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不登校の子どもがいる保護者に寄り添うモデルを提案。匿名相談窓口や、フリースクール↔︎学校連携をサイボウズのkintoneで実現

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サイボウズ株式会社

サイボウズのソーシャルデザインラボ(そでらぼ)が政策提案ページを公開。COCOLOプランに基づき、現場支援を後押しするアプリパックを今秋に提供予定

「匿名でのオンライン不登校相談窓口」の開設

サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久)の「ソーシャルデザインラボ(以下、そでらぼ)」は、全国で増え続ける不登校の課題に対し、不登校初期段階の保護者に寄り添う新たな支援モデルを提案します。

本提案は、保護者が孤立せず、必要な支援につながれるよう、自治体・学校・フリースクールなどをつなぎ、オンラインで相談や情報共有を行える仕組みを、サイボウズの業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」を活用し構築するものです。

さらに、今秋からご利用いただけるよう、かんたんに導入・運用できるkintoneアプリパックの提供と特別価格での支援導入プランについても、準備を進めています。

▼不登校児の保護者に寄り添うモデル。匿名相談窓口と支援団体連携のご提案
https://cybozu.co.jp/sodelab/survey/001/

目次

背景

文部科学省の調査によると小中学生の不登校児童生徒数は11年連続で増加し、34万人を超えています。学校に行きづらくなる子どもが増える一方で、影響を最も大きく受けるのがその保護者です。

とりわけ不登校の初期段階(フェーズ1)では、「どうしたらよいのか分からない」「誰に相談したらいいか分からない」といった状態に陥り、精神的・物理的に追い詰められるケースが多く見られます。

こうした状況を受け、そでらぼではこれまでに、下記2つの調査を実施しました。

・2024年12月:不登校の子どもを持つ保護者1,000名へのアンケート

・2025年3月:不登校経験のある保護者へのインタビュー

https://cybozu.co.jp/sodelab/survey/001/ 

また、国の「COCOLOプラン」では、自治体が地域の支援機関や制度を整理し、保護者が必要な支援にアクセスできる環境整備を進めることが求められています。そでらぼの提案は、この方針に基づき、保護者の支援のために、現場で即導入できる具体的な仕組みとして設計しています。

《提案の概要》

1|オンライン不登校相談窓口の開設(匿名可)

「オンライン不登校相談窓口」の開設(匿名可)

保護者のメリット

  • 匿名で誰にも知られずに安心して相談できる

  • よくある質問や解決事例にアクセスできる

  • 専門家や関係機関と早期につながり適切な支援やアドバイスが受けられる

  • 相談履歴が管理され、面倒な手続きや何度も説明する手間が軽減される

概要

自治体や教育委員会が、匿名利用可能な「不登校相談窓口」をkintone上に構築します。保護者は名前を出さない方法も選べ、安心して相談できます。相談内容はデータとしてまとめられるため、これまで寄せられた他の方の相談や解決事例も調べることができます。学校や専門家とつながることで、お子さまやご家庭に合ったアドバイスが受けられます。そのため、不登校の初期段階における保護者が早く安心できるサポートにつながります。

2|フリースクールや支援団体と学校がもっとつながる新しい仕組み

フリースクールや支援団体と学校がもっとつながる新しい仕組み

保護者のメリット

  • お子さまの活動の様子がすぐにわかり、家庭での関わり方のヒントが得られる

  • 学校へも情報が共有され、連絡や書類作成の手間が減る

  • フリースクールや支援団体での出席状況が学校側へ共有される

  • 助成金の申請や成果報告がスムーズになり、子どものサポートに集中できる

概要

フリースクールや支援団体での活動記録をkintoneで一元管理し、学校側と自動で共有する仕組みを構築します。保護者はお子さまの日々の活動や成長をリアルタイムで把握でき、家庭での関わり方に生かせます。学校側には活動記録や出席状況が直接共有されるため、従来必要だった連絡や書類作成の負担が軽減されます。さらに、この情報は助成金の申請や成果報告にも活用でき、関係者が本来の支援業務に集中できる環境を実現します。なお、これらの一部はすでに「サイボウズの楽校」などで活用されています。

今後の展望

そでらぼでは、今回の提案を自治体や教育現場で活用できるよう、今秋にkintoneアプリパックの提供を予定しています。また、実証実験の場として、サイボウズが運営するフリースクール「サイボウズの楽校」でも活用し、現場での改善を重ねていきます。

今後もそでらぼは、自治体・教育機関・企業・地域社会と連携し、保護者が孤立せず子どもと向き合える環境づくりに貢献していきます。

▼サイボウズ そでらぼ 政策提案ページ

https://cybozu.co.jp/sodelab/survey/

▼サイボウズの楽校について

https://cybozu.co.jp/gakkou/

▼ソーシャルデザインラボについて

サイボウズ株式会社

私たちソーシャルデザインラボ(そでらぼ)は、「チームワークあふれる社会づくり」を目指し、サイボウズ流のチームワークで多様な社会課題に向き合う実験的な取り組み(育苗実験)を行っています。政策提言や現場実装を通じ、政府・自治体・企業との協働による社会変革を推進します。

https://cybozu.co.jp/sodelab/

▼本件に関するお問い合わせ

サイボウズ株式会社 ソーシャルデザインラボ(そでらぼ)

Webフォーム:https://cybozu.co.jp/sodelab/contact/


※引用について:

本提案に関する内容を引用いただく際は、出所の明記をお願いします。

例)サイボウズ ソーシャルデザインラボ「不登校支援に関する政策提案」

※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれていることがあります。個別の商標・著作物に関する注記については、こちらをご参照ください。

http://cybozu.co.jp/company/copyright/other_companies_trademark.html

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月19日 15時00分)

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