株式会社MTG
睡眠時間の増加傾向および熟睡感の向上を⽰唆
株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社⻑:松下剛)は、独⾃開発した⾎⾏促進繊維VITALTECH®(バイタルテック)の睡眠への効果を⼤阪⼤学微⽣物病研究所 ⾼倉 伸幸先⽣、医療法⼈
RESM ⽩濱 ⿓太郎先⽣、名古屋市⽴⼤学薬学研究科 粂 和彦先⽣とともに第34 回⽇本睡眠環境学会学
術⼤会(2025 年9 ⽉12 ⽇から13 ⽇)にて発表します。VITALTECH®を⽤いたスリープウェアを着⽤することで睡眠時間の増加傾向および熟睡感の向上が⽰唆されました。
2021 年のOECD の調査報告により、⽇本の睡眠時間は国際的にも短いことが知られています※1。また、令和5 年の国⺠健康・栄養調査結果でも、ここ1 カ⽉間睡眠で休養が⼗分に取れている者の割合は74.9%であったと報告されており、相当数は睡眠で休養が⼗分に取れていないことになります※2。より良い睡眠のために睡眠環境を整えることは重要であり、その⼀つにスリープウェアがあります。2022 年10 ⽉家庭⽤遠⾚外線⾎⾏促進⽤⾐が⼀般医療機器として新設され、リカバリーウェアとして注⽬されていますが、その睡眠への効果は明らかになっていませんでした。そこで今回、⾎⾏促進繊維VITALTECH®を⽤いたスリープウェアによる睡眠への影響について検証しました。
※1 OECD Gender date portal. 2021
※2 厚⽣労働省 令和5 年「国⺠健康・栄養調査」
■学術発表
演題:⾎⾏促進作⽤をもつ特殊繊維を⽤いた寝⾐による睡眠への影響について
発表者:牧井 美波1),武藤 貴雄1),⾼倉 伸幸2),⽩濱 ⿓太郎3) ,粂 和彦4)
1)株式会社MTG, 2)⼤阪⼤学微⽣物病研究所, 3)医療法⼈RESM, 4)名古屋市⽴⼤学薬学研究科
■試験概要
試験品:特殊加⼯が施されたスリープウェア(VITALTECH®) / 施されていないスリープウェア(プラセボ品)
被験者:22 名(男性11 名 ⼥性11 名、年齢 47.6±6.6 歳、睡眠で⼗分な休養が取れていない者)
試験⽅法:各試験品を1 週間ずつ着⽤し最後の3 ⽇間に睡眠計測を実施
■結果(発表データの⼀例)
①睡眠計測
脳波による睡眠計測を実施した結果、プラセボ品と⽐較してVITALTECH®を着⽤することで、睡眠時間※およびノンレム睡眠時間が増加する傾向がありました。
※中途覚醒時間を除いた本当に眠っている時間

②睡眠⽇誌
睡眠⽇誌にて睡眠感を取得した結果、プラセボ品と⽐較してVITALTECH®を着⽤することで、熟睡感の向上が⽰唆されました。

③⾝体に関するアンケート
⾎⾏促進による効果として期待される項⽬についてアンケートを実施した結果、プラセボ品と⽐較して
VITALTECH®を着⽤することで、疲労感、腰の痛みやコリ、眼の下のクマのつきやすさが軽減されることが⽰唆されました。
【⽇本睡眠環境学会】
睡眠環境学の科学に関する学術研究および教育・実践・応⽤の向上に資するため、 研究者相互の交流・
研究発表会等を開催し、睡眠環境学の科学研究の充実に寄与することを⽬的した団体です。
第34 回⽇本睡眠環境学会学術⼤会のテーマは、「睡眠環境学のこれまでとこれからを繋ぐ」と題して⾏われました。
学会HP:https://www.sse-japan.com/
学術⼤会 HP: https://sites.google.com/view/jsse34th/
⾎⾏促進繊維VITALTECH®とは
「⾎⾏促進繊維VITALTECH®」は、MTG 独⾃の繊維テクノロジーです。極微細に粉砕された8 つの天
然鉱⽯を独⾃配合で繊維に練り込むことで、薄さ1mm 以下の⽣地でもリカバリー効果を発揮することに成功しました。
