公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
ショーケースでの展示を続けてきた本シリーズがショーケースを飛び出してロビーにも作品が登場!
横浜市民ギャラリーあざみ野では、2010年よりショーケースギャラリーと題し、エントランスロビーのショーケースで新進アーティストの作品を紹介しています。インスタレーション・彫刻・写真・陶芸等様々なジャンルの表現を紹介する本事業は、若手アーティストの発表と育成の場にもなっています。

今年度このショーケースギャラリーが、横浜市民ギャラリーあざみ野が開館20周年を迎えるのを機に生まれ変わります。エントランス横のショーケースを起点にしながらも、そこにとどまらず、エントランスロビーをはじめとする館内の他の空間にも展開します。
これは、展示の自由度を上げるとともに、オープンスペースであるという利点を活かし、作品と来館者の多様な出会い方をつくり出すことをねらいとするものです。合わせてワークショップなどの関連事業も展開し、本事業を若手アーティストとギャラリーの新しい試みの場としていきます。
■今後の展示情報
【古屋湖都美(ふるや・ことみ)展】


古屋は、布の既製品を「ほぐす・縫う・編む」といった行為を繰り返すことで、素材そのものが作品として立ち現れる瞬間を探るように制作を行っています。そのプロセスは、日常に潜む記憶や違和感を静かに浮かび上がらせるものです。
本展で古屋は、エントランスロビーを回遊すると作品とふいに出会うような展示を試みます。どこかで見たことがあるようで、でも少し不思議——そんな感覚を呼び起こす、古屋作品ならではの世界をお楽しみください。
【日 程】9月14日(日)~12月20日(土)
【休 館 日】10月27日(月)、11月24日(月・振休)
★関連ワークショップ:12月6日(土) 詳細は後日webにて
【濱田晋(はまだ・しん)展】


写真家・濱田晋による《HAMADA ARCHITECTS™》は、「プロトタイプの制作・販売」「フリーペーパーの発行・配布」「対話」を軸とした、社会の余白を見つめ捉え直す思考実践プロジェクトです。
本展ではこのプロジェクトを起点に構成され、館内外にZINEや印刷物とともにさまざまなイメージの断片を点在させます。立ち止まり眺めてみると、見慣れた空間やもののなかに潜んでいた新たな可能性が浮かび上がるかもしれません。
【日 程】1月10日(土)~3月15日(日)
【休 館 日】休館日:1月26日(月)、2月23日(月)
★関連ワークショップ 「HAMADA ARCHITECTS™︎プロトタイプをつくる」
端材などを使って、小さな模型=プロトタイプを制作するワークショップです。制作の最後にはそれぞれの作品をパッケージ化して仕上げます。お話ししながら手を動かすうちに社会の見え方が少しだけ変わってくるかもしれません。また、ワークショップの記録や参加者のみなさんの関心を集めたZINE*を、一緒に制作してお渡しします。

*ZINE(ジン)とは、個人で制作する小冊子のことです。写真やイラスト、文字などを組み合わせて、テーマも形式も自由に表現することができる媒体です。
【日時】2026年2月8日、2月15日(すべて日曜、全2回) 13:00~15:00
【対象】12歳以上
【定員】8名
【料金】4,500円(材料費込、全2回分)
申込・詳細はこちらから https://artazamino.jp/event/post-19679

展覧会場 |
横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3) |
入場料 |
無料 |
時間 |
9:00~21:00 |
主催 |
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) |
お問合せ
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内
TEL 045-910-5656 Mail info@artazamino.jp