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170年ぶり、和服をアップデート──リアルクローズとして新提案、京都発・Play KIMONO。代官山ポップアップで、小袖-Tシャツ、新作HAKAMA-パンツなど、新しい和装体験を。

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株式会社二十八

京都発の和装アパレルブランド「Play KIMONO」が新コレクションを発表します。もし日本が西洋化していなかったら、どんな和服が生まれていたでしょうか。伝統とモードが交差する、新しい日常の装いです。

小袖-Tシャツ(和紙天竺)
目次

伝統は、ラクでいい。

さらりと、KIMONO。

 

着物は長い歴史を持ち、洗練された美しさを持つがゆえに、「特別な日に着るもの」として日常から遠ざかってきました。多くの日本人が「着物を着てみたい」と願いながらも、「着付けができない」「動きにくい」「手入れが難しい」といった壁に阻まれたままです。着物業界からは、洗える着物や2部式着物などの提案はありましたが、多くの人にとっての「これではない」という感覚は拭いきれていません。

Play KIMONOが挑んでいるのは、その“あと一歩”を超えることです。

たどり着いた結論は、「着物が今の形のままである限り、現代人は日常に和装を選ばない」ということ。だからこそ、誰もが自然に手に取り楽しめる“リアルクローズとしての和服”を創り出し、Play KIMONOというブランドを起ち上げました。

KIMONOフーディは、アメリカのクラウドファンディングや日本のMakuakeにも出品。

Makuakeでは780万円の売り上げ購入を達成。

和服の定義

まず考えなければならない根源的な問いは「和服と洋服の違いは何か」ということでした。形なのか、構造なのか、歴史の積み重ねなのか。胡服(こふく)、陣羽織、軽衫(かるさん)袴に長襦袢──これらの“和装”とされる服も、実は大陸や西洋の服をオリジナルとして、日本人の美意識で昇華してきたものです。

つまり和服とは、諸外国の影響を受けながらも、常に日本人が進化させ、我が物として昇華した服のことです。

小袖-TシャツとHAKAMA-パンツ(リネン)
JUBAN-Tシャツ(和紙70%)

影響し合ってきた東西の服

17世紀から欧米に輸出された綿入りの着物「ヤポンセロック」や、現代の欧米における“KIMONOスタイル”の洋服など、東西の衣服は互いに影響し合ってきた歴史があります。これは単なる歴史的事実であると同時に、和服と洋服の本質を見出し、現代において新しい和装スタイルを創り出す根拠ともなり得ます。

商品コンセプト

Play KIMONOが目指すのは、「和服としての納得感」と「日常着としての快適さ」を両立した新しいKIMONOです。

直線裁ち・布の余白という和服ならではの美を残しながら、動きやすさ・機能性・ユニセックス対応といった快適性を取り入れる。この進化を、170年ぶりに再び促すことが私たちの使命だと考えています。

小袖-TシャツとKIMONOスカート(KAJIF)
JUBAN-Tシャツ(リネン)

商品紹介

今回の代官山ポップアップでは、新商品「HAKAMA-パンツ[リネン]」を発表します。袴の意匠をベースにしながら、リアルクローズに昇華させた一着です。

さらに、春先から晩秋まで活躍するTシャツシリーズも販売し、四季を通じて楽しめる新しい和装スタイルをご覧いただけます。リネンのみならず、最新の合成繊維や、和紙を使った素材感も必見です。

HAKAMA-パンツ[リネン]

通常価格:¥46,000(税込)

カラー展開:ベージュ/スチールグレー/紫/ブラック(M/Lサイズ)

素材:リネン100%。清涼感と優れたドレープ。
特徴:袴由来の大きなゆとり、ウエストに入る6本のヒダ。ユニセックス仕様で季節の変わり目にも対応。風が吹き抜けて行く快適さは、日本の風土にも最適です。是非ご体験ください。

リネン・ベージュ

小袖-Tシャツ

ミニマルでシンプルな一枚。「小袖(こそで)」から着想を得たデザインで、休日のカフェや旅先、リゾートなどシーンを選ばず着用可能です。素材バリエーションは上質なリネン、和紙、高機能合成繊維などで、涼しさと高級感、高機能性を追求。

価格帯/色展開などは公式サイト参照

和紙70%・ホワイト
和紙天竺・ブラック
KAJIF・グレー
リネン・ベージュ
和紙天竺・ブラック

JUBAN-Tシャツ

着物の下に着る「襦袢(じゅばん)」をモチーフとしたラグジュアリーなTシャツ。「襦袢」の柔らかさと風を纏うような肌触りを重視。風通しが良く、レイヤードにも適しています。

価格帯/カラー展開は公式サイト参照

和紙70%・ブルー
和紙天竺・ベージュ
KAJIF・ホワイト
リネン・紫

差別化ポイント

「日常に使える快適さ」と「着物らしさ」の両立

[サンプル]羽織ジャケットのセットアップ

従来の着物の形のままに付与した利便性(洗える、着付け不要)では、現代人にとって不十分でした。必要なことは、着物を新しいカタチに刷新し、現代の快適さを付加することです。

ただ、着物という衣服が700〜800年以上の定型ゆえ、我々が持つ先入観は非常に強く大きなものであり、少し形が変わっただけでも「これは着物じゃない」となってしまいます。それゆえ、「着物(和服)らしさ」が感じられ、かつ現代に馴染むデザインの妙が極めて重要です。

