株式会社坐漁荘（本社：静岡県伊東市、代表取締役：許勢永）が伊東市浮山温泉郷で運営する温泉旅館「ABBA RESORTS IZU-坐漁荘（アバリゾーツ イズ ザギョソウ）」は、伊豆の豊かな自然と地域資源を活かした料理を追求する中で、株式会社天城の森工房が推進する、環境再生型GX農業によって育てられた菊芋を使用した『癒しの菊芋パウンドケーキ』を開発しました。

環境再生型農業が育む、命の循環から生まれた菊芋

環境再生型GX農業は、林地に放置された剪定枝や支障木などの廃棄バイオマスを炭化し、耕作放棄地に施用することで土壌を再生する取り組みです。炭素を土壌に固定することでCO₂の排出を抑え、気候変動対策にも貢献。こうした農地では、農薬や化学肥料を一切使わず、微生物が豊かに息づく“生きた土壌”の中で、菊芋が本来の生命力を発揮します。

この菊芋をパウダー状に加工することで、保存性が高まり、焼き菓子としての可能性が広がりました。主成分である水溶性食物繊維「イヌリン」は、糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑える効果が期待されるほか、腸内環境の改善にも寄与。健康志向の方にも安心して楽しんでいただける、機能性と美味しさを兼ね備えた素材です。

素材と製法へのこだわりが生む、やさしさと深み

『癒しの菊芋パウンドケーキ』は、素材選びから製法まで、細部にわたってこだわり抜かれた一品です。菊芋パウダーの吸湿性を活かし、砂糖の使用量を抑えながらも、しっとりとした食感と上品な甘みを実現。焼き時間や素材のバランスを丁寧に調整することで、保湿性と風味の両立を追求しました。

使用する卵は、南伊豆の漁師町で魚のアラや柑橘、おからなどを使った自家飼料で育てられた平飼い卵。アニマルウェルフェアにも配慮した、持続可能な素材選びがなされています。さらに、グレーズには伊豆・戸田地区の伝統製法で作られた塩を使用し、菊芋の滋味深い風味を引き立てています。

こうした取り組みが高く評価され、『癒しの菊芋パウンドケーキ』は2025年、「料理マスターズブランド」に認定されました。これは、地域の一次産品を活かした優れた加工品に贈られる栄誉であり、本商品が持つ“健康・美味しさ・環境貢献”という価値が、プロの料理人たちにも認められた証です。

料理マスターズブランド認定コンテスト紹介

「料理マスターズブランド認定コンテスト」は、農林水産省後援のもと、日本を代表する料理人たちが、地域の一次産品を活かした加工品を審査・認定する全国規模のコンテストです。認定品は、食のプロによるアドバイスを受け、さらなる商品価値の向上が期待されます。

本商品『癒しの菊芋パウンドケーキ』は、2025年6月22日に開催された同コンテストにて応募され、プロの料理人による審査を受けました。

癒しの菊芋パウンドケーキ（いやしのきくいもぱうんどけーき）

株式会社坐漁荘

所在地：静岡県伊東市八幡野1741
代表取締役：許勢永
設立：1968年2月14日
事業内容：旅館業
TEL：0557-53-1170
会社HP：https://zagyosoh.com/company/
Instagram：https://www.instagram.com/abba_resorts_izu_zagyosoh/
Facebook：https://www.facebook.com/ABBA.RESORTS.IZU.ZAGYOSOH/

出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年8月20日 10時30分）