DSK
株式会社電算システムホールディングス(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:小林 領司 以下「電算システムHD」)のグループ会社である株式会社電算システム(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長執行役員:高橋 譲太、以下「電算システム」)は、2024年3月に「DSK 観光・地域創生プラットフォーム」構想を打ち出し、観光産業の各種課題をテクノロジーで解決し、日本の観光における国際競争力を高める活動を展開するべくサービスの検討をして参りましたが、この度、それを形にするべく、観光・地域創生共創プロジェクトとして「NIPPON WONDER FACTORY(ニッポン ワンダー ファクトリー)」を立ち上げることをお知らせします。

🔳NIPPON WONDER FACTORY (ニッポン ワンダー ファクトリー、以下「NWF」)とは
NWFは、地域に眠る“WONDER(驚き・感動・可能性)”を呼び起こし、国内外の観光客・地元コミュニティ・企業・有識者・自治体が協働することで、各地の魅力を事業として育てる共創プロジェクトです。コンセプトは「魅力ある日本を創造するサポーティングチーム」。「日本を世界から魅力ある国へ」をビジョンに掲げ、地域創生活動の「ヒト・モノ・カネ」の支援をミッションとして、デジタルの力で、地域のエコシステムを形にしていきます。

🔳アライアンスに基づく“共創”のかたち
NWFは、電算システム単独の事業体ではなく、幅広いサービス事業者と提携して進めるアライアンス型の取り組みです。既存、そして新たなパートナーとともに、地域創生事業者・プロジェクトオーナー・自治体への支援を、貢献に応じたレベニューシェアを基本としたモデルで展開します。「一体の共同体として見えるブランド」を掲げ、新しいサービス事業者との提携を増やして、全国規模のネットワークを構築していきたいと考えています。ご興味のあるサービス事業者の皆さまは、ぜひお声がけください。
🔳提供サービス(例)と、地域創生事業者へのメリット
NWFは、企画〜実行〜運用までをつなぐ現場に寄り添った支援サービスを、ワンストップで提供します。提供サービスは、今後さらなる提携を通じて増やしてまいります。
1. クラウドファンディング(きびだんご株式会社提携)
資金調達とファンづくりを同時に実現。新商品やサービスの市場テスト、先行販売にも対応。プロジェクト設計・ページ制作 ・広報運用まで伴走します。

2. コミュニティ/DAO 運営支援(株式会社Unyte(ユナイト)提携)
地域を超えた人同士のコラボレーションを実現する仕組みを設計して、関係人口を増やし、活動の継続性を高めます。地域への 貢献を可視化し、共同での資産管理や意思決定をサポートします。(学生DAO/生産者DAO/イベントDAOなどテーマ別の組成を想定)

3. 決済・送金インフラ提供(電算システム提供)
当社の強みであるコンビニ収納代行、口座振替、マルチ決済、スマート送金などを活用し、資金決済や売上回収を効率化。将来的には、ブロックチェーン決済インフラの提供を通じたステーブルコイン決済や、地域ポイントの発行・流通、クーポン配布など、ブロックチェーン技術を活用した地域経済圏の構築支援も視野に 入れています。

4. 業務支援(BPO)/SNS・広告運用(電算システム提供)
データ入力、顧客対応(コールセンター)、印刷・在庫・発送管理などのバックオフィス業務を請け負い、現場の事務負担を軽減します。SNS・広告については、日々の投稿・モデレーション・広告入稿・レポーティングなど運用実務を担い、地域の皆さま が本業に集中できる体制を整えます。

5.ブランディング・クリエイティブ/EC構築支援(株式会社ヒカリナ提携)
新商品開発、イベント/コミュニティのブランディング、パッケージデザイン、Web・SNSブランディングに加えて、ECの設計・構築までを一気通貫で行います。ブランドガイドラインの整備とECサイトを通じて、商品・体験・コミュニティと導線を一つの 世界観で統合していく取り組みを支援します。

