日本文化伝承協会
天空神社(天空の社・車山神社)の年に一度の例大祭にて。 ①2025大阪万博で初奉奏された巫女舞「とこしえの舞」」が奉納 ②空と宇宙の安全祈願も今年からスタート ③天空参りのすすめ

天空の社・車山神社の例大祭とは?
「天空に最も近い社」と称される車山神社(天空神社)では、地域の守護を超え、全国の山々や大自然、寺社、そして祖先への感謝と祈りを捧げる祭典が執り行われます。
令和7年10月9日「天空の日」、標高1,925メートル、雲を見下ろす霧ヶ峰山頂に鎮まる天空神社にて、年に一度の例大祭が斎行されます。
神社が鎮座する長野県茅野市・諏訪地域は、日本で最も長く縄文文化が続いた地とされ、古来より山・風・空・大地、そして祖先の御霊を敬い祈りを捧げてきました。その精神は現代にも受け継がれ、例大祭では、人々に恵みをもたらす大自然と、共同体の精神的な柱として土地や人々を守り続ける全国の寺社、そして祖先への「感謝と祈り」が厳かに奉げられます。
天空の社から発せられる祈りは、雲を越え、空と宇宙へと広がり、私たちが生きる現代においても、平和とつながりの大切さを伝え続けます。


巫女舞「とこしえの舞」とは?
2025年大阪・関西万博では、EXPOメインホールにて約1500名の観客を前に、70名による「とこしえの舞」が初奉奏され、大きな感動を呼びました。今回、その舞を奉じたメンバーが全国から集い、車山神社にて再び「とこしえの舞」を奉納いたします。
「とこしえの舞」には、日本の四季が織りなす美しさへの賛美と、その恵みへの深い感謝が込められています。春夏秋冬に彩られたこの国に生きる人々の清らかな心、万博に集う世界の人々の響き合う心の美しさを讃えるとともに、古来よりこの国を護り続けてきた八百万の神仏への感謝、そして世界の平和への祈りが舞いに宿ります。
しなやかな舞は天を仰ぎ、地を撫で、その一振りごとに天と地を結び、八百万の神々と人々をつなぐ麗しき祈りとなることでしょう。
(参考記事:https://omatsurijapan.com/column/reiwa-konjyakushikimonogatari2025-report/)


航空、空港、宇宙の安全を祈念スタート
近年、航空、宇宙産業の発展に伴い、「天空に最も近い神社」と称される車山神社には、航空・空港関係者や宇宙に携わる方々の安全を祈念する参拝が年々増えています。ここでの祈りは大空を越えて宇宙の彼方へと響き渡り、参拝者一人ひとりに御神威を授ける祈祷として深まっています。さらに、空と宇宙は国境を越えて人々を結ぶ大いなる道。車山から捧げられる祈りは、日本のみならず世界の空と宇宙へと広がり、すべての人々の安全と平和を願う永遠の祈念となっています。

天空参りとは?
「願い事なら、天空参り」「一生に一度は、天空参り」・・・
天空にそびえる社・『車山神社(天空神社)』への参拝だけでなく、今暮らす土地を見守る『氏神(うじかみ)神社』、個人の生まれた土地と、生涯にわたって見守ってくれる『産土(うぶすな)神社』と三つの神社に心を込めてお参りする作法です。
これは「天」「地」「根」へ祈りを捧げる尊き参拝作法。すなわち、天の恵み、大地の守り、そして自らの根源へと立ち返り、ご縁に感謝を重ねる祈りの道です。
現代は、前へ進むことばかりに心を奪われ、足元にある本質を見失いがちな時代。だからこそ、自分の原点に還り、大切なつながりを思い出すこのお参りは、心を潤し、人生に新たな光をもたらすかけがえのない道しるべとなるでしょう。

【日時・場所 】
日時:令和7年10月9日 14:00~15:00会場:天空の社・車山神社
住所:長野県茅野市北山3413
縄文が日本でも長く続いた長野県諏訪・茅野にまたがる霧ヶ峰山頂(標高1925m)に鎮座。
JR「茅野駅」より、標高1600mの車山高原スカイパークスキー場まで、車、バスで約40分。その後、リフトを活用し15分。登山は登り口により、30分〜60分。
問い合わせ
▼▼天空の社・車山神社公式HP▼▼
【本件に関するお問い合わせ】
企業名:日本文化伝承協会
担当者名:五十幡 香奈
電話番号:03-6743-1777
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