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SentinelOneがPrompt Securityを買収

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SentinelOne Japan株式会社

~生成AIセキュリティとエージェントセキュリティ戦略を推進~

※本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で2025年8月5日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

 

自律型サイバーセキュリティの世界的リーダーであるSentinelOne® (NYSE:S、以下「SentinelOne」) の日本法人であるSentinelOne Japan株式会社 (東京都中央区、執行役社長:伊藤 俊明、以下「SentinelOne Japan」) は、ランタイム環境におけるAIセキュリティ、AI関連のデータ漏洩防止、インテリジェントエージェントの保護におけるパイオニアであるPrompt Securityを買収する最終契約を締結したことを発表しました。

 

この買収は、SentinelOneのAIネイティブのSingularity™ Platformを拡張し、仕事の現場で急速に普及している生成AIおよびエージェンティックAIの利用を保護するための戦略の一環です。これには、AIツールがどのようにアクセスされ、どのデータが共有されているかのリアルタイムでの可視化、またプロンプトインジェクションや機密データの漏えい、悪用を防止するための自動化された対策が含まれており、イノベーションを妨げることなく実行します。Prompt Securityの機能は、CISO (最高情報セキュリティ責任者) やIT部門のリーダーに、安全で大規模な導入を可能にするためのコントロール機能を提供するだけでなく、SentinelOneおよびそのパートナーにとって、新たな成長とプラットフォーム拡張の機会を切り拓きます。

 

Prompt Securityは、企業内におけるすべての生成 AIの利用状況を即座に可視化し、従業員によるAI利用を保護・管理することで、シャドーAIのリスクを排除しつつ、ChatGPT、Gemini、Claude、Cursor、その他のカスタムLLM (大規模言語モデル) のツールを可視性・安全性・管理性を損なうことなく安心して導入できるようにします。SentinelOneの業界をリードするAI搭載のエンドポイント、クラウド、データ、SecOps (セキュリティ運用) 機能と、Prompt Securityの革新的なAI防御プラットフォームを組み合わせることで、現代の企業におけるAIセキュリティ対策を、インフラから利用状況まで最も包括的に提供できる体制を確立します。

 

SentinelOneのCEOであるTomer Weingartenは次のように述べています。

「AIは、今日において変革を促す最も大きな力です。しかし、セキュリティが伴わなければそれはリスクとなります。Prompt Securityにより、私たちはすべての企業が安全性とセキュリティを損なうことなく、生成AIやエージェンティックAIを最大限活用することを可能にします。これこそが、大規模なAI導入を安全に進めるための土台となるものです」

 

Prompt Securityの技術は、“AIの導入に伴う固有のリスクからの保護”という、今日のエンタープライズセキュリティにおける最も緊急かつ十分に対策が取られていない課題のひとつを解決するために特化して設計されています。この技術は、ブラウザ、デスクトップアプリケーション、APIを横断的に統合することで、組織に可観測性、強制適用、そして自動保護を提供し、生成AIの利用を推進します。このアプローチは従来型のセキュリティソリューションとは異なり、インタラクションの発生時点でリアルタイムに保護を行い、プロンプトインジェクション、データ漏えい、悪用が拡大する前に防止します。このシームレスな設計はSentinelOneのエンドポイントプラットフォームと非常に高い親和性を持ち、生成AIのための独自かつ統合されたレイヤーを形成し、市場の他のどのソリューションも実現できない形で、統合された価値を提供します。

 

Prompt Securityの機能により、SentinelOneはお客様に以下を提供します。

  • リアルタイムのAI可視化: 誰がどのツールを使い、どのデータを共有し、AIエージェントがどのように応答しているかなど、企業全体でAIがどのように利用されているかリアルタイムで把握できます。これにより、SentinelOneの既存のエンドポイント機能を補完し、生成AI向けのデータ漏えい対策 (DLP: Data Loss Prevention) を加速させます。

  • ポリシーベースの制御: 安全な利用を徹底し、リスクの高いプロンプトをブロックし、リアルタイムでのデータ漏えいを防止します。

  • AI攻撃の防止: プロンプトインジェクション、悪意ある出力操作、モデルの悪用などの脅威から保護します。

  • モデル非依存のカバレッジ: OpenAI、Anthropic、Googleをはじめとするすべての主要LLMプロバイダーに加え、セルフホスト型やオンプレミス型モデルにも対応します。

  • MCPゲートウェイセキュリティ: AIアプリケーションと13,000以上の既知のMCPサーバー間の通信を保護し、すべての呼び出し、プロンプトテンプレート、応答を傍受します。

