イベントの概要

今年で創業78年を迎える当社は、創業の昭和期に作られたヴィンテージ手元（ハンドル）を数多く保有しています。どれも今では入手できない稀少な逸品ばかりです。今回はその中から、職人が趣向を凝らした“楓の手元”にスポットを当てます。直営店の浅草三筋町店にて、今年4月に開催した動物手元フェアに続き、一点物ハンドルフェアの第二弾企画となる『プレミアム楓ハンドルフェア』を開催します。

イベントの詳細

楓は耐久性と加工のしやすさを兼ね備えていることから、傘の手元に最も多く用いられてきた素材です。今回ご紹介するワンランク上の楓製ハンドルは、使用する材質や塗料、加工工程に至るまで従来品とは異なる特別な仕上がりとなっています。原材料の枯渇や作り手が途絶えたことにより、現在では生産できない一点物ばかりを、約40本ご用意いたしました。ぜひ実際にお手に取ってご覧いただき、お好みの一本をじっくりとお選びください。時代を超えた、世界にひとつだけの傘にお仕立ていたします。

開催日時と場所

開催日時　2025年10月11日（月）～11月8日（土）

開催場所　トンボ洋傘前原光榮商店　浅草三筋町店　2階

「楓の木」の特徴

木目が細かくなめらかで、研磨するほどに美しい光沢をはなちます。衝撃に強く耐久性に優れている一方で、塗装や彫刻などの加工がしやすく、職人の創意工夫を形にしやすい特性を備えています。そのため、傘やステッキの手元素材として広く用いられてきました。

■ヴァイオリン風仕上げ手元

独特のヴィンテージ調の塗装を施した手元で、色の展開も豊富です。同じ色でも塗装のかすれ具合や色味など、その個体差に愛着がわきます。使い込むにつれ飴色のツヤが増し、深みや味わいを生み出します。

■瘤杢（こぶもく）を使用した手元

樹木の根や樹皮の自然変異から生まれる、瘤状の部分を用いた希少素材です。独特の渦巻き状・波紋状の木目は二つとして同じものはありません。古くから工芸品や家具にも用いられる高級材を使用したこだわりの手元です。

■職人の遊び心が光る意匠品

透明度の高いスワロフスキーを埋め込んだハンドルや、繊細なワイヤー細工を施したストレート手元など、加工技術の高さを活かしたオリジナリティあふれる手元がそろっています。どれも作り手が細部にまで趣向を凝らした一点物です。

フェアの見どころ

通常は公開していない稀少な一点物ヴィンテージ手元を、浅草三筋町店の広い2階ショールームにて約40点を一堂に展示。傘の手元単体はもちろん、スタッフお勧めの傘との組み合わせもご紹介します。唯一無二の傘を仕立てる楽しみを、ぜひご体感ください。

※傘の仕様により価格が変動します。

※カスタムオーダー傘も承ります。

※ヴィンテージ品のため細かなキズ等がある場合があります。

※一点モノにつき、なくなり次第販売終了となりますが、在庫があるものについてはイベント終了後でもお求めいただけます。

直営店浅草三筋町店について

前原光栄商店の直営店舗「浅草三筋町店」は、にぎやかな浅草からほど近い蔵前にございます。

蔵前は古くより、“職人の町”としてものづくりで栄え、今も問屋や工房が多く並び、昔ながらの下町情緒も残る町でございます。

ゆったりとした空間で、メンズ雨傘・レディース雨傘、また日傘・晴雨兼用傘といった前原光栄商店のほぼ全てのラインナップを実際にお手に取って吟味していただけます。 オンラインショップや百貨店では取り扱いのない商品もご覧いただけます。また“傘のカスタムオーダー”や修理受付など、多様なサービスをご用意しております。 経験豊富なスタッフがお客様のご要望に応じて様々な商品をご案内いたします。

店舗情報

トンボ洋傘前原光榮商店　浅草三筋町店

　東京都台東区三筋2-14-5

　TEL:03-3863-4617

　ご来店予約受付ページ　https://reserva.be/maeharakoueishouten/

会社概要

日本における従l来の洋傘職人を用いた洋傘の製造手法にて国内製造にこだわる日本の洋傘メーカー。前原光榮が1948年（昭和23年）に創業しました。 昭和38年頃、当時の皇后が使用していた日傘の修理を担当したことから、それ以降天皇皇后および皇族の公式行事等で使用される洋傘の製造を担っています。「傘で人々の生活を豊かにする」という理念を胸に、一本一本の傘に想いを込めて、次の世代へと受け継いでまいります。

出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年9月8日 10時00分）