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エクセルソフトは、HPC 向け MPI 対応アプリケーションのデバッグ/プロファイル ツールの新バージョン「Linaro Forge 25.0」を販売開始

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エクセルソフト株式会社

エクセルソフト株式会社 (東京都港区) は、HPC 向け MPI 対応アプリケーションのデバッグ/プロファイルツールである Linaro Forge の新バージョン Linaro Forge 25.0 を 2025 年 8 月 20 日より日本国内で販売開始しました。

■    製品名:

Linaro Forge 25.0 (リナーロ フォージ 25.0)

■    製品カテゴリ:

デバッグ/プロファイル ツール

■    製品概要と主な機能:

Linaro Forge は、C/C++ および Fortran で書かれた高性能な HPC アプリケーションの開発に不可欠なデバッグ・プロファイル環境を提供する統合ツールです。Linux 上で動作し、シングルスレッドから MPI、OpenMP、CUDA を活用した大規模な並列コードまで幅広く対応します。

Linaro Forge には、メモリ エラー検出や並列処理のバグに強い Linaro DDT、実行中のパフォーマンスボトルネックを可視化するプロファイラー Linaro MAP、そしてシステム全体の性能傾向を把握できる Linaro Performance Reports が含まれており、HPC 開発者のワークフローを強力に支援します。

コードの編集、ビルド、デバッグ、プロファイルといった作業を、1 つの直感的なインターフェイス上で完結できるため、ツール間の切り替えによる負担がなく、学習コストを抑えつつ開発効率を大幅に向上させることが可能です。

 

■    Linaro Forge 25.0 の新機能:

 

MAP Diff

MAP Diff は、2 つの MAP プロファイル間での性能の違いを比較する機能です。Alignment Points View を使用することで、実行フェーズを整列させ、同一の実行段階における処理内容を揃えて確認することが可能です。比較対象となるプロファイルのメトリック グラフやメトリックの要約は、それぞれ並列に表示され、差異を視覚的に確認できます。また、ソース コード ビューやスタック ビューでは、OpenMP Regions View、Functions View、Library View、GPU Kernels / Memory Transfer View などを通じて、各プロファイルの実行内容の差を詳細に確認することができます。

Thread Affinity Advisor の改良

MAP の Thread Affinity Advisor では、OS インデックスの表示が新たにサポートされ、論理インデックスとの切り替えが可能になりました。また “logical cores” に関する用語表現が見直され、より明確な説明が表示されるようになりました。さらに、一部の Mellanox 製ネットワークカードが GPU として誤認識されていた問題が修正され、ハードウェアの認識精度が改善されています。

■    Linaro Forge 25.0 に含まれるもの:

l  Linaro DDT

l  Linaro MAP

l  Linaro Performance Reports

 

■    価格:

製品名

販売価格

Linaro Forge 年間サブスクリプション

お問い合わせ

※ライセンスは年間サブスクリプション型となります。

ライセンスは特定ユーザーが単一ノードで最大 64 プロセスを使用できる Workstation ライセンスと、複数ユーザーが複数ノードで利用可能な Supercomputing ライセンスを用意しています。

Supercomputing ライセンスは、同時実行プロセス数(トークン数)に応じて価格が変動いたしますので、詳細は弊社までお問い合わせください。

製品の詳細については、弊社 Web ページをご参照ください。

https://www.xlsoft.com/jp/products/linaro/index.html

■    システム要件:

CPU アーキテクチャ: AArch64

オペレーティング システム

– Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7, 8, 9
– SuSE Linux Enterprise 15
– Ubuntu 20.04 LTS
– Amazon Linux 2023

MPI

– Cray MPT
– HPE MPT
– MPICH
– MVAPICH2*
– Open MPI

コンパイラ

– Arm Compiler for Linux
– Cray Compiling Environment
– GNU C/C++/Fortran コンパイラ
– NVIDIA HPC (PGI) コンパイラ

アクセラレータ

– Nvidia CUDA ツールキット 11, 12

Python

– CPython 3.8 から 3.12

CPU アーキテクチャ: インテル および AMD (x86_64)

オペレーティング システム

– Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7, 8, 9
– SuSE Linux Enterprise 15
– Ubuntu 20.04 LTS
– Amazon Linux 2023

MPI

– Cray MPT
– HPE Cray PALS*
– MPICH
– MVAPICH2*
– Open MPI

コンパイラ

– GNU C/C++/Fortran コンパイラ
– Cray Compiling Environment
– インテル Parallel Studio
– インテル oneAPI HPC ツールキット
– NVIDIA HPC (PGI) コンパイラ

アクセラレータ

– Nvidia CUDA ツールキット 11, 12
– AMD Rocm Toolkit 5.2+、6+
– インテル oneAPI 2024.0〜2024.2(インテル Xe-HPC GPU 向け、DDT のみ)

Python

– CPython 3.8 から 3.12

DDT

  •  C++ 型のプリティ プリントは、NVIDIA HPC (PGI) および Cray コンパイラではサポートされていません。 

  • メッセージ キューのデバッグは、インテル MPI、MPICH、MVAPICH2、および Open MPI でサポートされています。 

MAP

以下の MPI は、Arm 社の事前コンパイル済みのラッパーでもサポートされています。

  •  Open MPI 3.x.x から 4.0.x 

  • インテル MPI 5.x.x、2017.x、2018.x、2019.x および 2021.x 

  • Cray MPT 

  • MVAPICH 2.x.x 

※ Linaro Forge プロファイラ ライブラリは、静的にリンクされたプログラムとリンクする必要があります。これは主に Cray X-Series に適用されます。

Forge リモート クライアント

Linaro Forge リモート クライアントは、以下のプラットフォームで利用可能です。

  •  MacOS 12 (Monterey) 以降 

  • Windows 10 以降 

  • 上記システム要件表に記載の Linux プラットフォームのいずれか

■    XLsoft Corporation について

XLsoft Corporation (本社:米国カリフォルニア州アーバイン市、日本法人 エクセルソフト株式会社:東京都港区) は、グローバル ソフトウェア ディストリビューターとして、ソフトウェア開発ツールを中心に世界中の優れたソフトウェアを日本、アジアを含むグローバルに販売しています。

コンパイラー、テスト自動化、Office ファイル互換 API ライブラリー、PDF 帳票、API プラットフォーム、デバイスドライバー開発、アプリケーション開発コンポーネント、e ラーニング コンテンツ作成、プロジェクト管理プラットフォーム、AI/機械学習プラット フォーム、ヘルプ作成、セキュリティ ソフトウェア、ネットワーク監視、DevOps、クラウド サービスなど、IT 環境を支える時代のニーズに応じたソフトウェア製品とサービスを提供しています。ソフトウェアの日本語および他言語へのローカライズ業務も承っています。

記載された社名、製品名、機種名は、各社の商標または登録商標です。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月2日 09時00分)

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