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北海道を舞台に世界中のスタートアップと事業共創を行う「HFX」、採択スタートアップ11社を招き「HFX Kickoff Week」を開催。地元中学校でのワークショップや現地視察、企業面談等を実施。

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Scrum Ventures | Scrum Studio

スクラムベンチャーズ・スクラムスタジオ株式会社は、北海道の魅力向上や地域課題の解決をテーマに、北海道及び北海道ボールパークFビレッジ(所在地:北海道北広島市、以下「Fビレッジ」)を拠点とし、グローバルスタートアップとパートナー企業や自治体との事業共創を目指すグローバルアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」(以下、HFX)の採択スタートアップ11社を北海道に招き、「HFX Kickoff Week」を開催しました。

8月25日からの一週間、応募総数310社から選ばれた採択スタートアップ11社を北海道に招き、北広島市の中学生とのワークショップ、道内で起業したスタートアップとの意見交換、道内の現地視察、パートナー企業や自治体との面談といったアクティビティを通して、スタートアップ各社には北海道についての理解を深めていただきました。

目次

【地元中学生とのワークショップ】

北広島市立広葉中学校の3年生と「身の回りの課題を解決する新しい商品案」をテーマにワークショップとディスカッションを行いました。スタートアップにとっては、地元中学生とのコミュニケーションから、北海道や日本における課題を学ぶ機会となりました。中学生にとっては授業で学んでいる英語を実践しつつ、スタートアップから起業家精神やチャレンジマインドを学ぶ機会となり、海外文化交流の場として相互に実りの多い2時間となりました。

【北海道内で起業したスタートアップとの意見交換】

道内の外国人起業家や日本人起業家によるスタートアップ、自治体、団体担当者が多数集まり、採択スタートアップとの交流が行われました。道内のスタートアップや地域が感じている課題感や問題意識を共有いただき、採択スタートアップは多くの気づきを得つつ、さらに新しい連携の可能性を得ることができました。

【札幌市や北広島市など、北海道内を現地視察】

採択スタートアップは、札幌市や北広島市などを中心に、道内の企業や地域が直面する課題を実際に見聞きして、どう自社のサービスや製品が解決できるか具体的に把握し、担当者とのディスカッションを行いました。また、スタートアップ各社の業務内容に合わせて、エスコンフィールド内でヤマト運輸が行う物流作業の見学や、ニセコのリゾート施設の訪問などを実施し、実際のオペレーション方法や課題を現場で感じることができました。

【アドバイザーである栗山英樹氏との対談・ディスカッション】

北海道ボールパークFビレッジのエスコンフィールドにて、アドバイザーである北海道日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の栗山英樹氏を交えた対談を行いました。また、一部採択スタートアップとは個別にもディスカッションをしていただき、栗山氏からは、スタートアップとの事業共創で生活が変わることへの期待、そして実現に向けての具体的なアドバイスをいただきました。

【パートナー企業との事業共創に向けた面談】

パートナー企業である、ヤマトホールディングス株式会社、株式会社JTB、今回新たに参加した東急不動産株式会社、株式会社北海道銀行や、自治体パートナーである北海道北広島市などとの事業共創に向けた面談も行われました。企業はスタートアップのプロダクトを実際に体験し、導入の検討を進める企業も現れるなど、本プログラムが目指すグローバルスタートアップとの協働による北海道の課題解決に向けて、重要な一歩を踏み出すことができました。

【参加スタートアップからのコメント】

●Dave Lin 氏
Director Product Marketing, Apptronik

農家、介護施設、飲食店、さらには中学校まで、現地視察は印象に残っているアクティビティです。北海道の人々が直面している課題をより深く理解し、共感できるようになりました。また北海道日本ハムファイターズの伝説的な監督である栗山さんと意見を交わすことができ、優勝監督として、さらにビジネスリーダーとしての素晴らしい視点に、大変刺激を受けました。

●Jack Wilson 氏
Co-Founder & COO, Eztia

特に強く心に残ったのは「人とのつながり」でした。地元の学校やコミュニティセンターとの交流、副市長との会話など、このプログラムは私たちが取り組もうとしている課題を持つ「実際の人々や地域社会」の理解を深めてくれました。この体験は、北海道の社会課題に情熱をもって取り組むための今後のモチベーションになると思います。

●Yongseung Lee 氏
CTO, Seoul Dynamics

北海道大学の学生たちの学ぶ意欲と強いモチベーションには本当に刺激を受けました。私自身も新たなエネルギーをもらいました。ディスカッションを通じて、北海道のさまざまな地域課題を一緒に掘り下げることができ、地域特有の課題解決のアイデアを考える上で、非常に有益でした。

【北海道大学の学生、大学院生が運営協力】

今回から、北海道大学を主幹機関とする北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク(HSFC)に、HFXのリソースパートナーとして参画いただき、北海道大学の学生、大学院生の皆さんに、HFX Kickoff Weekの運営にご協力いただきました。この取り組みは、北海道の次世代人材育成、スタートアップ支援強化、地域と若者の接続を目的とし、学生の皆さんにとっては、実践的な国際スタートアップ支援体験と地域課題探究が一体となった、これまでにない学びの機会としてご参加いただきました。ありがとうございました。

