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【摂南大学】大阪・関西万博 常翔学園が誇る約20の最先端研究を一挙大公開!「大学の智がとびらを開く -未来社会の可能性-」に参加

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学校法人常翔学園

~低カリウムメロンや光合成建築など最先端研究と未来技術で来場者から高評価~

 摂南大学(学長:久保 康之)は、8月19日に、大阪・関西万博会場内大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで開催されたイベント「大学の智がとびらを開く -未来社会の可能性-」に参加しました。常翔学園設置各大学(摂南大学、大阪工業大学、広島国際大学)と常翔学園中学校・高等学校、常翔啓光学園中学校・高等学校が合同で実施した本イベントには、多くの来場者が訪れ、最先端研究の成果発表やデモンストレーション、体験を通じて、未来社会の可能性を感じていただきました。

【本件のポイント】

●常翔学園設置各校が合同で約20の最先端研究を一挙公開

●摂南大学は「腎臓病患者向け低カリウムメロン」や「光合成建築」など
 6つの注目研究テーマを発表し来場者からも高評価

●多くの来場者が最先端技術を体験し、未来社会への関心が高まる

■イベント概要

イベント名 :大学の智がとびらを開く-未来社会の可能性-

日時    :2025年8月19日(火)10:00~17:10

開催場所  :大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ(大阪市此花区夢洲)

参加学校  :摂南大学、大阪工業大学、広島国際大学、

       常翔学園中学校・高等学校、常翔啓光学園中学校・高等学校

■摂南大学による主な展示・発表内容

【ステージ企画】

▼ショートトーク「プラネタリーヘルスと未来のワイン産業」

 農学部では、高田清文客員教授、応用生物科学科の椎名隆教授がショートトーク「プラネタリーヘルスと未来のワイン産業」を実施しました。地球温暖化の進行に伴う農業・食の変化について語り、ワインの生産に与える影響など、身近なテーマから地球環境問題を考える機会を提供しました。来場者からは「地球温暖化といった気候変動が身近な食べ物の生産現場に大きな影響を与えていることをよく理解できた」「ワイン好きとして、環境問題を考える重要性を認識した」との反響がありました。

【体験型展示企画】

▼健康チェック

 看護学部・薬学部・農学部が健康チェック体験を実施しました。体組成、骨密度、ヘモグロビン、握力、酸素飽和度の測定を学生がサポートしながら行い、来場者の健康意識向上に貢献しました。多くの家族連れが参加し、「学生さんが丁寧に説明してくれて、自分の健康状態がよくわかった」と好評でした。

▼すももちゃんサイダーの紹介と販売

 農学部食品栄養学科が「すももちゃんサイダー」を紹介・販売しました。摂南大学が位置する枚方市は「すもも団地」と呼ばれるほど、すももの生産が盛んな地域です。摂南大学と枚方市、すもも農園「山口農園」の共同で、生産量府内一である枚方市杉地区のすももを使用した「すももちゃんサイダー」。当日は来場者向けに販売し、来場者を前に開発に携わった学生が開発経緯等を紹介しました。「すももちゃんサイダー」を実際に飲んだ来場者からは「甘くて美味しい」「地域の特産品を活用した素晴らしい取り組み」といった反響がありました。

▼腎臓病患者向け低カリウムメロンの紹介

 農学部農業生産学科が「低カリウムメロン」の研究成果を紹介しました。慢性腎臓病(CKD)患者数が推定2,000万人(成人の5人に1人)*とされる中、これまで摂取困難だったメロンを透析患者でも安心して食べられるよう開発した画期的な研究です。医療関係者を含む多くの来場者が関心を示し、「サプリメントのような、栄養補充のために別途摂取するものが多かったが、今まで食べてきた食生活を変えずに摂取できるのはとても良い取り組みだと思う」との声が寄せられました。

*一般社団法人日本腎臓学会CKD診療ガイド2024

https://cdn.jsn.or.jp/medic/guideline/pdf/guide/viewer.html?file=1-178_v2.pdf

【展示型企画】

▼「光合成建築」プロトタイプパネルの展示

 住環境デザイン学科の川上比奈子教授と理工学部生命科学科の松尾康光教授および瀬溝人生助教による「光合成建築」の研究成果を展示しました。「光合成建築」とは植物や藻類の光合成で発電する「光バイオ燃料電池」を屋根や壁といった建材として建物の一部に活用することで、建物そのものがエネルギーを生み出すという建築構想です。当日は光合成で発電したエネルギーを使って、まるで建築が呼吸しているかのように緑陰の心地よさを実現するデモンストレーションを行い、多くの来場者が足を止めて見入っていました。住環境デザイン学科への進学を考えている来場者からは「実際に大学の先生から説明を受け、その場で質問もできたため、大変勉強になった」といった声をいただきました。

【終日展示企画】

▼移動薬草園・農場展示

 薬学部・農学部が「摂大薬草園・農場」の出張展示をステージ・ブース周辺に常設、展示しました。

■来場者の反応

 来場者からは「ここまで多くの研究を知る機会は少ないので、とても面白かった」「学生主体で社会的意義のある活動を様々行っており、感銘を受けた」「志願している学部の先生から直接話を聞くことができたので、大学への期待が高まった」といった声が寄せられました。特に健康に関する研究への関心が高く、実際に体験できるブースには長い列ができていました。

■学生・教員のコメント

 参加した学生からは「万博という世界的な舞台で自分たちの研究を発表できたことは、学生生活の中でも最も貴重な体験となった。来場者の皆さまから直接いただいた反応や質問を通じて、研究の社会的意義を肌で感じることができ、今後の学習への意欲がさらに高まった」「万博という一生に一度の機会に学生として参加できたことを嬉しく思う。異なる分野の研究に触れ、多様な来場者と交流することで、視野が大きく広がった。この経験を今後の研究活動や将来のキャリアに必ず活かしていきたい」との声がありました。

 また、教員からは「このような革新的なアイデアや技術を次世代に継承していくことの重要性を改めて実感した。教員が学生に伝え、学生がさらに未来へ受け継いでいく、そんな知識の循環を体現できる貴重な機会となった」「万博は生涯でもう二度と経験できない可能性が高い歴史的なイベント。学生たちと一緒にこの舞台に立てたことは、教員として最高の喜びであり、これ以上幸せなことはない」とのコメントがありました。

■今後の展望

 今回の万博への出展を通して、大学として研究成果を広く社会に発信することの重要性を改めて実感しました。特に「低カリウムメロン」や「光合成建築」などの研究に対する来場者の高い関心と期待の声を受け、今後はさらなる実用化に向けた研究開発を加速させていく予定です。

 また、学生にとっても自分たちの学びや研究が社会にどのような価値をもたらすかを実感できる貴重な機会となりました。今回の経験を活かし、今後も地域社会や産業界との連携を深めながら、「人間力と実践的能力をもち、多様な人々と協働して社会に貢献できる人材を育成する」という本学の教育理念のもと、社会課題の解決に貢献する研究と教育に取り組んでまいります。

 さらに、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に応えるべく、ヘルスケア分野をはじめとした様々な領域で、持続可能な社会の実現に向けた研究活動を推進してまいります。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月20日 16時00分)

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