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かどや製油 TICADでアフリカの“ごま”サステナビリティ推進へ  IFAD  Olam Agri MCアグリアライアンスとごまの持続的なサプライチェーン構築に関するLOI(意向表明書)を締結

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かどや製油株式会社

小豆島で創業 167年の歴史を持つごま専業メーカー「かどや製油」アフリカの小規模農家の支援と安定調達を強化

 かどや製油株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北川 淳一、以下「かどや製油」)は、2025年8⽉20日(水)~22日(金)にパシフィコ横浜で開催されている「第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)」において、環境持続可能性への配慮と生産性/品質改善等に係る支援を通じたナイジェリアの小規模農家の生計向上を目指し「国際農業開発基金(IFAD)」、「Olam Agri」、「MCアグリアライアンス」とパートナーシップを締結するLOI(意向表明書)を締結しました。

左から3番目が当社久米会長      ※経済産業省提供
左から、三菱商事 フード&ウエルネス事業本部長 松尾康顕氏、MCアグリアライアンス 浦野正義氏、当社北川淳一社長、IFAD アルバロ・ラリオ総裁、当社久米敦司会長、Olam Agri Sanjeev・Sharma氏      ※LOI締結の様子

<LOI締結の背景>

 日本は、ごま種子の約100%を海外からの輸入に依存しており、その中でもナイジェリアは長年にわたり最大の輸出国として、日本の食文化を支えてきました。しかし、ナイジェリアでは天候異変やインフラの課題により生産量が不安定になりやすく、加えて貧困などの社会課題も深刻です。一方、ごま油の需要は、近年、米国をはじめとする世界各国で拡大を続けており、今後もさらなる成長が見込まれる重要な市場です。 

 このような背景から、ナイジェリアは当社のごま油の安定供給を支える最重要パートナーであると位置づけています。 そして、持続可能なサプライチェーンを築くためには、農家の生活の安定と意欲の向上が不可欠です。農家の方々が安心して高品質なごまを栽培できる環境を整えることは、結果として、日本の食卓に届くごま油の品質と安定供給を守ることにつながります。

 当社は、次の167年も、安心・安全で美味しいごま油で世界中の皆様を健康で笑顔にするために、IFAD/Olam Agri/MCアグリアライアンスと連携し、ナイジェリアの小農家がごま栽培における生産性と品質を高める取り組みを支援し、農家の生計向上と地域社会の発展、サプライチェーン全体の持続可能性を高めていく考えです。

【参考情報】

■国際農業開発基金(IFAD)

国連の専門機関の一つとして、1977年に発足した国際金融機関。農村における貧困削減と食料安全保障を目標とし、農村開発事業に必要な資金の融資を実施しています。 

https://www.ifad.org/documents/38714170/39211820/IFAD+AT+A+GLANCE_J.pdf/

■Olam Agri

世界の食料・飼料・繊維分野において、持続可能な未来を牽引するグローバルアグリビジネスのリーダーです。2024年には4,510万トンの取扱量を記録し、年間5,000万トン規模の穀物等を1万以上の顧客に供給。売上高は約3.5兆円に達し、世界規模で巨大なアグリプラットフォームを構築しています。さらに、小規模農家とのネットワーク構築にも注力しており、地域社会の持続可能な繁栄と食料安全保障の実現に貢献。農業コミュニティとの長期的なパートナーシップを築くことで、現地の力を引き出す支援体制を整えています。特にナイジェリアにおいては、同国の農業発展と食料供給体制の強化において中心的な役割を果たしています。30カ国以上に展開する64拠点の集荷・加工・製造施設と、10,000人以上の従業員による堅固なインフラを活かし、現地農業と世界市場を効率的につなぐ独自のビジネスモデルを確立しています。

https://www.olamagri.com/

■MCアグリアライアンス

三菱商事株式会社とOlam Internationalによる合弁企業。コーヒー・ココア・ごま等の輸入販売を手掛けています。

https://mc-agrialliance.com/

【かどや製油株式会社について】

安政5年(1858年)、瀬戸内海の小豆島に加登屋製油所として創業以来、167年にわたりごま一筋で商品を作り続けてきたごま専業メーカーです。香り高く味わい深い「純正ごま油」は、伝統の味として世界の食卓に届けてまいりました。海外ごま油売上高は2007年の17億円から2024年には86億円へと約5倍に拡大。日本のみならず 米国ごま油市場でもNo.1シェアを有しています。本年4⽉には研究開発本部を新設、脱脂ごま(搾りかす)の食品利用に向けた研究・開発にも取り組んでいます。

パーパスである「ごまの価値を極限まで高めることで世界に貢献する」のもと、農家・生活者・株主・行政・従業員等、全てのステークホルダーの皆様に当社のファンになって頂き、共に企業価値を向上させる「ファンベース経営」を実践する方針を掲げています。

※インテージSRI+ごま油市場ブランド累計販売金額(日本) 2024年4⽉~2025年3⽉

会社概要

社名:かどや製油株式会社

本社所在地:東京都品川区北品川5丁目1番18号 住友不動産大崎ツインビル東館 4F

代表者:代表取締役社⻑ 北川 淳一

創業: 安政5年(1858年)

事業内容:ごま油、⾷品ごま等の製造販売

年間売上⾼:39,450百万円(連結)(2025年3月)

公式ホームページ:https://www.kadoya.com/

café & izakaya「goma to(ゴマト)」:https://www.kadoya.com/gomato/

ファンコミュニティサイト「ごまラボ」:https://goma-lab.kadoya.com

公式X:https://x.com/kadoya_seiyu

公式Instagram:https://www.instagram.com/kadoya_seiyu/

公式Facebook:https://www.facebook.com/kadoyaseiyu.goma/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月22日 16時39分)

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