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Japan Digital Design社員、データ分析の世界大会Kaggleで金メダル獲得

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Japan Digital Design 株式会社

AI技術で挑み2,657チーム中のトップ0.5%に入賞。金融課題にも通じる、世界水準の技術力を証明。 

Japan Digital Design株式会社(代表取締役CEO:浜根 吉男、以下:JDD)の社員であり、データサイエンスコンペティション「Kaggle」の最上位称号「Grandmaster」を持つ今西大輔が、医療分野の社会課題をテーマとしたコンペティション「CMI – Detect Behavior with Sensor Data」にて金メダルを獲得しました。

本成果は、個人の卓越した専門性に加え、社員の挑戦を後押しする当社カルチャーの有効性を証明するものです。世界中から2,600を超えるチームが参加する中、ソロでの挑戦で上位0.5%となる15位に入賞し、当社の技術力が世界水準にあることを改めて示しました。

Kaggle(カグル)とは

Kaggle(カグル)は、Google傘下が運営する世界最大級のデータサイエンス/機械学習コンペティションプラットフォームです。世界中から数千人規模の参加者が集まり、医療・金融・環境など社会的意義の大きい課題に対して最先端のAI技術を競い合っています。
その規模や競争の厳しさから、しばしば「データ分析のオリンピック」とも称される場であり、上位入賞は世界的にも高く評価される成果です。
また、Kaggleでは成績に応じて「Expert」「Master」「Grandmaster」といった称号が与えられます。なかでもGrandmasterは最上位ランクであり、世界で数千人に一人しか到達できない極めて狭き門とされています。

コンペ概要
2025年5月30日~2025年9月3日に開催された「CMI – Detect Behavior with Sensor Data」は、不安障害や強迫性障害に見られる「髪を抜く」「爪を噛む」といった身体集中反復行動(BFRB)を、手首に装着するセンサーデバイスにより自動的に検出するAIの実現を目的に開催されました。
参加者には、BFRB対象となる動作と対象外の動作の両方を含むセンサーデータが提供され、そのデータを用いて動作の種類を高精度に予測するAIを開発することが求められました。
当該センサーデバイスには、慣性計測装置(IMU)、距離計測センサー(ToFセンサー)、温度センサーが搭載されており、多次元かつ複雑なデータの解析が課題となりました。

今回、2,657チーム参加し、今西はソロ参加で15位となりました。(2025年9月9日確定)

受賞者コメント
「今回の入賞の背景には、私が得意とする画像認識技術をセンサーデータ解析に応用した点があります。具体的には、画像認識で広く用いられる『2D-CNN(二次元畳み込みニューラルネットワーク)』と呼ばれるモデルをセンサーデータ解析に適用することで、高精度な予測を実現しました。
さらに、公開ノートブックや過去コンペの手法を参考にし、合計5種類のモデルを構築してアンサンブル(複数モデルの予測結果を組み合わせることで精度を高める手法)を行い、精度を大きく向上させることに成功いたしました。
また、コンペ開始直後から数か月にわたり実験と改善を積み重ねたことも成果につながりました。地道な取り組みの積み重ねと、多様なモデルを組み合わせる工夫が、上位入賞につながったと考えております。」

受賞者プロフィール・実績

Japan Digital Design株式会社
M-AIS(MUFG AI Studio) Senior Data Scientist 今西 大輔

現在は、M&A関連部門をユーザーとする「M&A AIマッチングプロジェクト」に参画し、AIモデルを用いたM&A売りニーズに対する買い候補先の抽出に取り組んでいます。

本プロジェクトでは、M&Aオリジネーション業務の効率化・高度化を目的としたAI PoCを推進しています。
今西は2021年よりKaggleに挑戦を開始し、2024年には5枚目の金メダルを獲得して、最上位称号である「Grandmaster」に昇格いたしました。

今回の金メダルは6枚目となり、これまでに金メダル6枚、銀メダル14枚、銅メダル2枚を獲得しております。(KaggleプロフィールURL:https://www.kaggle.com/dimanishi

JDDの取り組みについて
JDDでは、データサイエンティストをはじめ、多くのスペシャリスト人材が、それぞれの領域で力を発揮しやすい環境を整えています。その一環として、柔軟な働き方やキャリアの指向性に応じた成長支援、また業務外においても先端技術へ挑戦できるサポート体制を備えることで、社員一人ひとりが創意工夫と自己投資を続けられるカルチャーを大切にしています。
今回の今西の目覚ましい成果は、同人自身の圧倒的な努力と専門性の賜物であると同時に、JDDカルチャーの有効性を示す象徴的な事例でもあります。今後も多くのメンバーが自身の可能性を広げていくことで、新たな成果を創出し、社会に貢献していけるよう、挑戦を後押ししてまいります。

社員の挑戦を後押しするカルチャーや、JDDの取り組みについては公式noteで詳しくご紹介しています。

今後の展望
JDDは、データサイエンス領域における採用活動を一層推進するとともに、研究開発支援にも引き続き注力していきます。世界水準の技術力を有する人材とともに新たな価値を創出し、社会に還元していくことで、ミッションの実現をめざしてまいります。

Japan Digital Design株式会社(JDD)について
JDDは「金融の新しいあたりまえを創造し人々の成長に貢献する」というミッションのもと、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下MUFG)の一員として、より良い金融体験を創造することをめざします。

高度なデータ分析やAI機械学習モデルの構築、最新技術を取り入れた柔軟なシステム設計・実装、顧客視点の体験設計など、MUFGのDX活動に対するソリューションを提供します。また、MUFGとの協業・人材交流やR&D機能を通じて、金融のイノベーションを先導し、お客さまにとっての金融体験や、MUFGの事業環境をアップデートし続けます。

会社概要
会社名:Japan Digital Design 株式会社
設立:2017年10月2日
代表者:代表取締役CEO 浜根 吉男
本社所在地:〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-3-5 日本橋トークビル (受付 9階)
HP: https://japan-d2.com/

お問い合わせ先
E-mail: inquiry@japan-d2.com

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月12日 11時36分)

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