南陽市役所
高校生発、南陽市を満喫するバスツアー!芋煮と特製おにぎりのランチ&温泉街シールラリー、そして高校生の温かいおもてなしが待っています
【山形県南陽市わくわくバスツアーとは?】
山形県立南陽高等学校と南陽市役所が協同で立ち上げた「南陽高校市役所部」では、南陽市の観光地を巡る旅行商品の造成プロジェクトに取り組んでいたが、ツアー企画がこのほど完成。高校生が1から企画し、当日の案内も実施するバスツアー(受注型企画旅行)の募集を開始した。
ツアー実施日は、令和7年10月12日(日)で、定員は20名(先着制)。募集期間は、令和7年8月1日(金)から令和7年9月30日(火)まで。

ツアーでは南陽市の魅力を体感できる内容を企画し、民話「鶴の恩返し」を伝承している夕鶴の里資料館や”東北の伊勢”熊野大社を巡る。ランチでは山形名物芋煮や市役所部がプロデュースしたおにぎりを楽しんでいただく。また、市内の革製品業者宮城興業㈱、熊野大社とコラボしたオリジナルお守りをお渡しする。赤湯温泉街ではシールラリーを実施予定。参加者が温泉街のお店や施設を周り条件を達成するとシールが手渡される。特典としてお土産券を配布する。
日時:令和7年10月12日(日)
集合:シェルターなんようホール(南陽市文化会館)
10時受付開始、10時30分集合完了
料金:6500円
申込:日本ツーリスト山形(☎0238-47-2134)
定員:先着20名(最少催行人数15名)
関連公式HP http://www.city.nanyo.yamagata.jp/siyakusyobu/6167
【南陽高校市役所部とは?】
探究学習授業「総合的な探究の時間」で地域のことを学んだ生徒たちの「自分たちが企画提案したまちづくりや情報発信などを実際にやってみたい」という発意を受けて、高校生の豊かな発想と思考を考えただけで終わりにはせず、“実践する”継続的な活動の仕組みが必要であると気づいたことが発足のきっかけ。
令和2年12月に学校の部活動の名称を仮想的に模して、山形県立南陽高等学校と南陽市役所が協同で立ち上げた。活動の中で地域の魅力を発見するとともに課題を見出し、課題解決に向けて部員同士で協力しながら企画実践することで、地域貢献力、コミュニケーション力、課題解決力を養うことを目的としている。現在、第5期21名(旅行商品プロジェクトは9名)が活動している。
地域への探究を深めながらまちづくりの自由なアイデアを出し合い、企画の実践を通して高校生の視点によるまちづくりを目指し、SNSでの情報発信に加えて企画の立案、実践を行う。
第1期ではジェラート開発プロジェクトを実施した。第2期ではカフェマップ制作プロジェクトを実施。第3期では、スイーツ・スムージー開発プロジェクトを実施し、屋台市や市内カフェでの販売を行った。第4期では廃棄食材活用プロジェクトを実施。市内の事業所から廃棄食材を提供いただき、それをもとにスイーツを制作、販売した。
第5期では、おにぎりプロジェクトと旅行商品造成プロジェクトの2班に分かれて活動している。
【旅行商品造成プロジェクト取組経過】
コロナ禍以前の観光客数に戻らず、市内の観光資源をPRする必要性を感じたことを背景に、市外、県外の方がバスツアーを通して南陽市を楽しんでもらい最大限に魅力を感じてもらうことを目的とし企画。
㈱日本ツーリスト山形様にご協力いただき、受注型企画旅行として市外、県外在住の60代~70代の方をメインターゲットに設定し、首都圏や隣県を中心に募集活動を実施している。活動変遷は以下の通り。
令和6年
11月 旅行商品の造成に取り組むことを決定
12月 ㈱日本ツーリスト山形様に協力要請
令和7年
3月 熊野大社フィールドワーク、赤湯温泉街視察を実施
4月 宮城興業㈱へお守りの制作コラボ依頼
赤湯温泉街の各店舗・施設へシールラリーへの協力要請
5月 夕鶴の里資料館、熊野大社でフィールドワーク
6月 南陽市役所南陽高校応援部との交流でブラッシュアップ
7月 宮城興業㈱でお守りデザイン打合せ、組紐制作、夕鶴の里資料館で打合せ
8月 ツアー公募開始、熊野大社打合せ