【今後のプログラムの予定】

今後、採択スタートアップは、「HFX Kickoff Week」で得た知見やネットワークをもとに、各社の独自の技術や強みを活かして、北海道の魅力向上や地域課題の解決に取り組んでいきます。パートナー企業である、ヤマトホールディングス株式会社、株式会社JTB、東急不動産株式会社、株式会社北海道銀行や、自治体パートナーである北海道北広島市などとの事業共創に向けた検討も行われます。

その後、2026年2月26日に予定している「HFX Demo Day 2026」(プログラムの成果発表の場)にて、開発したサービスの発表や実証実験の効果検証などを行い、本導入に向けたデモンストレーションを行います。

なお、「HFX」は3年間のプログラムであり、2026年2月のDemo Day終了後、次年度の採択スタートアップ募集に向けた応募を開始するとともに、本年度採択スタートアップへの継続支援を行います。

採択スタートアップ11社については、こちらのプレスリリースをご参照ください。

◆北海道を舞台に世界中のスタートアップと事業共創を行う「Hokkaido F Village X(HFX)」、スタートアップ11社を採択。世界29カ国から310社が応募し、日本1社、海外10社を採択。

「HFX Kickoff Week」の写真を交えたさらに詳しい様子は、スクラムベンチャーズのウェブサイトにてご覧ください。

【「HFX Kickoff Week」の実施概要】

●実施期間:2025年8月25日(月)から29日(金)
●実施プログラム
(屋外実施プログラム)
– 道内で起業したスタートアップとHFX採択スタートアップによる意見交換
– 北広島市の中学生とHFX採択スタートアップによるワークショップ
– 事業連携の具体化を目的としたHFXパートナー保有施設の見学
– その他、Fビレッジ・北広島市・札幌市を中心とした現地視察と地域課題抽出

(屋内実施プログラム)
– 採択スタートアップの報道関係者向け発表会
– パートナー企業、自治体、アドバイザー、採択スタートアップによる実証実験に向けた各種協議
– 採択スタートアップによるピッチ
– 北海道日本ハムファイターズ戦の観戦

【プログラム概要】

● 主催:Scrum Ventures LLC、スクラムスタジオ株式会社
● 運営協力パートナー:株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
● パートナー企業:ヤマトホールディングス株式会社、株式会社JTB、東急不動産株式会社、株式会社北海道銀行
● 自治体パートナー:STARTUP HOKKAIDO実行委員会、北海道北広島市
● リソースパートナー:日本貿易振興機構(JETRO)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート、駐日英国大使館、
北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク(HSFC)
● アドバイザー:栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO))
● 公式ウェブサイト: https://hfx.jp/
● 開催期間:2025年3月〜2028年2月(予定)
● スケジュール(1年目予定)
 ○ スタートアップ募集期間:2025年3月〜 2025年5月
 ○ スタートアップ選定期間:2025年4月〜2025年7月
 ○ 採択スタートアップ発表、グローバルスタートアップ来日による集中事業開発週間「HFX Kickoff Week」:2025年7月〜2025年8月
 ○ メンタリング・事業開発期間:2025年8月〜 2026年2月
 ○ 成果発表「HFX Demo Day 2026」:2026年2月26日木曜日
● 本プログラムで募集するスタートアップのカテゴリ
 1. スポーツ・エンタメ・スタジアム
 2. フード&アグリ
 3. モビリティ
 4. サステナビリティ
 5. ウェルビーイング

<スクラムベンチャーズについて>
スクラムベンチャーズは、米国と日本でアーリーステージのスタートアップ企業に投資をするファンドを運営しています。これまで、Mobility、Fintech、IoT、VR、コマース、ヘルスケアなど幅広いカテゴリーの革新的な140社を超えるスタートアップに投資を実行しています。単なる出資にとどまらず、ハンズオンの事業支援、共同投資家の紹介、グローバル進出支援、事業提携先の紹介などを通じて、スタートアップの企業価値向上にも貢献しています。

会社名:Scrum Ventures LLC
代表者:ジェネラルパートナー 宮田 拓弥(創業者)
本社所在地:米国・サンフランシスコ市
設立日:2013年2月
業務内容:ベンチャー投資事業
URL:https://scrum.vc/ja/

<スクラムスタジオ株式会社について>
日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けるスクラムスタジオ株式会社は、オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表する大企業パートナーとスタートアップとの共創を支援する「グローバル事業共創プログラム」や、海外スタートアップの日本進出支援といった「インキュベーション事業」を行っています。スクラムスタジオ株式会社は、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造をドライブします。

会社名 : スクラムスタジオ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 髙橋 正巳
本社所在地: 東京都港区
設立日 : 2020年8月
業務内容 : 新規事業創出スタジオ事業、オンラインプラットフォーム事業
URL :https://scrum.vc/ja/studio/

【お問い合わせ先】
◆プレスリリースに関するお問い合わせ先
担当: 三浦
Email: contact@scrum.vc

◆『Hokkaido F Village X』に関するお問い合わせ先
担当: 宇都宮
Email: hfxpr@scrum.vc

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月12日 10時00分)

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