオンライン配信も予定されています。ご注目ください。
強化合宿を終え、さらに強くなった佐藤選手より、今大会への意気込みが届いています。
「皆さまいつも温かいご声援をいただき、心より感謝申し上げます。2025年シーズンの国内大会を無事に終え、次なる舞台となるのは、9月27日からインドで開催される「世界パラ陸上競技選手権大会」です。このたび、日本パラ陸上競技連盟より発表があり、日本代表として選出されたことをご報告いたします。今大会では、100m、400m、1500mの3種目に出場予定です。
思い返せば、2023年・2024年の世界大会ではベルギーの選手に敗れ、金メダルに手が届かない悔しさを経験しました。そして、パリでのパラリンピックでは、東京大会からの連覇を目指しましたが、結果は届かず、連覇の夢は叶いませんでした。あの時の悔しさは、今でも忘れることはできません。だからこそ、もう二度と同じ思いはしたくない。その一心で、日々努力を重ねてきました。
この数ヶ月、自身の成長をこれまでにないほど実感しています。今大会では、『ワクワク』と『ドキドキ』が入り混じるような、自分らしい走りを世界の舞台でお見せすることをお約束します。正直に言えば、圧倒的な差で負け続け『金メダルを獲る!』や『リベンジを果たす!』と声に出すことに、臆病になりそうな時もありました。それでも今、支えてくださるコーチ、チームメンバー、家族、スポンサーの皆さま、そして応援してくださるすべての方々の存在が、私の背中を押してくれています。
だからこそ、ここで改めて宣言いたします。
『金メダルを目指します。』
36歳、年男として、競技者としてさらに進化し成長し続ける姿を、ぜひ見届けていただければ幸いです。
“何歳からでも、どこからでも、夢は叶えられる”
この言葉を、私自身の走りを通して証明していきます。世界の頂へ!今後とも、変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」
ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会 概要
開催期間:2025年9月27日(土)~10月5日(日)
会 場:インド(ニューデリー)
出場予定:トラック競技 T52 男子 1500m、400m、100m
※掲載の内容は8月19日現在の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
プロフィール
佐藤友祈(さとう ともき)
1989年生まれ。静岡県藤枝市出身、岡山市在住。
障害クラス:T52
21歳の時に脊髄炎を発症。ロンドンパラリンピックを観たことがきっかけとなり車いす陸上競技に挑戦。2021年よりプロ転向し、モリサワの所属選手となる。奇抜なサムライヘアとカラーは、自身の好きな色であることと、所属先のモリサワブルーを印象づけたいという思いから。
〈主な戦歴〉
2025年 2025ジャパンパラ陸上競技大会 1500m アジア記録樹立
2024年 パリ2024パラリンピック競技大会 400m 銀メダル、100m 銅メダル
神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会 100m 3位、400m 2位、1500m 2位
2023年 パリ2023世界パラ陸上競技選⼿権⼤会 400m 2位、1500m 優勝
2021年 東京2020パラリンピック競技大会 400m/1500m 金メダル
2019年 世界パラ陸上競技選手権大会(ドバイ) 400m/1500m 優勝
2017年 世界パラ陸上競技選手権大会(ロンドン) 400m/1500m 優勝
2016年 リオ2016パラリンピック競技大会 400m/1500m 銀メダル
モリサワは、「あらゆる違いを、魅力に変えていく。」をテーマに、今求められているユニバーサル社会の実現に貢献するため、パラスポーツを支援しています。
パラスポーツ支援の詳細はこちら
●本件に関するお問い合わせ
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 コーポレート・ブランディング企画推進室
お問い合わせフォームはこちら