一般社団法人El Sistema Connect
2025年9月3日(水)~7日(日) オーストリア・リンツにて
一般社団法人El Sistema Connect(本社:東京都中央区)は、2025年9月3日(水)~7日(日)にオーストリア・リンツにて開催される、メディアアートの権威あるフェスティバル「アルス・エレクトロニカ・フェスティバル2025」で『第九のきせき』のパフォーマンスを披露し、同時に体験型写真展を開催いたします。

【『第九のきせき』パフォーマンス】
『第九のきせき』とは、ベートーヴェンの交響曲第9番“歓喜の歌”を手話の表現で歌う(手歌)サイン隊と声で歌う声隊がともに奏でるパフォーマンスで、2021年から披露してきました。
https://www.youtube.com/watch?v=zx2U-uB0jwg (5 分動画)

このたび、ホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督のコロンえりかが、2025年9月3日(水)19:30からマリエン大聖堂(リンツ新大聖堂)横の野外ステージで開催されるオープニングにて、Linz Sign
Language Choriおよび一般聴衆の手歌を主導します。
声楽アンサンブルCompany of Musicとともに、『欧州の歌(Anthem of Europe)』(ベートーヴェン交響曲第9番第4楽章“歓喜の歌”)を披露。当日は、3,000人を見込む一般参加者に手歌のワークショップを行い、白い手袋をつけて、ステージに加えて一般参加者の方々とともに歓喜の大合唱をいたします。

(参考)英文のフェスティバル概要HPはこちらです。
■コロンえりか/ソプラノ歌手

ベネズエラ出身。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。2019年東京国際声楽コンクールグランプリ優勝。
2020 年キングレコードよりアルバム「BRIDGE」をリリース。国内外のオペラや音楽祭でソリストとして活動を続ける一方、ホワイトハンドコーラスNIPPON の芸術監督として聴覚を含む様々な障がいを持つ子どもたちに音楽を教えている。
一般社団法人 El Sistema Connect 代表理事。駐日ベネズエラ大使夫人。
【『第九のきせき』体験型写真展】
フェスティバル開催期間中、マリエン大聖堂にて『第九のきせき』作品が展示されます。
タイトルは “Visible ‘An die Frede’” (見える『第九』)。この写真展では、手歌を光の軌跡としておさめるという写真家の田頭真理子による斬新なアイディアにより“音楽を可視化する“ことを実現した躍動感溢れる写真が並びます。
■田頭真理子(たがしら・まりこ)/写真家

広島県尾道市出身。写真家立木義浩氏に師事。フリーランスフォトグラファーとして、日本郵便、サントリーなどの企業広告撮影、研究者、経営者、アーティスト、若手政治家の活動プロモーション撮影などコマーシャル撮影、「音楽の友」など取材撮影を手がける。
2017 年「ホワイトハンドコーラス NIPPON」と出会い、聴覚や視覚に障がいを持つこどもたちとの関わりの中で得たインスピレーションによって「第九のきせき」の制作活動を開始。
第 1 回 SDGs 岩佐賞受賞。
<ホワイトハンドコーラスNIPPONについて>
すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。南米ベネズエラで始まった、誰もが平等に音楽教育を受けることができる音楽の社会活動「エルシステマ」の理念に共感して2019年に設立されました。障がいの有無や経済的な状況に関わらず、誰もが無料で参加し、学ぶことができます。2020年に、東京では東京芸術劇場との共同主催事業として、京都では京都女子大学と連携協定を締結しました。手話の表現で歌う(手歌/しゅか)サイン隊と、声で歌う声隊がともに奏でる音楽は、可能性に溢れた未来世代の芸術創造です。
2023年キッズデザイン賞受賞、2024年2月ウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』、2025年3月『第3回やなせたかし文化賞』を受賞しました。(https://elsistemaconnect.or.jp/index.html)
ホームページ:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html
公式instagram:https://www.instagram.com/whcn_official/



