フィリピン観光局
国際的に評価されるイベント開催力とホスピタリティを日本市場にアピール
フィリピン観光局(Tourism Promotions Board Philippines)は、2025年8月26日(火)に東京、8月29日(金)に大阪で「フィリピンMICE商談会2025」を開催しました。フィリピンのMICE(会議、インセンティブ旅行、国際会議、展示会)分野における最新の取り組みや観光資源を日本市場に紹介し、フィリピンがアジア有数のビジネスイベント開催地であることをアピールしました。
東京会場ではフィリピンのDMOやMICEイベント企画会社を含む14社のフィリピン企業が参加し、20名の代表者が来日しました。大阪会場には16社・21名の代表者が参加しました。両会場では、日本の旅行業界や企業イベント関係者との個別商談セッションを実施しました

イベントは、東京会場ではフィリピン観光省東京事務所の観光アタッシェ、ニール・バレステロス氏、大阪会場では同大阪事務所の観光アタッシェ、ジェローム・ディアズ氏による挨拶で幕を開けました。続いて、フィリピン政府観光促進局MICE部門イベントマーケティング・サービス課 代理責任者のシェルドル・バヨナ氏によるプレゼンテーションが行われました。登壇者らは、日本との強固なパートナーシップ、急成長する日本のMICE市場との連携強化の可能性、そして2026年のASEANサミットなど国際規模のイベントを開催するフィリピンの実績と能力について言及しました。
「今後、ホテル業界の収容力はますます拡大します。全国で約15,000室の新しいホテル客室が追加される予定で、さらに多くの開発がすでに計画されています。主要なコンベンションセンターも同様に拡張工事を進めており、10万平方メートル以上の展示スペースが追加され、大規模な国際イベントの開催能力がさらに強化されます」と、講演者は強調しました。

さらに、フィリピンでMICEを開催する価値として、世界的に高い評価を受けるホスピタリティにも言及しました。MICEブランドのモットー「We Take Your Business to Heart(私たちはお客様のビジネスを大切にします)」のもと、フィリピンはきめ細やかでプロフェッショナルなサポートでビジネスイベントを支える姿勢を掲げています。
この一環として、フィリピン観光局は、MICE Plusプログラムを発表しました。これは、フィリピンでのMICEやビジネスイベントの開催をさらに促進するため、参加者の体験を向上させるための政府によるインセンティブと支援策です。詳細は以下をご覧ください:
https://www.tpb.gov.ph/enhanced-mice-plus-program/
フィリピン観光局はまた、日本におけるMICEプロモーションを強化し、フィリピンを会議、インセンティブ旅行、国際会議、展示会の開催地として最適な場所と位置付けるというコミットメントを改めて表明しました。
詳細については、TPBのウェブサイト https://www.tpb.gov.ph をご覧ください。
フィリピンのMICEの魅力
7,600以上の島々からなるフィリピンは、MICEイベント開催において多様でユニークな機会を提供します。豊かな自然と文化資源、公用語としての英語、温かくフレンドリーな国民性といった魅力は、会議や展示会だけでなく、インセンティブ旅行や企業研修プログラムにも最適です。
アクセスの良さも重要な利点です。日本の主要6都市(札幌、羽田、成田、名古屋、大阪、福岡)からマニラ、セブ、クラークへの直行便が運航しています。時差はわずか1時間で、国内線の乗り継ぎもスムーズなフィリピンは、日本の主催者や代表者にとって利便性とアクセスの良さを兼ね備えています。
フィリピン観光局(Tourism Promotions Board Philippines)について
フィリピン観光局(TPB)は、フィリピン観光省のマーケティングおよびプロモーション部門であり、国際市場における観光およびMICE分野のプロモーションを専門としています。フィリピンの豊かな文化と自然資源を活用し、TPBはフィリピンを主要な観光地として位置付けるための戦略的キャンペーンを実施。持続可能な観光イニシアチブ、地域社会との強力な連携、そして没入型の文化体験を通じて、フィリピンを世界の観光およびMICEの舞台でさらに高め続けています。