福岡大学
「一人一人の個性や能力が活かされ、誰一人取り残されることなく社会的自立を遂げることができる社会」を目指す
福岡大学人文学部教育・臨床心理学科の入江誠剛教授が代表を担う、不登校児童生徒支援「社会連携型フリースクール『マイラボ』プロジェクト」が9月から始動しています。
本プロジェクトは、本学社会連携センターが「社会の発展や課題解決へ大きく寄与する先進的かつ独創的なプロジェクト」を支援する目的で2024年度に創設した「社会連携プロジェクト支援制度」の支援を受けた取り組みです。
長年児童生徒支援に取り組んできたNPO団体、福岡市教育委員会教育相談課などの行政機関に加え、今後近隣大学との連携も視野に入れながら、本学が連携の中心的役割を担うことにより、多様な視点や大学の豊かな教育資源を活用し、『不登校』という社会課題の解決に挑みます。
さらに、福岡市内の現職教員のグループが自然豊かな能古島を活動拠点として取り組んでいる「のこのしまアイランドスクール構想」との連携も進めています。これは、既存の教科学習と能古島での自然体験学習とを掛け合わせた自己探求型カリキュラムにより、通常登校する児童生徒と不登校児童生徒が、互いの間に垣根を感じない、インクルーシブな学習環境の創造を目指すものです。