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JPR東条デポに新棟竣工、需要が高まるレンタルパレットの供給ネットワークを強化

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日本パレットレンタル株式会社

日本パレットレンタル株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 二村篤志 以下、JPR)は、同社の主要パレット供給拠点である「JPR東条デポ」で、3号棟建設工事を竣工しました。

JPRは、「物流2024年問題」を背景に増加するパレット需要に対応するため、供給体制の強化に取り組んでいます。JPR東条デポは、全国約60カ所のパレットデポネットワークの要となる中核デポで、今般の機能強化によって、関西地区および、より広域のパレット供給の安定性が向上します。JPRは企業の持続可能な物流の構築に向けた取り組みを安定したパレットの供給で支えていきます。

JPR東条デポ(俯瞰図。向かって左の建物が今回竣工した3号棟)
竣工した3号棟
目次

●JPR東条デポの概要

JPRはレンタルパレットの供給・保管・整備の拠点である「デポ」を全国に約60カ所に配置しています。このうちJPR東条デポは、関西地域の企業へのパレットの供給・回収のみならず、より広域のデポネットワークにおいて中核的機能を果たしています。

JPR東条デポは、無人フォークリフト、RFIDによる整備履歴の記録、画像による検査設備(※)等を他のデポに先駆けて試験導入するなど、パイロットデポとしても機能しているほか、消費する電力の一部を太陽光発電で賄うなど環境にも配慮しています。

今般の3号棟竣工によって、特に強化されたのが1日に入出庫可能なトラックの台数です。これにより広域の入庫、出庫を増やすことが可能になり、従来発生していた中継輸送を削減することで、車両の効率的運用にも効果を発揮します。

※:3号棟では導入計画中

(JPR東条デポデータ)

住所:兵庫県加東市南山6-9-3

拡張前

拡張後(3号棟竣工後)

倉庫面積

14,752㎡

18,055㎡

倉庫内の様子
RFID(電子タグ)により洗浄履歴を記録
稼働を待つ無人フォークリフト
消費する電力の一部を太陽光発電で賄う

●供給体制強化の背景

物流業界では、トラックドライバー不足が深刻化しています(「物流2024年問題」)。ドライバーが不足している理由の一つは労働時間の長さで、ドライバーが手作業で商品の積み降ろしを行うために生じる「荷役時間」、他の車両の作業を待つ「待機時間」がその要因とされています。多くの荷主企業は、自社製品を輸送するためのトラックの確保(集車)の安定性を維持するため、レンタルパレットを導入しドライバーの負担軽減に取り組んでいます。

2024年度に利用企業に供給したレンタルパレットの枚数は前年度比+5.8%の約5,309万枚となり、過去最高となりました。

JPRレンタルパレット年間供給枚数(単位:万枚)

●JPRレンタルパレットサービス

パレットは、荷役作業を機械化し、トラックドライバーの肉体的負荷や、長時間労働を解消する道具です。大型トラックの荷物の積み下ろしにかかる時間は手荷役の場合1.5時間から2時間以上かかることも珍しくありませんが、パレット化すると約1/4に短縮されます。この効果を得るためには、パレットを個々の企業が所有するのではなく、産業界で共有する必要があります。

JPRは、日本の標準規格パレットを各企業に代って保有し、レンタル方式で供給したうえ、パレットの着地である卸売業やスーパー、コンビニ等といった小売業の物流センター等から、使用後の空パレットを回収するネットワークを全国で展開しています(「共同回収システム」)。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月25日 14時00分)

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