山梨県北杜市
市内外参加者との共創が新たな観光を生む「サポーター制度」が成功
山梨県北杜市(市長:大柴邦彦)と北杜市明野サンフラワーフェス実行委員会(会長:秋山俊和)は、令和7年7月19日から8月17日まで開催された「北杜市明野サンフラワーフェス 2025」の来場者数が、前年比 103%増となる 112,984 人を記録し、盛況のうちに閉幕したことを報告します。
今年は、イベント運営の課題解決と観光地としての魅力向上を目指し、初めて「サンフェスサポーター」制度を導入しました。この制度は、イベントを一過性の観光で終わらせるのではなく、来場者が「一度きりの『消費』から、何度も通いたくなる『体験』へ」と関わり方を変える新たな可能性を示しました。

市内外からの参加型「サンフェスサポーター」活動概要
本イベントは、これまで地元住民らでつくる実行委員会が中心となって畑を管理してきましたが、近年は高齢化による人手不足が課題となっていました。この課題解決のため、今年から市内外の参加
者を募る「サンフェスサポーター」制度を創設しました。
10代から80代まで幅広い世代の71名がサポーターに登録し、合計5回の活動に参加しました。ひまわりの定植や除草、花がら摘みといった作業は、例年以上に良好な花の生育に貢献しました。
活動に参加したサポーターからは「毎年訪れていたイベントの裏方作業に携わる貴重な体験ができた」「ひまわりの成長に触れたことで、より愛着が湧いた」といった声が寄せられました。また、活動に参加したサポーターには、イベント期間中の割引券や、ひまわりをライトアップする一夜限りの限定イベントへの参加権を提供しました。この制度は、イベント運営における課題解決に貢献したことはもちろん、イベントを一過性の観光で終わらせるのではなく、活動を通じてサポーターと地域とのつながりを深めることで、交流人口や関係人口を創出するという市内外からの需要の再発見と観光資源としての活用の可能性を示しました。

「北杜市明野サンフラワーフェス2025」開催実績
【期間】 令和7年7月19日(土)~8月17日(日)
【時間】 8:00~17:00
【会場】 メイン会場(山梨県北杜市明野町浅尾 5664)、農村公園会場(山梨県北杜市明野町上手 13811)
【来場者数】 112,984人
【ひまわりの種類と本数】 ハイブリッドサンフラワー、サンフィニティの2品種、計約40万本
【関連コンテンツ】 青空市場、ほくとサンフェスフォトコンテスト2025、サンフェスサポーター制度

今後の展望
市と実行委員会は、参加型のイベント運営体制を強化することで観光地としての魅力をさらに向上させることを目指し、来年以降もサンフェスサポーター制度を継続し、参加者を募集します。
また来年2026年5月には、新たなプレイベントとして「菜の花フェス」を北杜市明野サンフラワーフェス会場で開催する予定です。残雪の南アルプスを背景に、まるで黄色の絨毯のように広がる菜の花畑は、ひまわりとは異なる春の絶景を創出し、何度も通いたくなる通年型観光の創出を目指します。



サポーター申込みフォーム:https://forms.gle/wmeW5HKPHJy76Rvi8
サポーター制度の詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000120806.html
【本件に関する一般からのお問合せ先】
北杜市明野サンフラワーフェス実行委員会事務局(北杜市役所観光課)
電 話:0551-42-1351 FAX:0551-42-5216
メール:kankou@city.hokuto.yamanashi.jp