LINEヤフー株式会社
世代に関わらず「食べ方」と一緒に検索されているのは「つるむらさき」「いちじく」「オートミール」「海ぶどう」「血糖値を上げない」
https://ds.yahoo.co.jp/report/20250911.html
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)が提供する、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は、「食べ方」と一緒に検索されたキーワードのビッグデータから、レポート「どんな『食べ方』を検索している!?検索データから見えた季節と世代の違い」を公開しました。

「つるむらさき」「おかわかめ」…めずらしい食材を手にした際に食べ方に悩む人が多い?
LINEヤフーの保有する検索・人流データをもとに、人々の興味関心を分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」を活用し、2024年7月29日から2025年8月3日までの検索ビッグデータから「食べ方」と一緒に検索されているキーワードをランキング化しました。その結果、「つるむらさき」「人参の葉っぱ」「おかわかめ」といったキーワードが並びました。あまりメジャーとは言えないような食材を手にしたときに、調理経験が少ないためにその「食べ方」に悩むユーザー層が浮かびます。

夏はネバネバ食材やうなぎ、秋は果物など、旬の食材がランクイン
続いて季節ごとの「食べ方」と一緒に検索されているキーワードを調べたところ、2025年7月は「つるむらさき」「おかわかめ」のほか、「プラム」「すもも」「あんず」といった果物が多く検索されていました。
また、「冷凍うなぎ」「市販のうなぎ」「サザエ」といったスタミナ食材も同時に検索されています。うなぎは「土用の丑の日」、サザエはバーベキューや行楽、海辺へ出かける機会とも関連していることが想像できます。またうなぎについては「美味しい食べ方」といった検索から、既製品を工夫してより美味しく食べようとする様子もうかがえます。

024年10月のランキングでは、「いちじく」「あけび」「シャインマスカット」「ざくろ」など、旬の果物が上位に入りました。一方で、「ローゼル」(ハイビスカスの一種で、ジャムやハーブティーに使われる)や「マコモダケ」といった、日常のスーパーではあまり見かけない食材もランクインしています。見慣れない食材だからこそ、検索で調理方法などを知りたいニーズが想像できます。

若年層はご当地食材、シニア世代は贈答や家庭菜園で手にする食材の食べ方に興味?
20代から60代の各年代の「食べ方」と一緒に検索されたキーワードのランキングを調査したところ、「いちじく」「つるむらさき」「オートミール」「海ぶどう」「血糖値を上げない食べ方」はどの世代でも上位に入りやすいキーワードであることがわかりました。
一方、世代ごとの特徴として、20代では「信玄餅」「ひつまぶし」「恵方巻き」といったご当地グルメや季節行事に関する食べ物がランクインしていました。旅行やイベントをきっかけに調べることがあるのかもしれません。
30代では「コストコ アサイー」と、特定の店舗・ブランドにひもづいたキーワードが唯一ランクインしました。
60代では「キンカン」「ヤーコン」「カリン」といったキーワードがランクインしました。贈答や家庭菜園などで手にする場面があるのかもしれません。

使用ツール:すべてDS.INSIGHT Basic
▼より詳細なレポートは以下のURLで公開しています。
どんな「食べ方」を検索している!?検索データから見えた季節と世代の違い
https://ds.yahoo.co.jp/report/20250911.html
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