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日本企業の連携力不足を解決する『ヘルプシーキング』を体系化 ―全員マネジメントを推進するNOKIOOが、パナソニック オペレーショナルエクセレンスの挑戦を支援

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株式会社NOKIOO

株式会社NOKIOO(本社:静岡県浜松市、代表取締役:小川 健三)は、84.6%の働き手が必要性を認める「全員マネジメント」の中核要素として「ヘルプシーキング(※1)」を体系化しました。統計調査で裏付けされた「ヘルプシーキングと対話の連携がパフォーマンス・エンゲージメント向上に強く寄与する」知見をもとに、パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社 組織開発推進室(本社:大阪府門真市、代表者:玉置 肇 氏)への支援を通じ、検証を進めるこの取り組みを2025年9月のオンラインセミナーで初公開します。

※1)ヘルプシーキング:“連携”を生み出し「一人であげる以上の成果」を実現すること。周囲に影響しながら価値につなげるビジネススキル。 

目次

調査で示唆:「助けを求められない組織」が日本企業の大きな課題

NOKIOOが2025年6月に実施した全国調査(n=337)では、働き手の84.6%が「役職や職域に関係なくチーム全員がマネジメントに関わり、成果創出に貢献するマネジメントスタイル」の必要性を認める一方、33.2%が実践不足(図1)という深刻なギャップが明らかになりました(※2)。

※2)「マネジメントは管理職の仕事」の限界。これからの働き手が求めるマネジメント観に8割が支持─ NOKIOOが全国調査を実施─

図1

調査で特に注目すべき発見は、全員マネジメントを実現する行動のうち、「助け合い、連携して新しい価値を生み出す行動(=ヘルプシーキング)」と「対話によって信頼を深め、着眼点を増やす行動」が、パフォーマンスとエンゲージメント向上に強い影響を与えることが統計的に明らかになったことです。

特にヘルプシーキングと対話には高い相関関係があり(図2)、ヘルプシーキングを通じた対話の促進が間接的にエンゲージメントにも影響することが示唆されました。 これは「働きやすさの整備」や「個人スキル向上」とは異なる観点であり、組織戦略としてのヘルプシーキングの重要性を裏付ける結果と言えます。

図2

 
しかし、現実には「助けを求める=弱みを見せること」という文化的バイアスにより、多くの日本企業で連携行動が阻害されています。この構造的課題を解決するため、NOKIOOは「ヘルプシーキング」を戦略的な組織施策として体系化しました。 

全員マネジメント7つの行動体系:実務で活かせるスキルとして具現化

NOKIOOが提唱する「全員マネジメント」は、管理職だけでなく全員がチームの成果創出に関わる「新しいマネジメントのかたち」です。その7つの行動体系(図3)の中でも「助け合い、連携して、新しい価値を生み出す」が実際の組織で機能するためには、具体的なスキルと仕組みが必要でした。 

図3

ヘルプシーキングは、この行動体系を現場主導で組織パフォーマンスの向上に繋がる手法として具現化したものです。

  • 心理的安全性の構築:「助けを求める」行為を組織の強さとして再定義

  • 学習文化の醸成:ヘルプシーキングを通じた知識共有と集合知の活用

  • 成果創出の仕組み化:連携行動が事業成果に繋がる構造設計

調査データでは、これらの要素の統合により、従来の「助け合い」概念を超えた戦略的効果が示唆されています。

NOKIOOが支援:ヘルプシーキングで挑むパナソニックの組織変革

パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社は、エンゲージメント調査で明らかになった「関係性」課題の解決に「連携」や「ヘルプシーキング」に着目しています。

NOKIOOは同社に対して、
①ヘルプシーキングをテーマにしたワークショップのコンテンツ開発
②社内勉強会でのヘルプシーキング認知向上のための発信活動
この2つの支援を行いました。

同社のヘルプシーキングを日常の行動として社内に広げてきた挑戦は、多くの日本企業が直面する共通課題への具体的なヒントとなります。 

「日本のチームの景色を変える」戦略的意義

NOKIOOがヘルプシーキングを経営戦略として位置づける理由は、これが以下の構造的課題を同時解決するからです。

  • 管理職の過剰な負担解消:現場の自律的連携により管理負荷を軽減

  • 現場の分断と孤立解決:組織横断的な支援ネットワークの構築

  • 次世代リーダー育成加速:全員が協働的リーダーシップを発揮する環境整備 

調査では、ヘルプシーキングが機能する組織では「現場主導でパフォーマンス向上活動が自然発生する」ことが示唆されており、マネジメント依存からの脱却を実現します。 

セミナー開催概要と今後の展開

2025年9月10日のオンラインセミナー「 “連携し合う組織”がエンゲージメントの質を変える パナソニック組織開発推進室の挑戦と、ヘルプシーキングの可能性」と題し開催します。

タイトル

“連携し合う組織”がエンゲージメントの質を変える

パナソニック組織開発推進室の挑戦と、ヘルプシーキングの可能性

開催日時

2025年9月10日(水)15:00〜16:30

主催

株式会社NOKIOO

開催形式

オンラインセミナー(Zoom開催)

参加費

無料

登壇者

●株式会社NOKIOO 取締役 小田木 朝子

●パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社

 組織・人材開発センター 組織開発推進室

 カスタマーサクセスマネージャー 住本 裕司氏(すみやん)

セミナー内容

●ヘルプシーキングの組織戦略としての位置づけ
●パナソニック オペレーショナルエクセレンスの実践事例

●全員マネジメント実現のための具体的手法

このセミナーを皮切りに、NOKIOOは「共創があふれる社会」の実現に向け、日本企業の組織変革を加速させる取り組みを本格展開していきます。 

NOKIOOからのメッセージ

ヘルプシーキングは、単なるコミュニケーション改善ではなく、日本企業が直面する構造的課題への戦略的回答です。私たちの統計調査とこれまでの支援事例により、この手法が組織のパフォーマンスとエンゲージメント向上をもたらすと信じています。

重要なのは、これを『制度』ではなく『文化』として根づかせること。ヘルプシーキングが組織のDNAとなったとき、日本企業は自律型組織への変革を実現するのです。

私たちは、この取り組みを通じて日本のチームの景色を変え、一人ひとりが活き活きと成果を生み出せる社会を実現していきます。

株式会社NOKIOO 代表取締役 小川 健三

※本プレスリリースは、NOKIOOの全員マネジメント戦略推進の一環として発表されました。取り組み内容および事例の詳細は、9月10日開催のオンラインセミナーでご確認いただけます。

株式会社NOKIOOについて

本社所在地:静岡県浜松市中央区高林1丁目8-43

代 表 者:代表取締役 小川 健三

事業内容:人材開発・組織開発

企業HP:https://www.nokioo.jp/

■お問合せ窓口  

株式会社NOKIOO 髙力

メール:education@nokioo.jp

お問合せフォーム:https://nokioo.jp/contact

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月28日 11時00分)

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