株式会社メルカリ
〜専門家が“無理なく手軽に”始められる収入アップ術を解説〜

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)が提供する、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」は、長期化する物価高や「103万円の壁」撤廃を背景に、生活者の家計防衛に対する意識や行動がどのように変化しているかを探るため、「物価高時代の節約に関する意識調査(※1)」を実施しました。本調査結果をもとに、報道関係者向けの発表会および取材会を2025年8月22日(金)に東京都渋谷区恵比寿の会場にて開催いたしました。
イベントでは、長期化する物価高を受け、約7割が「節約疲れ」を感じている実態や、支出を減らす「節約」だけでなく、収入を増やすことで家計対策を行う「脱・節約」という新たな潮流が生まれていることを調査データをもとに発表。ゲストとして節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの丸山晴美氏が登壇し、専門家の視点から昨今の生活者心理や家計の変化を解説いただきました。さらに、スキマバイト未経験の一般のお客さまにもご参加いただき、「脱・節約」の新たな一手として実際に「メルカリ ハロ」でのおしごとを行っていただきました。
※1:「メルカリ ハロ」調べ(調査期間:2025年7月25日〜7月28日、調査対象:18〜59歳の男女600人、調査方法:インターネット調査)


■調査および発表会の実施背景
「メルカリ ハロ」が展開するスキマバイト・スポットワーク業界は、この数年で急速な成長を遂げています。スキマバイトの登録会員数は2022年からの3年間で5倍の規模に拡大し(※2)、市場規模は2030年には5兆円に到達すると見込まれています(※3)。
一方で、スキマバイト市場が大きく拡大した2022年4月以降、物価指数は前年同月比2%以上の上昇(※4)を続けています。こうしたことから、メルカリでは市場拡大の背景の一つに、長期化する「物価高」の影響があるのではないかと考えています。
発表会当日の8月22日(金)に発表された消費者物価指数(CPI)は前年同月比から3.1%上昇(※4)。終わりの見えない物価高が人々の意識に影響を与え、行動の変化につながっているのではないかとの仮説のもと、「物価高時代の節約」に関する意識調査を実施しました。
※2:一般社団法人スポットワーク協会調べ (2025年7月1日時点)
※3:メルカリ調べ
※4:総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)7月分」
【調査結果サマリー】
・長引く物価高を受け、1年前と比較して節約を強化した方が約4割(36%)にのぼった一方で、約7割(65%)が「節約疲れ」を実感
・終わりの見えない物価高に対し、家計対策として節約頼みではなく「収入を増やす」選択肢を持ちたい人が約7割。3人に1人(32%)が、収入を増やすことに重きをおく「脱・節約」傾向であることが顕在化
・「103万円の壁」など年収の壁の撤廃・引き上げの動きを受け、これまで「年収の壁」の影響を受けたことがある人のうち、約4割が「働く時間を増やしたい」と、収入を増やす姿勢に意欲的
・今後やってみたい「脱・節約術」として、フリマアプリでの不要品販売や投資を抑えて、「スキマバイト」が約4割で最も支持
・副収入源に求める条件として、「自分の好きなタイミング・都合の良い時間で働ける(50%)」「1日数時間など、短い時間だけでも働ける(49%)」が上位。スキマバイトが副収入源として有効と考える人は約6割
■イベント当日の様子
<「節約の限界」を背景に広がる“攻め”と“守り”の「ハイブリッドな家計志向」>
第一部では、節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの丸山晴美氏が登壇。調査結果をもとに、長期化する物価高と「103万円の壁」見直しの影響がもたらす生活者の行動変容やスキマバイトとの関係性について解説しました。

丸山氏は、「節約疲れの背景には、出口の見えない物価高と上がりにくい賃金がある。2025年は、まさに『生活者が節約を続けることへの限界』がきている年」だと指摘。一方で、「103万円の壁」の見直しが契機となり、支出を減らす「節約」だけに頼るのではなく、収入を増やすことも組み合わせた「ハイブリッドな家計志向」へとシフトしていると解説しました。
さらに、収入増を希望する人の約6割が1ヶ月あたりに希望する収入アップ額として「月3万円以内」と回答したことや、副収入を得る手段に求める条件として「柔軟性 / 短時間 / 安定性 / 両立・併用のしやすさ」が上位にラインクインしたことに触れ、副収入源に求める条件とスキマバイトの特性は合致する点が多く、こうしたことがスキマバイトに期待が集まる背景にあると分析しました。


<キーワードは「すぐに・かんたんに」。“脱・節約”を後押しする「メルカリ ハロ」の特長>
続いて、メルカリ担当者が登壇。実際に「メルカリ ハロ」においても、1ヶ月間で得た平均給与額は約2万円、また、人気の勤務時間も3〜5時間と短く、「無理なく、手軽に収入を増やしたい」と考えているお客さまが多いことを説明しました。
そのうえで、「メルカリ ハロ」では、面接・履歴書不要で最短1時間から勤務可能で短時間の求人が多くあること、また、勤務終了後すぐに給与を受け取れることや、未経験者歓迎求人が8割を占めていることに触れ、「脱・節約」に取り組む第一歩として、スキマバイト初心者の方でも、すぐに・かんたんに始めやすいことを紹介しました。

<スキマバイト未経験者が参加。「物価高時代を乗り切る!初めてのスキマバイト特別講座」を開催>
第二部では、スキマバイト未経験のお客さまを対象に、「物価高時代の家計防衛術」をテーマとしたセミナーを開催。丸山氏が講師を務め、節約に偏らない資産管理の考え方や、複数の収入源を持つことの重要性について解説しました。なかでも、長期化する物価高時代においては、楽しみながら無理なく続けられる収入づくりが大切だと述べ、大きく稼ぐのではなく、スキマ時間を上手に活用しながら、家計の足しになる収入を手軽に得る「ちょい足し」という新たな収入アップ法を提案しました。
セミナーに参加したお客さまの声
物価高の厳しさを感じる中、電気代のように節約が難しい支出もあるため、何かヒントを得たいと思いセミナーに参加しました。子どもが進学して自分の時間ができたので、以前から興味があったスキマバイトで、少しでも手取りを増やせたらと考えています。セミナーに参加したことで、漠然としていた不安が少し解消されました。今後は、趣味の「推し活」イベントに参加するため、週1回程度スキマバイトを始められたらいいなと思います。(40代・パート)
つづいて、「メルカリ ハロ」の使い方をレクチャーする「初めてのメルカリ ハロ教室」も開かれ、メルカリ担当者がアプリの使い方や求人探しのコツをレクチャー。その後、参加者は実際にチラシの仕分け作業を行うスキマバイトに挑戦しました。
スキマバイト参加者の声
・操作方法をひとつひとつ質問しながら、登録・応募・勤務と安心して一連の流れを理解することができた
・普段からフリマアプリの「メルカリ」をよく使っているので、同じアプリの中でスキマバイトの情報が見られることはとても良い
・一緒にスキマバイトに取り組んだ人が、全員初心者だったので、緊張せずにお仕事に挑戦することができた


メルカリはグループミッションに「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を掲げています。「メルカリ ハロ」を通じ、「働く」をより気軽なものにして、一人ひとりが持つ時間やスキルを価値として循環させることで、それぞれの好きなことや、やりたいことの実現の後押しをしてまいります。