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株式会社REASELS、東京都主催「X-HUB TOKYO」ニューヨークコースに採択

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株式会社REASELS

~食品輸出DXで2兆円市場に挑む。生成AIを活用した新しい輸出インフラ構築へ~

「食品輸出の営業実務に特化した生成AIソリューション」の実用化を進めている、株式会社REASELS(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山口結花)は、東京都主催「X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAM」のニューヨークコースに採択されました。本プログラムを通じて、米国市場での実証を重ねながらプロダクトの開発を加速させ、世界中の食品メーカーが直面する言語・規制・ドキュメント作成の壁を乗り越え、国際的に通用する“食品輸出インフラ”の構築を目指します。

目次

拡大する食品輸出市場と中小企業の参入障壁

2024年、日本の農林水産物・食品輸出額は前年比3.7%増の1兆5,070億円と過去最高を更新しました。農林水産省は2025年に2兆円達成を目標に掲げ、さらなる輸出拡大に取り組んでいますが、一方で、現場では多くの中小食品メーカーが参入の壁に直面しています。

実務負担が重く、商談から輸出に至らない現状

例えば、新規に輸出を検討する場合、海外バイヤー向けの書類の作成には1商品あたり平均3〜4時間程度の工数がかかり、専門知識がないと誤りも発生しやすいものです。また、海外向けラベルは自社での作成が難しく、1商品あたり数万円~10万円以上かかる場合も。国ごと、バイヤーごとに作成が必要になることもあり、大きなハードルです。このような実務負担の重さが、商談にすら至れない大きな要因となっています。

生成AIによる解決策 ― ワンクリックで規格書を自動生成

REASELSは、これらの課題を解決するために、生成AIを活用し、営業資料や規格書をワンクリックで生成するプロダクトを提供しています。輸出規制チェックから、海外バイヤー指定のフォーマットに従った商品規格書の作成までを自動対応することで、食品の海外営業において必要となる実務負担を大幅に軽減することを目指しています。

ニューヨークで検証 ― 双方向の課題を探る

今回のX-HUB TOKYOニューヨークコース参加を通じて、米国の食品商社や小売業者との対話に加え、ニューヨーク現地の食品バイヤーとのマッチング機会を通じ、日本側と海外側双方に共通する課題を抽出します。またその成果を現在開発中のプロダクトに反映し、単なる営業実務の効率化ツールにとどまらない、国際標準となる「食品輸出のインフラ」の実現に挑戦します。

海外支援の実績とAI活用への展望

REASELSはこれまで、日本の食品ブランドの米国進出支援を手がけ、現地店舗運営や商談実務を通じた知見を蓄積してきました。その経験を活かし、生成AIを食品輸出や海外営業の場面で現実的に導入できる形へ落とし込み、日本の食品産業全体の輸出力向上に貢献していきます。


株式会社REASELS 代表取締役社長 山口結花 のコメント

このたび、食品輸出業務のDXを推進する当社プロダクトが、X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAMに採択されたことを大変光栄に思います。

私はこれまで、米国を中心に複数の日本食品ブランドの進出支援に携わってきました。この業界に関わる中で、味や品質は世界に十分通用するのに、実際に輸出を実現するためには現地バイヤーへの営業・交渉ごとや複雑な貿易書類、規制対応、多言語対応など「仕組み」のハードルが立ちはだかります。こうした壁の高さゆえに、海外進出を難しいものと感じているブランドが数多くいるのを目の当たりにしてきました。特に中小企業やクラフトブランドにとって、それは決して小さな壁ではありません。

だからこそ、私たちは支援の現場から得た課題をもとに、「現場で本当に使える」食品輸出特化型のDXプロダクトの開発に取り組んできました。今回の採択は、そうした現場起点のソリューションに可能性を見出していただけた結果だと受け止めています。

また、今回のプログラム参加を通じて、私たちのプロダクト自身も「日本の中だけで完結しない」ものとして、世界に通用するグローバルソリューションへと育てていきたいと考えています。日本企業の商品を世界に届ける私たち自身が、海外展開に挑戦する姿勢を持つことで、このプロダクトがより多くの企業にとって“使いやすく、頼れるパートナー”となるよう進化できると考えています。

私たちが目指すのは、優れた商品が、国境を越えて正当に評価される世界です。

特に日本においては、言語の壁や地理的な孤立感から「海外に出ていくこと」への恐れが根強く残っています。

私たちは、そうした“無意識の壁”をテクノロジーの力で乗り越え、挑戦する企業を後押ししていきたいと考えています。


X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAMについて

OUTBOUND PROGRAMはグローバルに活躍する東京発スタートアップ企業創出のため、都内スタートアップ企業の海外展開を支援するプロジェクトです。ニューヨーク、シリコンバレー、英国、ヨーロッパ、シンガポール、インドネシアの6コースにおいて、各地域のエコシステムに精通しているグローバルアクセラレーターと連携し、ブートキャンプやメンタリングに加え、ビジネスパートナーとの提携や投資家からの資金調達につながる機会を提供します。

詳細:X-HUB TOKYO 公式サイト

https://www.x-hub-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/outbound_program


■ 株式会社REASELS 会社概要

■ 株式会社REASELS 会社概要

株式会社REASELSは、日本の「匠の技術」「洗練された品質」を世界に届けることを使命とし、日本発の食品ブランドを海外市場へ“自然に溶け込むかたち”で届けるDXスタートアップです。海外(米国)進出支援、生成AIを活用した輸出DXソリューションの開発、世界の食トレンドを取り入れた輸入販売の3事業を展開し、日本の食文化を国際的に通用する形で世界に届けることを目指しています。日本の食品産業の国際競争力を高め、すべての食品生産者が国境を越えて挑戦できる未来を目指しています。

社名:株式会社REASELS(リアセルズ)
所在地:東京都渋谷区道玄坂1‑10‑8 渋谷道玄坂東急ビル2F‑C
代表者:代表取締役 山口 結花
設立:2023年2月
事業内容:
 ・食品ブランドの海外進出支援(特に米国)
 ・生成系AIを活用した輸出DXプロダクト開発
 ・食品貿易業
URL:https://www.reasels.com

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月12日 10時00分)

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