ワンストップでリサーチマーケティングを実現する「リサピー®」（https://ideatech.jp/service/research-pr）を運営する株式会社IDEATECH（本社：東京都港区、代表取締役社長：石川友夫）は、30〜59歳で大手企業（従業員数1,000名以上）のマーケティング担当者102名を対象に、LLMO時代の戦略PRに関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。

• 01｜約9割が生成AIにより企業認知の方法が「変化した」と実感

• 02｜生成AI時代の戦略PR施策へ、「すでに投資している」方は約2割にとどまる

• 03｜86.3%が「AIO・LLMO専門パートナー」の必要性を実感

■調査概要

• 調査名称：LLMO時代の戦略PRに関する調査

• 調査方法：IDEATECHが提供するリサーチマーケティング『リサピー®』の企画によるインターネット調査

• 調査期間：2025年8月25日〜同年8月27日

• 有効回答：30〜59歳の大手企業（従業員数1,000名以上）のマーケティング担当者102名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

■85.3%が、生成AIにより企業認知の方法が「変化した」と実感

　「Q1.ChatGPTやGeminiなどの生成AIの普及により、企業や製品・サービスをお客様に知ってもらう方法は変化したと思いますか。」（n=102）と質問したところ、「大きく変化したと思う」が39.2%、「やや変化したと思う」が46.1%という回答となりました。

・大きく変化したと思う：39.2% 

・やや変化したと思う：46.1% 

・あまり変化していないと思う：12.7% 

・全く変化していないと思う：1.0% 

・わからない/答えられない：1.0%

■変化を実感する理由、「公式サイトが読まれずAIの要約で済まされる点」が62.1%で最多

　Q1で「大きく変化したと思う」「やや変化したと思う」と回答した方に、「Q2.どのような点に変化を感じていますか。（複数回答）」（n=87）と質問したところ、「公式サイトが読まれずAIの要約で済まされる点」が62.1%、「情報収集の起点が検索からAIになった点」が58.6%、「自社情報が意図しない文脈で紹介されるようになった点」が42.5%という回答となりました。

・公式サイトが読まれずAIの要約で済まされる点：62.1% 

・情報収集の起点が検索からAIになった点：58.6% 

・自社情報が意図しない文脈で紹介されるようになった点：42.5% 

・Web上の評判がAIの回答に直接影響するようになった点：37.9% 

・AIを意識した情報発信が必須になった点：33.3% 

・従来のWebサイトへのアクセス数で認知度が測れなくなった点：21.8% 

・その他：1.1% 

・わからない/答えられない：1.1%

■生成AI時代における戦略PR・企業認知構築の課題第1位、「トレンドと絡めた情報発信が困難」（44.1%）

　「Q3.あなたは、生成AI時代における戦略PR・企業認知の構築において、どのような課題を感じていますか。（複数回答）」（n=102）と質問したところ、「トレンドと絡めた情報発信が困難」が44.1%、「顧客との新たな接点創出が困難」が40.2%、「競合他社との差別化が困難」が37.3%という回答となりました。

・トレンドと絡めた情報発信が困難：44.1% 

・顧客との新たな接点創出が困難：40.2% 

・競合他社との差別化が困難：37.3% 

・施策の効果測定の方法がない：30.4% 

・投資に見合う効果が不明確：30.4% 

・AIでの検索結果に自社情報が出ない：27.5% 

・社内での取り組み理解が得られない：14.7% 

・その他：1.0%

・特に課題はない：4.9% 

・わからない/答えられない：2.9% 

■その他の戦略PR・企業認知構築の課題として、「間違った内容が採用されないことを防ぐ手当はないものかと思う」や「AIに長けた人材の不足」など

　Q3で「特に課題は感じていない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、生成AI時代の戦略PR・企業認知の構築における課題があれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=94）と質問したところ、「間違った内容が採用されないことを防ぐ手当はないものかと思う」や「AIに長けた人材の不足」、「特許権や著作権などの懸念」などの47の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞ 

