株式会社博報堂
―Humanity Lab、UoCと共催でトークイベント実施―
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下博報堂)のプロジェクトチーム「Humanity Lab」は、「UNIVERSITY of CREATIVITY」(以下UoC)と共催で「触れることの可能性 Vol.2 ―触覚がもたらす、感情のCreativity」のトークイベントを2025年10月2日(木)に赤坂BizタワーにあるUoCにて開催しますのでお知らせいたします。
≫お申し込み https://uoc.world/mandala/details/?id=QaoFrPXruUw

「Humanity Lab」は、クロスモーダル知覚(五感の相互作用)研究等に取り組んできた「Human X」の活動を進化させ、五感に留まらない多様な「感覚」を研究するプロジェクトとして新たにスタートしました。「感覚が、生活者発想を進化させる」を信念に、ひとが本来持っている感覚特性の研究を通じて、感覚体験の可能性を広げることを目指しています。さらに、研究から得た知見を活用し、生活者が心豊かになる商品開発、体験創出等、企業に向けたソリューション開発に取り組んでいます。
「Humanity Lab」では、前身のHuman Xの時代から東京大学大学院情報理工学系研究科の鳴海拓志准教授と共同で、おいしさ×聴覚に挑戦した「ビールのおいしさを増幅させる音楽」やこの音楽を映像化し感覚間協応の特性を活用した視聴覚体験の開発などを行ってきました。そして2023年12月には新商品開発や新規事業創造に必要な発想や体験のためのアイデア創出ソリューション「Humanity Thinking」と人間の感覚特性を活用した発想ヒント集「HUMANITY TIPS」の提供を開始しました。
さらに「Humanity Lab」は、2025年5月に心豊かな触り心地を生み出す「HUMAN TEXTURE」(※)を開発。2025年7月には、「HUMAN TEXTURE」を実際にふれあい、5つのテクスチャーを触ったときに生じる感情について、公開実験・体験会を行い、多くの方々の意見をいただきました。
第二弾となる今回のイベントでは、「HUMAN TEXTURE」の開発・公開実験を通じて、触れることの可能性についてディスカッションするトークイベントを実施し、公開実験で得られた実験結果を分析・考察。触れることで生まれる感情、そしてその先にあるクリエイティビティについて、 触覚研究や活動を行っている専門家と博報堂の研究員を招き、触覚体験の未来について多角的な視点から議論を深めます。
(※)参考プレスリリース:https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/117179/
「Humanity Lab」は本イベントを通じて、人間が持つ身体と感覚を拡張した未来を描き出す方法や身体性や感情に着目した体験開発などに取り組んでまいります。様々な感覚を活用した新たな体験・生活者価値創出について考える機会となりますよう、本イベントへのご参加を心よりお待ちしております。
■概要
「触れる」ことの可能性 Vol.2
―触覚がもたらす、感情のCreativity―
日時:2025年10月2日(木) 16:00~18:00(18:00-18:30は自由参加で行います)
場所:UNIVERSITY of CREATIVITY (東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー23階)
参加費:無料
定員:40名
申し込みURL: https://uoc.world/mandala/details/?id=QaoFrPXruUw
※締め切り:9月26日(月) 12:00まで(先着順で定員に達し次第、締め切らせていただきます)
主催:Humanity Lab
UNIVERSITY of CREATIVITY
■当日の流れ
第1部:HUMAN TEXTURE公開実験結果共有
16:00~16:10 本日の趣旨、UNIVERSITY of CREATIVITYについて
16:10〜16:25 「HUMAN TEXTURE」公開実験結果共有
第2部:インスピレーションセッション
16:25~18:00 触覚がもたらす感情のCreativity ディスカッション
第3部:触れることの可能性を体験する ※自由参加で行います。
18:00~18:30 登壇者・Humanity Labの触覚体験会
【登壇者(カタリスト)】
・久住有生(左官株式会社 代表)
・山口創(桜美林大学リベラルアーツ学群 教授)
・渡邊淳司(NTT株式会社 上席特別研究員)
・伊藤耕太(博報堂生活総合研究所 上席研究員)
・金じょんひょん(博報堂生活者発想技術研究所/Humanity Labリーダー)
・伊勢山暁子(博報堂生活者発想技術研究所/Humanity Lab)
・伊藤幹(博報堂生活者発想技術研究所/Humanity Lab)
・和泉舞(UNIVERSITY of CREATIVITY)
■Humanity Lab(ヒューマニティーラボ)
「感覚が、生活者発想を進化させる」を信念に、ひとが本来持つあらゆる感覚や感情を活用し、生活者に豊かな体験を創出するための研究開発プロジェクトです。「感覚研究」と「生活者発想」をかけ合わせ、クリエイティブ×テクノロジー×サイエンスで「感覚」にアプローチし、生活者理解と生活者体験創造を深化・進化。さらに、研究から得た知見を活用し、生活者が心豊かになる商品開発、体験創出等、企業に向けたソリューション開発に取り組んでいます。
■UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)
UNIVERSITY of CREATIVITYは「創造力」の研究と教育と実装に特化した専門研究機関です。「We are ALL born Creative. すべてのニンゲンは生まれながらにして創造的である。」をフィロソフィーに、世界を刷新するアジェンダ(問い)を設定しながら、創造性中心社会へ向けた研究や、産官学藝をまたぐプロジェクトを多数行っています。