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4割の人が、身近な相談相手が不在。「相談機会格差」の実態が明らかに。

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株式会社ATOMica

ATOMica、全国7,000人規模の「頼り頼られる関係性に関する全国調査 2025」を実施。身近な相談相手の有無に都市・地方間での有意差は見られず、孤立のリスクは全国共通

 「頼り頼られる関係性を増やす。」というミッションを掲げる株式会社ATOMica(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役Co-CEO:嶋田 瑞生、南原一輝、以下 ATOMica)は、人と人のつながりがもたらす便益やその実態について明らかにするための調査として、全国の10代から60代までの男女7,000人を対象とした「頼り頼られる関係性に関する全国調査 2025」を実施しました。

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【調査サマリー】

◾️「相談機会格差」の存在が浮き彫りに。孤立のリスクは全国共通。

・4割の人が、「身近な相談相手がいない」ことが判明。

・「身近な相談相手がいない」人の割合について、都市と地方間で有意な差は見られず、孤立のリスクは全国共通であることも示唆された。

◾️人とのつながりの希薄さの実態

・4割以上の人が「コミュニティに未所属」、3人に1人以上が「人生を変えた出会いの経験がない」ことも判明。

◾️半数以上の人が「やりたいことを行動に移せていない」

・過半数の人が、「やりたいことを行動に移せていない」「やりたいことがない」と回答。

◾️「相談機会格差」は「行動格差」につながる

・「身近に相談相手がいる」人は、いない人に比べて、「やりたいことを行動に移している」割合が2.2倍高いことが明らかに。相談相手の存在が行動を後押しすることが示唆された。

◾️行動を起こすことと、人とのつながりの相関

・「やりたいことを行動に移している」人ほど、「コミュニティ所属数」や「人生を変えた出会いの数」が多い傾向が見られた。

◾️相談機会を生む土壌となる「雑談」

・他者との雑談頻度が高い人ほど、悩みや本音を相談できる相手がいる傾向が見られた。

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◾️ATOMica 代表取締役Co-CEO 嶋田瑞生コメント

 今回の「頼り頼られる関係性に関する全国調査 2025」で、首都圏・地域を問わず全国に「相談機会格差」が存在することが示唆されました。本結果は、ある意味「そりゃそうだ」と感じられるデータでもありますが、「直感的・体験的にそうだろう」と思われていたことを7,000名の方々の回答を通じて数字で再確認できたことは、大きな意義があることだと考えています。 そしてこの結果は、当社ミッションである「頼り頼られる関係性を増やす」仕組みの必要性を、改めて強く実感させるものとなりました。

 私たちATOMicaは、この「相談機会格差」を埋め、誰もが行動を後押しし合える関係性を築くために、これからも全国で多様な人と人が交わる場と仕組みをつくり続けます。この格差を解消する鍵は、「人と人」「人と機会」を結び続ける存在であるコミュニティマネージャーにあると考えています。だからこそ、首都圏・地域を問わず、全国でコミュニティマネージャーが活躍する拠点のプロデュースをさらに推進することで、誰もが誰かを頼り、行動しやすい社会の実現を目指していきます。

 本リリースでは、「頼り頼られる関係性に関する全国調査2025」の調査結果の一部をご紹介します。

目次

◾️現代日本の「相談機会格差」

◾️4割の人が、身近な相談相手が不在

 全国7,000人への調査の結果、4割の人が身近な相談相手が不在であるという、「相談機会格差」とも言える状況が浮き彫りになりました。

・【図】4割の人が、身近な相談相手が不在

◾️「相談機会格差」は全国共通の課題

 また、「相談相手がいない」と答えた人の割合に、都市と地方で有意な差は見られませんでした。この結果から、孤立のリスクは全国共通であることが示唆されています。

・【図】都市圏とそれ以外の「相談相手がいない」人の割合の比較

◾️人とのつながりの希薄さの実態

 また、4割以上の人がコミュニティに未所属、3人に1人以上が「人生を変えた出会い」の経験がないことも判明しました。

・【図】4割以上の人が、コミュニティ未所属

・【図】3人に1人以上が、「人生を変えた出会い」の経験なし(0回)

◾️半数以上の人が、やりたいことを行動に移せていない。

 また、半数以上の人が、「本当にやりたいこと/挑戦したいことを行動に移せていない」ことが明らかになりました。

・【図】やりたいことの実現状況

◾️「相談機会格差」は「行動格差」につながる

 さらに、相談相手の存在が、個人が「やりたいことを行動に移す」上で大きな影響を与えていることが明らかになりました。

◾️相談相手がいる人は、いない人の2.2倍、やりたいことを行動に移している。

 相談相手がいる人ほど、やりたいことを実際に行動に移している割合が高く、いない人と比べて2.2倍の差が生まれていることが判明しました。

・【図】相談相手の有無による、やりたいことの実現格差

 また、それぞれの属性をより詳しく分析した結果が下記のグラフです。

・【図】相談相手の有無とやりたいことの実現状況

 相談相手がいる人の約60%は、やりたいことを実際に行動に移しています。一方で、相談相手がいない人では、「やりたいと思っても行動に移せない」「そもそもやりたいことがない」と答えた人が約70%にのぼり、両者の間にははっきりとした違いが見られます。これらの差から、誰かに本音を打ち明け思考や気持ちを整理できる環境が、実際に行動を起こす後押しとなっていることが示唆されています。

