キリンホールディングス株式会社
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志)のパッケージイノベーション研究所(所長 松田明彦)が開発し、「キリン 午後の紅茶」ブランドで2024年から採用されている※1「アイスティーグラスボトル」が、公益社団法人 日本包装技術協会が主催する「2025日本パッケージングコンテスト」にて「適正包装賞」を8月27日(水)に受賞しました。
※1 「キリン 午後の紅茶 ストレートティー/ミルクティー/レモンティー」500mlPET手売り用のみ
キリンビバレッジ株式会社(社長 井上一弘)は、2024年6月18日(火)に「キリン 午後の紅茶 ストレートティー/ミルクティー/レモンティー」をリニューアル発売した際に、紅茶の液色がよりクリアにおいしそうに見えることから、「アイスティーグラスボトル」と命名した新容器を採用しました。
本容器は、「キリン 午後の紅茶」らしいデザイン性を維持しながら、容器強度の確保と持ちやすさ向上、さらに環境負荷低減の貢献を実現しています。
【参考】2024年4月23日リリース 「キリン 午後の紅茶 ストレートティー/ミルクティー/レモンティー」6年ぶりに大刷新!

●受賞概要
・入賞作品:「キリン 午後の紅茶 アイスティーグラスボトル」
・受賞名:「適正包装賞」
・評価のポイント:透明で洗練されたデザインとしながら、機能性・環境配慮・使いやすさのすべてを兼ね備えたボトル設計である点が評価された。
●「アイスティーグラスボトル」の特長
①デザイン性とおいしさの訴求
紅茶の液色をクリアに見せる、ブランドコンセプトの「ダイヤカット」を用いたデザインをボトル肩部と裾部に付与することによって、「キリン 午後の紅茶」らしい透明感や紅茶のおいしさを視認的に訴求した。
②容器強度の確保、持ちやすさ向上
胴部に逆V字形状の「斜めリブ」を設けることで、縦荷重を効果的に分散し、倉庫保管時の変形・座屈を抑制した。また、「斜めリブ」を胴部全体に配置したことで、持ちやすさも向上した。
③環境に配慮した容器包装の設計
従来品の「シュリンクラベル」から「ロールラベル」に変更したことで、ラベル部分のプラスチック使用量を約44%削減した。その一方で、「斜めリブ」を設けながらも、「ロールラベル」のメルト塗布
エリアを確保する設計とした。
「ロールラベル」の採用により、年間約117tのプラスチック使用量の削減、および約849tのGHG※2排出量削減を実現し※3、環境負荷低減に貢献する容器となった。
※2 温室効果ガス
※3 2024年6月~12月の販売実績より当社推計
●「日本パッケージングコンテスト」について
公益社団法人 日本包装技術協会が主催する、日本のパッケージに関する権威あるコンテストです。機
能性、デザイン、環境配慮、使いやすさなど多角的な観点から審査され、優秀な包装技術・製品に各
賞が授与されます。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。