着物感があるのに快適で、さらに現代に馴染む服。そんなバランスを大切にしながら、物作りをしています。

「170年ぶりのアップデート」への自信

開国以来、本当を言えば、もっと以前からカタチの進化が止まってしまった着物。そんな着物を170年ぶりにアップデートするという文化的キーを掲げ、和装アパレルという新ジャンルを立ち上げます。

これをできるのは洋服ブランドではなく、尺寸(寸法)による着物の仕立て、和の色合わせ、絹による世界最高の染織を見続けてきた呉服屋だと自負しています。アップデートした和服を、和服だと言い切れるだけのストーリーも合わせてお届けします。

KIMONOフーディ[Play KIMONO店舗]
袍(ほう)をアップデートしたセットアップ

長い夏と、風土に合った服

今回、和服としてのTシャツ、パンツを作って強く感じることは、日本の風土にとても適しているということです。

長い夏と短い秋は、平安時代の気候に似ています。着物寸法に仕上げた袖口や袖付け、奈良・平安時代から続く薄物の素材使いが、日本の風土にマッチするのは当然のことです。

西洋の服は、袖口や裾が詰まり、体にピッタリとしていることが最善とされていますから、どうしても空気がこもりがちですが、Play KIMONOの和服は、服の中を風が通り抜ける体験ができます。これがどれほど気持ち良いことかは、是非実際にご試着の上、ご体感ください。

大きく開いた袖口(7寸)と袖付けを風が吹き抜ける。

ブランドメッセージ

代表・原巨樹は、職人の後継者を作るべく「京ごふく二十八」を起ち上げましたが、最高峰の呉服だけでは着物文化の衰退を止めることはできないと感じ、新しい日常使いできる和装ブランドとして「Play KIMONO」を起ち上げました。

さらりと、KIMONO。

“気軽に着られるKIMONOがほしい”──多くの人の願いです。

着物は美しい。けれど、日常から遠い服。

だから、Play KIMONOが新しいカタチを作りました。
伝統は、もっと自由に、もっと心地よく。
まとうだけ、それがプレイキモノです。

KIMONO フーディ

伝統は、ラクでいい。

伝統は、特別なものではない。

守られるだけのものでもない。

日常にあってこそ、伝統。

進化してこそ、伝統。

あなたが纏うとき、ミライのKIMONOが始まります。

KIMONOフーディ

ポップアップ開催概要

[東京・代官山]

日程:2025年9月20日(土)〜23日(火・祝)

   9月20日(土)13:00〜19:00

   9月21日(日)11:00〜19:00

   9月22日(月)11:00〜19:00

   9月23日(火)11:00〜17:00

会場Space C(東京都渋谷区代官山町17-4 半地下1階)

アクセス:「ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ」(フォレストゲート代官山1階)を目印に。ブルーボトルから見えるマンションの半地下に会場があります。道路沿いからの入場がスムーズです。

[京都・岩上通蛸薬師下ル]

日程:9月13日(土)12:00〜18:00

   9月27日(土)・28日(日)12:00〜18:00

会場:Play KIMONO・京ごふく二十八(〒604-8353 京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮本町800-1数量限定・ローンチプライス:HAKAMA-パンツはローンチ期間限定価格あり。既存Tシャツラインも色・数量限定分あり。

購入方法:公式ECサイトおよびポップアップ会場で販売。

今後の展開

国内デパートにてポップアップを計画中。日本をルーツとするブランド、日本文化に強く興味を持つブランドとのコラボレーションも検討しています。

2024年アメリカでのクラウドファンディングを実施し、現在も越境ECに取り組んでいます。引き続き海外展開を進めます。

日本文化への関心が高い地域でのポップアップ・EC展開を視野に。京友禅とのコラボ、素材開発、デザインの新境地を探るプロジェクトを進行予定。

企業概要

会社名:株式会社二十八(ふたや)
所在地:〒604-8353 京都府京都市中京区岩上通蛸薬師下ル宮本町800-1
代表者:代表取締役 原 巨樹(はら なおき)
設立:2014年

URLhttps://playkimono.com

    https://futaya28.jp

事業内容

・オーダーメイド呉服ブランド「京ごふく二十八」の運営
・和装アパレルブランド「Play KIMONO」の企画・製造・販売

沿革・特徴

京ごふく二十八は2014年に創業した、京都発の呉服ベンチャーです。オーダーメイドの高級呉服を手がける一方で、現代に通じる新しい和装ブランド「Play KIMONO」を展開。伝統工芸の職人と共にものづくりを行いながら、国内外に向けて“進化する和装”を発信しています。

代表者

原 巨樹(はらなおき)

昭和55年、大分県生まれ。海上自衛隊を経て呉服業界に入り、2014年に京ごふく二十八を創業。オーダー専門、製造と小売ができる呉服店であり、京都にも同様の店は少ない。伝統と革新をつなぐ視点から、AERAなどのメディアで皇室の着物や現代における和装文化についてコメントを寄せるなど、業界の内外から注目を集めています。

https://www.sankei.com/article/20220211-MN6BCBOWRROFXFXJ3P3IHDH6AU/

https://dot.asahi.com/articles/-/264186?page=1

https://futaya28.jp/news/media/

ご取材先

株式会社二十八

担当:原巨樹

メールアドレス:info@playkimono.com

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月16日 09時20分)

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