◾️行動を起こすことと、人とのつながりの相関

◾️やりたいことを行動に移している人ほど、コミュニティ所属数が多い

 加えて、やりたいことを行動に移している人ほど、所属しているコミュニティの数が多い傾向が確認されました。複数のコミュニティに関わることで、情報や刺激を得やすくなり、背中を押してくれる人との出会いも増えるため、行動に移しやすくなると考えられます。

・【図】やりたいことの実現状況とコミュニティ所属数の関係

 特に、所属するコミュニティがまったくない(0個)の人は、やりたいことを実現できている割合が最も低いことも明らかになりました。相談できる相手や共に活動する仲間がいない状況は、新たな行動への一歩を踏み出す機会を大きく制限していると考えられます。

◾️やりたいことを行動に移している人ほど、人生を変えた出会いが多い

 さらに、やりたいことを行動に移している人ほど、「人生を変えた出会い」の経験回数が多い傾向も確認されました。このことから、人が行動を起こすことの裏側には、背中を押してくれるような出会いがあると考えられます。

・【図】やりたいことの実現状況と人生を変えた出会いの数の関係

◾️相談機会を生む土壌となる「雑談」

◾️他者との雑談頻度が高い人ほど、悩みや本音を相談できる相手がいる

 他者との雑談頻度が多い人ほど、相談相手が「いる」傾向にあることも確認されました。雑談は、悩みや本音を相談できる関係性を築く前の段階にある行為であり、何気ない対話の積み重ねが、困ったときに声をかけられる信頼の基盤を育てていると考えられます。

・【図】雑談頻度と相談相手の有無の関係

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 これらの調査結果により、現代日本には、地方や都市を問わず全国で「相談機会格差」と言える状況が存在していることが浮き彫りとなりました。またその格差が、一人ひとりがやりたいことを行動に移せるか否かに影響していることなどが示唆されました。

◾️調査概要

・調査名:頼り頼られる関係性に関する全国調査 2025

・調査主体:株式会社ATOMica

・調査期間:2025年7月

・調査対象:全国の10代~60代の男女

・調査方法:インターネット調査

・調査機関:株式会社クロス・マーケティング

・サンプル数:7,000サンプル

・本プレスリリースの調査データをご活用いただく際は、「株式会社ATOMica調べ」と記載いただくようお願いいたします。

◾️株式会社ATOMicaについて

株式会社ATOMica(読み:アトミカ)は、ソーシャルコワーキング®事業を全国で展開するスタートアップ企業。あらゆる願いに寄り添い、人と人を結び続けるために、企業や自治体、大学や地域をはじめとする多種多様なステークホルダーが保有する場に対して、コワーキング施設をゼロからプロデュース・運営。場所としてのコワーキングスペースの枠を超え、出会いや交流、共創を持続的に生み出すためのコミュニティづくり、街づくりを行なう。現在、全国で50以上の施設(※)を運営している。

※2025年8月時点

【会社概要】

社名:株式会社ATOMica(アトミカ)

設立:2019年4月5日

代表者:代表取締役Co-CEO 嶋田 瑞生、南原 一輝

所在地:東京都中央区日本橋1-4-1日本橋一丁目三井ビルディング5階 THE E.A.S.T. 日本橋一丁目(東京オフィス)

事業概要:コワーキングスペースの立ち上げ・運営支援、産学協同プロジェクトの企画・運営、コミュニティを通じたDX/CX領域の人材育成とマッチングをはじめとするソーシャルコワーキング®事業

コーポレートWEBサイト:https://atomica.co.jp

コミュニティマネージャー特設WEBサイト:https://atomica-communitymanager.com

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◾️コミュニティマネージャー募集

 現在、ATOMicaでは、「コミュニティマネージャー」職を積極的に募集しています。コミュニティマネージャーとは、あらゆる組織や地域において、頼り頼られる関係性を増やしていくために、あの手この手で人と人の関係性を結び続けるプロフェッショナルです。コワーキングスペースのみならず、インキュベーション施設や大学、オフィスなど、ATOMicaが運営するすべての施設に常駐しています。

 その仕事は、施設の利用者同士を結ぶこともあれば、時にはコミュニティマネージャー同士が連携し、地域を横断して人や企業を結ぶことも。その領域は、企業と学生を結ぶ採用支援、企業と地域を結ぶ企業誘致のほか、創業支援や商品開発、探究学習などへと広がっています。

 ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

・コミュニティマネージャー採用WEBサイト:https://atomica-communitymanager.com

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◾️共創パートナー募集

 ATOMicaでは現在、全国各地でソーシャルコワーキング®事業を共に推進していく、企業・学校・自治体の皆さまを募集しています。私たちはこれまで、地域特性やパートナー様の目的に寄り添いながら、コミュニティマネージャーの派遣・常駐を軸に、コワーキングスペースの企画から運営までを一括で受託し、人と人を結ぶコミュニティづくり・街づくりを担ってきました。

「地域の人が集うコワーキングを育てたい」

「関係人口を生み出せるような仕掛けがほしい」

「大学内に共創空間をつくりたい」

「社内のコミュニティを活性化させたい」

 そんな想いがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

・お問い合わせフォーム:https://atomica.co.jp/contact

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月21日 13時10分)

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