🔳今後の活動
今後、観光事業者(宿泊、飲食、体験プログラム、博物館・アトラクション、祭・イベント等)、地域の生産者・事業者(農林水産・ものづくり・文化団体等)、自治体・DMO・商工団体・地域金融機関・交通事業者など、地域創生に係る皆さまの力になりたいと考えております。学生・インターン、専門人材、アクティブシニアなど、地域で活動したい個人・団体とコミュニティを形成し、採用/ワークシェア/ボランティア等の多様な参画機会を設計してまいります。

NIPPON WONDER FACTORY URL:https://wonder-factory.jp/
🔳関連プレスリリース
2024/03/18 観光・地域創生プラットフォーム事業の展開を目的とした 株式会社バケットとの協業に関する基本合意書を締結
2024/05/07 日本円ステーブルコインJPYCを取り扱う「JPYC株式会社」と資本業務提携
2024/06/25 クラウドファンディング型ECサービス「Kibidango」を運営する 「きびだんご株式会社」と観光・地域創生プラットフォーム事業で業務提携
2024/10/30 DAOの構築および高度な管理を支援する統合プラットフォームの提供を行う株式会社UnyteとDAOの社会実装に向けた共同取組みで業務提携
🔳NWFのプロジェクト第一弾のお知らせ
この度のNWF始動の第一弾プロジェクトとして、業務提携先であるきびだんご株式会社の購入型クラウドファンディングサービス「Kibidango」と連携し、NOTO Naorai(ノト ナオライ)株式会社(本社:石川県鹿島郡中能登町、代表取締役:三宅 紘一郎、以下「NOTO Naorai」)が手がける『能登浄酎』のクラウドファンディングを開始いたします。
NOTO Naoraiは、日本酒酒蔵や地域、自然が再生するビジネスモデル「浄酎モデル」を掲げる、ナオライ株式会社(本社:広島県呉市、代表取締役:三宅紘一郎)が、「のとBeyond復興ファンド」の出資を受けて設立しました。『浄酎-JOCHU』のプロジェクトは、単なる新商品の開発に留まらず、地域とともに成長し、日本の伝統文化を未来へ継承する試みです。2024年の能登半島地震では、能登地域の酒蔵でも生産設備に被害が生じ、震災前から過疎化や人口減少といった課題を抱えていた中で、改めて地方創生と文化継承の重要性が強く意識されるようになり、本プロジェクトは能登の復興に寄与する取り組みでもあります。

『能登浄酎』クラウドファンディング
『浄酎-JOCHU』は、酒蔵の杜氏たちの手で醸され、選び抜かれた日本酒をさらに浄溜することによって2020年に誕生した、これまでにない全く新しいお酒です。各地の酒蔵で丹精込めて醸された日本酒からピュアなアルコール分だけを抽出する「低温浄溜®」という独自の特許製法によって、日本酒由来の豊かな香りと風味をそのまま凝縮しています。時間が経つごとに熟成が進み深みを増すため、日本酒業界の課題であった「海外輸出」や「長期保存」にも適しています。また、「低温浄留®」することにより木樽による熟成が可能となり、『浄酎-JOCHU』は経年とともに付加価値を高めることができるお酒でもあります。
今回のクラウドファンディングでは、自分だけの一本を育てる「オーナー樽」をはじめとした能登『浄酎-JOCHU』のラインナップを特別価格で提供し、その売上で浄溜所の設備や環境整備を行い、生産拠点と日本酒文化の発信地として、中能登町の観光拠点となるような場所造りを目指します。

クラウドファンディング概要
■ Kibidango プロジェクトページ URL:https://kibidango.com/project/2825
※ プロジェクトページは9月16日10:00からアクセスできるようになります。
■ 募集予定期間:2025年9月16日(火)10:00 〜2025年11月5日(水)23:59
■ 目標金額:2,000,000 円