RX Japan株式会社
【第15回 農業WEEK(通称:J-AGRI)】会期:2025年10月1日(水)~3日(金) 会場:幕張メッセ
ウクライナ情勢や円安の影響で飼料・肥料価格が高騰し、国内農業はかつてないコスト増に直面しています。また、農林水産省の推計によれば、基幹的農業従事者の平均年齢は69.2歳(2024年)(*)と高齢化が進み、労働力不足が深刻化。一方で、生成AIやスマート農機、環境配慮型資材といった「農業の変革を後押しする技術」への期待は急速に高まっています。
こうした課題と解決の最前線を一度に取材できる場として、アジア最大級の農業・畜産の展示会「農業WEEK」を10月1日(水)~3日(金)、幕張メッセで開催いたします。
◆ 農業WEEKとは?
農業や畜産を支える最新の技術・製品(世界18カ国、1,000社)が一堂に集まる展示会です。肥料や資材、スマート農機から、環境にやさしい製品、加工・流通を支える技術まで、実際に見て体感して比較検討ができます。
全国の農家や農業法人、農協に加え、新規参入を目指す企業の方など40,000名が参加予定で、活発な交流や商談が行われます。

【展示会概要】
第15回 農業WEEK(通称:J-AGRI TOKYO)
https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html#/
【会 期】2025年10月1日(水)~3日(金)
【会 場】幕張メッセ
【主 催】RX Japan株式会社

◆ 農家の課題解決につながる 注目の出展製品
注目の出展製品を一部ご紹介します。

人的負担を大幅軽減する運搬ロボット
農産物の運搬、薬剤散布、枝の切断、除草、施肥、収穫、さらには環境・土壌モニタリングに至るまで、農業プロセスの多様な工程で活用できます。AI(人工知能)、高精度GNSS、慣性航法システム(INS)に加え、レーダーやマルチセンサー技術を統合することで、果樹園や大規模農場における長時間稼働、高頻度作業、大量輸送を実現。従来の人的負荷を大幅に軽減し、生産性の飛躍的向上を可能にします。
(出展社:SunNav Technology Co.,Ltd.)

猛暑下でも野菜・果物を長期保管できる冷蔵庫
1℃95%RHの庫内環境を均温・均湿に再現 特許取得済の鮮度保持技術を用いて生鮮野菜・果物の長期保管を行います。 コンテナ式・設置式の高湿度冷蔵庫は勿論、現地の倉庫を改修し高湿度空間にする事も可能です。
(出展社:フードテクノエンジニアリング 株式会社)

作業効率を高める防草シート
PP(ポリプロピレン)で高密度に仕上げたスパンボンド不織布で、耐摩耗性と遮光性に優れ、雑草の繁茂をしっかり抑制します。独自処方の耐候剤により、長期の屋外使用でも劣化しにくく、高い耐久性を発揮。軽量かつ柔軟で施工性にも優れており、作業効率を高めます。
(出展社:新江州 株式会社)

人手不足でもデータで品質判定するアプリ(開発中)
人の「目」 と 「経験」により判断していた色を数値化し 品質判断の機械化・自動化を実現するデジタルサービス。 DNP独自の色彩ロジックにより、高精度な色判定や詳細な色診断を実現します。スマートフォンで撮影するだけで、作物の成長度合いを判定し、経験や勘に頼らず、客観的なデータにもとづいて、最適な栽培管理につなげることができます 。
(出展社:大日本印刷株式会社)

鶏糞を自動で農業用肥料に
鶏舎内で発生する熱風を活用し、日々生成される新鮮鶏糞を迅速に乾燥・貯蔵することで農業用肥料として利用します。本装置で乾燥処理された鶏糞は窒素含有量が高く、処理工程で25%の損失に留まり、リン・カリウム含有量は変化しません。これにより窒素排出を最大限に抑制可能です。
(出展社:HENAN PALES FARMING MACHINERY CO., LTD.)
本リリースでご紹介した以外にも多数の出展製品・イベントがございますので、ご希望に合わせてご紹介することが可能です。ぜひ取材にお越しください。
★ 一般来場希望の方は、こちらよりご登録ください。
(*)出典:農林水産省「第3節 担い手の育成・確保と多様な農業者による農業生産活動(https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r6/pdf/1-2-03.pdf)」