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大阪・関西万博 北欧パビリオンで“紙容器の資源循環”を発信 日本テトラパック、リサイクル体験の提供と再生品の可能性拡大へ

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日本テトラパック株式会社

〜ボトルドウォーター40万本の無償配布と専用回収ボックスで、「使って・回収して・再生する」を体感〜

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(東京都港区、代表取締役社長 ニルス・ホウゴー、以下「日本テトラパック」)は、2025年大阪・関西万博の北欧パビリオンにて、紙容器入りボトルドウォーター40万本の無償配布と専用回収ボックスの設置を通じて、来場者が資源循環を実際に“体験”できる取り組みを展開しています。

さらに同社は、アルミ付き紙容器の古紙を原料として再生された、テーブルトップ、ペーパーナプキン、再生段ボールといった新たな製品を実用化することで、従来のリサイクルの枠を超えた“新たな再生品の可能性”を提示しています。

北欧パビリオン内で配布されているボトルドウォーター(左)と専用回収ボックスに投函する様子(右)
目次

◼️「使って・回収して・再生する」体験を通じて、持続可能な未来を考える機会に

北欧パビリオンで配布されている紙容器入りのボトルドウォーター*は、アルミ箔層を含む多層構造で設計されており、光や酸素から内容物を守る高い機能性を備えています。牛乳パックと同様にリサイクルが可能である点も、大きな特徴のひとつです。

しかしながら、アルミ付き紙容器のリサイクル率は依然として低く、多くが可燃ごみとして焼却処理されているのが現状です。その背景には、地域におけるリサイクル拠点の不足や、消費者への認知が十分に浸透していないことが主な要因として挙げられます。

こうした課題に対し、日本テトラパックは、来場者が紙容器入りのボトルドウォーターを手に取り、飲み終えた容器をパビリオン内の専用回収ボックスや、万博会場内の3Rステーションに設置された「紙ごみ」専用箱へ投函することで、飲用から回収、リサイクルまでの一連の流れを体験できる機会を提供します。

この取り組みを通じて、来場者が「小さな行動が持続可能な社会の実現につながる」という実感を得られることを目指しています。

*配布するボトルドウォーターは、数量限定のためお配りできない日もございます。あらかじめご了承ください。

ボトルドウォーターが配布されている様子(左)と専用回収ボックス(右)

◼️回収容器は再資源化され、万博会場のトイレットペーパーとして活用

北欧パビリオンおよび万博会場内で回収された紙容器は、大阪・関西万博の「難再生古紙のリサイクル」協賛者であるコアレックス信栄株式会社にてトイレットペーパーへ再生され、万博会場のトイレで使用されています。これにより、来場者が循環型社会の仕組みをより具体的に体感できるだけでなく、来場者自身の行動が環境に与える影響を実感する機会にもなっています。

◼️新しい再生品でリサイクルの用途拡大と可視化

日本テトラパックは、アルミ付き紙容器の再生品の多様化にも注力しています。協力会社との連携により、テーブルトップ、ペーパーナプキン、再生段ボールといった新しい用途を開拓しました。こうした取り組みを通じて、リサイクルの“出口”を多様化し、循環型社会の実現を加速します。

1) テーブルトップ:

北欧パビリオンで配布されているボトルドウォーターを置くテーブルには、天面に再生ボードが使用されています。このボードは、テトラパックの紙容器を含む紙製の容器や化粧箱などをリサイクルして作られたもので、紙容器の繊維を固めた板状の素材です。耐久性・風合い・汎用性に優れており、机やディスプレイシェルフなど、さまざまな用途で活用されています。

2) ペーパーナプキン:

テトラパックの紙パックを一部原料として使用したオリジナルデザインのペーパーナプキンは、北欧パビリオン内で開催された同社の特別イベント開催時にノベルティとして配布されました。また、同社の来客スペースや工場内の社員食堂で使用されているほか、消費者イベントのノベルティとしても好評です。今後さまざまな場面での活用が期待されています。

3) 再生段ボール:

北欧パビリオンで配布されているボトルドウォーターの梱包には、テトラパックの紙容器(アルミ付き紙容器)を原料に使用した再生段ボールが採用されています。

※関連リリース:【国内初】アルミ付き紙容器の再生段ボールを大阪万博で実用化 王子ホールディングス・ゴールドパック・日本テトラパックが連携

このように、来場者が製品を実際に見たり手に取ったりすることで、「リサイクルが自分の生活とつながっている」という実感を得ることができ、消費者の理解や共感を促すきっかけとなります。

◼️日本テトラパック株式会社 サステナビリティディレクター 大森 悠子

「今回の万博を機に、各社との連携により新たなリサイクル品を開発、展示することができ、大変嬉しく思います。並びに、パビリオン内で配布しているボトルドウォーターの紙パックの回収・リサイクルの実現にご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

回収・リサイクルは、消費者一人ひとりのアクションから始まります。万博での体験を通じて、テトラパックが掲げるテーマ 『Join the sustainable journey. (サステナブルな未来へ、ともに行動しよう)』に触れ、リサイクルは身近にできることだと感じていただければ幸いです。新しいリサイクル製品へ生まれ変わることを知っていただくことで、今後、日常での意識や行動が少しでも変わることを願っています」

日本テトラパックは、紙容器のリサイクル用途を拡大することで、より多くの紙容器が捨てられることなく多様な再生品にリサイクルされ、一層の資源循環の実現を目指します。

【実施概要】

内容:紙容器入り飲料水の配布および専用回収ボックスの設置

期間:2025年4月~10月の万博開催期間中

配布本数:約40万本

容器仕様:北欧パビリオンのロゴを配した3種類のデザイン

配布方法:北欧パビリオン来場者に配布(数量限定のため配布できない日もございます)

回収ボックス設置場所:北欧パビリオン1Fの出口付近

◼️テトラパックについて

テトラパックは、1951年にスウェーデンで誕生した食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全で栄養価の高い食品を提供しています。世界中に24,000名以上の従業員を擁するテトラパックは、食品をどこでも安全に入手できるようにすることを約束し、「大切なものを包んでいます (PROTECTS WHAT’S GOOD) ™」というモットーのもと、食品、人々、そして地球を守ります。テトラパックは、テトラパックグループの商標登録です。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。

ウェブサイト:https://www.tetrapak.com/ja-jp  

日本テトラパックは、2025年大阪・関西万博 北欧パビリオンのプラチナスポンサーに就任しました。2025大阪・関西万博では、持続可能な食品包装を通じて、食品ロスの削減や食品安全性の向上を目指すテトラパックの取り組み紹介や、資源循環の促進に向けた協議の機会を設けます。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。

特設ページ:https://www.tetrapak.com/ja-jp/campaigns/expo2025 

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月2日 13時00分)

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