 

AI時代におけるサイバーセキュリティの再定義

今回の買収により、SentinelOneは、エンドポイントからクラウド、アイデンティティ、そして生成AIやエージェンティックAIに至るまで、現代企業の保護におけるリーダーとしての地位を確固たるものにします。

 

SentinelOneは創業以来、AI活用の先駆者として新しく高度な脅威を機械の速度で検知・対応することで、セキュリティチームが業務のあり方を再定義する過程を支えてきました。また、純粋なサイバーセキュリティ企業として初めて、エージェンティックAIと生成AIをプラットフォームに導入することで、全攻撃対象領域における脅威のトリアージ、調査、修復を劇的に簡素化・高速化し、SOC (セキュリティオペレーションセンター) のすべてのセキュリティアナリストの能力を引き上げてきました。

今回のPrompt Securityの買収により、SentinelOneは、保護対象である従業員が職場でAIツールやAIエージェントを安全に活用できるよう、こうしたセキュリティチームを支援していきます。

 

Prompt SecurityのCEO兼共同創業者であるItamar Golan氏は次のように述べています。

「企業による生成AIやエージェンティックAIの導入が加速する中で、セキュリティやプライバシーのリスクは急速に理論上の課題から運用上の課題へと移り変わっています。SentinelOneは、リアルタイムかつ自動化されたAIネイティブ時代の保護を提供しながら、チームや組織がAIを明確な強みとして活用できるよう支援するという、私たちの思いを共有しています。私たちの先駆的な技術と、SentinelOneの卓越したプラットフォーム、チーム、チャネル、顧客基盤を融合させることで、世界中ほぼすべての組織においてAIセキュリティを現実のものとすることが可能になります」

 

取引の詳細

SentinelOneは、現金と株式の組み合わせでPromptを買収します。本取引は、規制当局による承認や慣習的な完了条件を満たすことを条件に、SentinelOneの会計年度2026年第3四半期に完了する予定です。

 

将来の見通しに関する記述

本リリースは、SentinelOne, Inc. (以下「SentinelOne」、「当社」) によるPrompt Security (以下「Prompt」) の買収予定に関するものです。本リリースには、買収によって期待される便益や買収の時期や完了など、リスクや不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、既知および未知のリスク、不確実性、仮説、その他の要因の影響を受け、実際の結果や成果がこれらの記述で明示または暗示された将来の結果や成果と大きく異なる可能性があります。

こうしたリスクや不確実性、仮説、その他の要因には、以下が含まれますが、これらに限定されるものではありません。 (1) 買収発表がPromptの主要人材の確保や顧客、ベンダー、その他のビジネスパートナーとの関係維持に与える影響、 (2) 買収が現行の計画や業務を混乱させるリスク、 (3) 当事者が本買収の予定通りの完了、または完了自体の実現の成否、 (4) 買収完了の前提条件の充足、 (5) 当社によるPromptの事業運営の円滑な統合の成否、 (6) 当社およびPromptによる買収に関連する事業戦略の実行、および期待される便益やシナジーの実現の成否、 (7) 買収発表後に競合他社が取る可能性のある行動に対し、当社が効果的な競争を行えるかの成否、 (8) より広範なマクロ経済状況の影響

 

将来の見通しに関する記述は、本日現在で入手可能な情報に基づく現時点での経営陣の予想を反映するもので、本質的に不確実です。実際の結果は、さまざまな理由により大きく異なる可能性があります。実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる原因となり得る重要なリスク要因やその他の情報については、当社が随時SEC (米国証券取引委員会) に提出する書類、特に年次報告書 (Form 10-K) および四半期報告書 (Form 10-Q) をご参照ください。法律で義務付けられる場合を除き、SentinelOneおよびPromptは、新たな情報や将来の事象を反映するために将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。

 

SentinelOne (センチネルワン) について

SentinelOneは、AIを活用した先進的なサイバーセキュリティプラットフォームです。業界初の統合型データレイクを基盤に構築されたSentinelOneは、複雑性やリスクを予測して対応し、インテリジェントなデータ駆動の自律型システムを提供することで、お客様のセキュリティを確保するために進化します。Fortune 10、Fortune 500、Global 2000の企業や主要な政府機関など世界の有力な組織に、「Secure Tomorrow™ (未来を守る) 」ため、SentinelOneを信頼してご利用いただいています。SentinelOneのクラウドデータセキュリティ製品についてのお問い合わせは、https://jp.sentinelone.com/contact/ のお問合せフォームよりご連絡ください。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月28日 11時00分)

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