AndTech
【①積水化学工業:村山 智 氏】【②三井化学:坂本 拡之 氏】【③東京科学大学: 榧木 啓人 氏】【④アイテス: 清野 智志 氏】の、4名の専門家に解説いただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、
「ポリウレタン」の「環境配慮と材料開発」に関する講座を開講します。
自動車、建材、電子部材など幅広い分野で利用されるポリウレタン。本講座では、基礎設計から新規バイオマス原料、CO₂を活用した合成法、劣化分解の解析手法までを紹介します。現場で役立つ知識と次世代の環境対応技術を一度に学べる貴重な機会です。
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:環境に配慮するバイオマス・CO2利用のポリウレタン開発と劣化メカニズム
開催日時:2025年10月29日(水) 10:30-16:30
参加費:60,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f086de3-3329-6990-b518-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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第1講:10:30-12:00(積水化学工業:村山 氏)
「イソシアネート・ポリウレタンの基礎設計と環境対応」
第2講:13:00-14:15(三井化学:坂本 氏)
「バイオマス由来イソシアネート特性と応用」
第3講:14:30-15:30(東京科学大学:榧木 氏)
「CO2資源化技術を指向したウレタン・ポリウレタン合成」
第4講:15:45-16:45(アイテス:清野 氏)
「ポリウレタンの劣化分解メカニズムとその分析解析」
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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①ポリウレタンの基礎と合成反応
②環境対応型イソシアネートおよびポリウレタンの特徴
③CO2の合成化学的変換の基礎
④ウレタン・ポリウレタン合成触媒の原理・メカニズム
⑤劣化反応と分析・データ解析
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 イソシアネート・ポリウレタンの基礎設計と環境対応
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積水化学工業株式会社
環境・ライフラインカンパニー 総合研究所 基盤技術センター 博士(工学):村山 智 氏
【講演主旨】
ポリウレタン全般について基本から環境対応まで必要な基礎知識を学ぶことができる。
【プログラム】
1. ポリウレタンの基礎
2. ポリウレタンの合成と原料
2.1 イソシアネート類
2.2 ポリオール類
3. ポリウレタンの環境対応
3.1 環境対応原料
3.2 ポリウレタンのリサイクル
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第2部 バイオマス由来イソシアネート特性と応用
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三井化学株式会社
合成化学品研究所清水分室 ウレタン材料設計G 主任研究員:坂本 拡之 氏
【講演主旨】
バイオマス由来イソシアネート「1,5-ペンタメチレンジイソシアネート®」の特徴を中心に、
環境対応型イソシアネートおよびポリウレタンの硬化物物性と用途・応用例を紹介する。
【プログラム】
1. ポリウレタンの予備知識
1.1 ポリウレタンの特徴
1.2 イソシアネートの種類
1.3 ポリオールの種類
2. バイオマス由来イソシアネート
2.1 1,5-ペンタメチレンジイソシアネート®の構造と特徴
2.2 反応
2.3 硬化物物性
2.4 用途、応用例
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第3部 CO2資源化技術を指向したウレタン・ポリウレタン合成
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東京科学大学
物質理工学院 応用化学系 助教授:榧木 啓人 氏
【講演主旨】
ウレタンはCO2を原料とする化学品製造のターゲットとして有望な化合物群の一つである。
本講座では、イソシアネートを使用しない次世代型プロセスを実現するための基礎から、CO2由来の新材料による新たな市場創出に至るまで、未来志向の化学合成について述べる。
【プログラム】
1.イントロダクション:ウレタン合成のためのCO2変換の基礎
1.1 CO2を用いるウレタン製造の意義
1.2 CO2を用いる縮合反応
1.3 CO2を用いる付加反応
2.超臨界CO2を利用する選択的ウレタン合成
2.1 超臨界CO2概論
2.2 超臨界CO2中におけるカルバミン酸生成
2.3 超臨界CO2とアミン、末端アルキンとの触媒的三成分カップリング反応
2.4 超臨界CO2を用いるプロパルギルアミンから環状ウレタンへの変換
3.高効率ウレタン合成を可能にする触媒設計
3.1 金触媒によるプロパルギルアミンの環化カルボキシル化反応
3.2 銀触媒を用いるアミノメチルアレンの環化カルボキシル化反応
3.3 有機触媒によるN-置換アジリジンの付加環化反応
4.CO2を原料とする脂肪族ポリウレタン合成
4.1 CO2固定化法としてのポリウレタン合成
4.2 超臨界CO2を用いるアジリジン類との共重合
4.3 CO2由来の環状ウレタンをモノマーとするポリウレタン合成
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第4部 ポリウレタンの劣化分解メカニズムとその分析解析
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株式会社アイテス
品質技術部 取締役 統括部長:清野 智志 氏
【講演主旨】
本講座では、分析装置の原理の理解とともに、素材の劣化分解を分子原子レベルでの視点で理解することが可能となります。
【プログラム】
1.ポリウレタンとは
1.1 反応生成機構と分子構造
1.2 特性
1.3 用途
2.ポリウレタンの劣化分解について
2.1 光分解機構
2.2 熱劣化機構
2.3 薬品劣化機構
2.4 その他劣化分解事例
3.分析解析手法
3.1 分析解析の流れ
3.2 分析解析装置,および原理について
3.3 各分析解析事例紹介
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
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