星野リゾート
～五感に響く、豊かな食材が織りなす美食の物語～
「星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート」のメインダイニング「ブレストンコート ユカワタン」は、2025年9月11日～11月30日に、秋限定のコースを提供します。料理には清らかな水が育んだ鯉、山女魚、そして森の香りを運ぶ茸を取り入れました。繊細な火入れや独創的な組み合わせによって、それぞれの食材が持つポテンシャルを引き出し、一口ごとに驚きと感動をもたらします。この秋は目にも美しく、創造性あふれる7品のメニューを堪能できます。
鯉とシャインマスカットのコンビネゾン
鯉は古くから信州で愛されてきた食材です。ブレストンコート ユカワタンでは、信州・軽井沢らしいメニューでおもてなしをしたいとの思いから、一年を通じて鯉の料理を提供しています。「鯉とシャインマスカットのコンビネゾン」では、鯉を異なる手法で調理しました。捌いて間もない鯉は心地よい歯応えと澄んだ旨みを、マリネした鯉では凝縮された風味を楽しめます。
シャインマスカットの芳醇な甘み、セロリのシャキっとした食感と爽やかな酸味が、2つの鯉の味わいを巧みに引き立てる、創造性あふれる一品です。
茸のタルト
豊かな森がもたらす秋の恵み、芳醇な茸をふんだんに使ったタルトです。ハナビラタケやコウタケ、アンズタケ、ハイカグラテングタケなど、その日によって変わる約6種類の茸を一皿に閉じ込めました。茸一つひとつの風味を引き出すため、それぞれに適した調理を施しています。コウタケの旨味、ハナビラタケのコリコリとした食感、アンズタケのフルーティーな香りなど、一口ごとに広がる異なる食感と香りのハーモニーを楽しめます。
山女魚のミ・キュイ クルート仕立て
魚料理は山女魚です。山女魚は、その身のやわらかさと、とろけるような食感が特徴です。その魅力を引き出すため、絶妙な火入れでミ・キュイ（半生）に仕上げました。口の中でとろけるような身の舌ざわりと対照的に、皮目にはハーブ風味のクルート（パイ生地）を忍ばせ、軽快でサクッとした食感をプラスしています。ソースはクラシックなブールブランにハーブの青い香りを合わせ、山女魚が持つほのかな甘みをさりげなく引き立てます。
ペアリング例：鯉とシャインマスカットのコンビネゾン
料理をより深く味わえる、ワインとモクテル（ノンアルコールカクテル）のペアリングを用意しています。
ワインペアリングには、華やかな香りが特徴の白ワイン「ソラリス 千曲川 信濃リースリング 2024」を選定。凝縮感のある果実味とほのかな甘みが、料理のマスカットと鯉の旨みに寄り添い、香りの同調を楽しめます。
モクテルペアリングは、この料理のためだけの特別なレシピで作り上げます。コリアンダーシードの香りを移した白ブドウの果汁をベースに、シャインマスカットと相性の良いバラの香りをかすかに閉じ込めた、洗練された一杯です。
秋限定のコース概要
期間 ：2025年9月11日～11月30日
営業時間：ランチ 9～10月の土日のみ11:30 / 12:00 / 12:30
ディナー 17:30～
料金 ：コース16,500円～
ワインペアリング13,200円～
モクテルペアリング5,800円～（すべて税込・サービス料別）
予約方法：公式サイト（http://yukawatan.blestoncourt.com）より要予約
＊日帰り利用可
＊食材は仕入れ状況により変わります
ブレストンコート ユカワタン料理長
松本博史。長野県出身。東京のレストランでスーシェフとして経験を積み、2015年に星野リゾート軽井沢ホテルブレストンコートへ。2017年、ブレストンコート ユカワタン料理長に就任。古典的な調理技法を大切にしながら、それを現代の形にしていくことでフランス料理の魅力を伝えていきたいと語る松本シェフ。時を経ても色褪せないタイムレスな料理が信条です。
星野リゾート ブレストンコート ユカワタン
軽井沢の森に佇む一軒家レストランです。フランス料理の歴史と伝統を尊重し、現代の人達に向けて、確かな技術に裏打ちされた“フランス料理らしい軽さ”を携えて提供します。
所在地 ：〒389-0195 長野県軽井沢町星野
電話 ：050-5282-2267
営業時間：ランチ 8月～10月土日のみ11:30 / 12:00 / 12:30
ディナー 通年17:30～
席数 ：9卓24席
料金 ：コース16,500円～（税込・サービス料別）
アクセス：JR北陸新幹線軽井沢駅より車で15分