• 間違った内容が採用されないことを防ぐ手当はないものかと思う。

• AIに長けた人材の不足。

• 不正確な情報の生成、著作権やプライバシーの侵害のリスクがある。

• AIガバナンスに沿ったある種限定した利用に対し、プログラムより効果的な部分が今のところ見受けられていない、そこまでの学習やプロンプト作成をすすめる余力がない。

• VOC分析などに、どこまでの正確性があると判断して良いか不明瞭。

• 特許権や著作権などの懸念。

• 認知度。

■約8割が、トレンドと自社を結びつける情報発信を実施

　「Q5.あなたの会社では、社会的な関心事やトレンドと自社の製品・サービスを結びつける情報発信を行っていますか。」（n=102）と質問したところ、「積極的に行っている」が30.4%、「ある程度行っている」が50.1%という回答となりました。

・積極的に行っている：30.4% 

・ある程度行っている：50.1% 

・あまり行っていない：12.7% 

・全く行っていない：2.9% 

・わからない/答えられない：3.9%

■生成AIでの自社露出のための取り組み、「専門知識を解説する記事の公開」が52.9%で最多　

　「Q6.ChatGPTやGeminiなどの生成AIに自社の情報が引用・紹介されるために、どのような取り組みを実施していますか。（複数回答）」（n=102）と質問したところ、「専門知識を解説する記事の公開」が52.9%、「Webサイト情報の整理・構造化」が39.2%、「独自調査の定期公開」が36.3%という回答となりました。

・専門知識を解説する記事の公開：52.9% 

・Webサイト情報の整理・構造化：39.2% 

・独自調査の定期公開：36.3% 

・FAQページの充実：36.3% 

・社会課題と自社の取り組みを紐づけた発信：33.3% 

・SNSでトレンドに関する発信：30.4% 

・複数媒体でのクロスメディア発信：13.7% 

・その他：1.0%

・実施していない：7.8% 

・わからない/答えられない：4.9% 

■実施施策の効果、約8割が「効果を感じている」と回答

　Q6で「実施していない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.実施している施策の効果をどのように感じていますか。」（n=89）と質問したところ、「非常に効果を感じている」が27.0%、「やや効果を感じている」が50.6%という回答となりました。

・非常に効果を感じている：27.0% 

・やや効果を感じている：50.6% 

・あまり効果を感じていない：20.2% 

・全く効果を感じていない：0.0% 

・まだ効果は分からない：2.2%

■生成AI時代の戦略PR施策への投資、約6割が「実施済み」または「検討中」　

　「Q8.あなたの会社では、今後、生成AI時代に対応した戦略PR施策への投資を検討していますか。」（n=102）と質問したところ、「すでに投資している」が22.5%、「具体的に検討している」が39.2%という回答となりました。

・すでに投資している：22.5% 

・具体的に検討している：39.2% 

・検討を始めている：17.6% 

・今後検討する予定：6.9% 

・検討する予定はない：2.0% 

・わからない/答えられない：11.8%

■86.3%が、AIO・LLMO専門パートナーの必要性を実感

　「Q9.あなたは、生成AI時代の戦略PRを実施する上で、AIO・LLMOを理解した専門パートナーが必要だと思いますか。」（n=102）と質問したところ、「非常に必要だと思う」が40.2%、「やや必要だと思う」が46.1%という回答となりました。

・非常に必要だと思う：40.2%
・やや必要だと思う：46.1%
・あまり必要だと思わない：7.8%
・全く必要だと思わない：1.0%
・わからない/答えられない：4.9%

■投資検討施策、「独自調査活用の機能強化」「生成AI専門家との連携」が5割超

　Q8で「検討する予定はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.どのような施策への投資を検討していますか。（複数回答）」（n=88）と質問したところ、「独自調査活用の機能強化」が54.5%、「生成AI専門家との連携」が53.4%、「AI時代のPRコンサル」が43.2%という回答となりました。

・独自調査活用の機能強化：54.5% 

・生成AI専門家との連携：53.4% 

・AI時代のPRコンサル：43.2% 

・新しい認知度測定ツールの導入：38.6% 

・トレンド分析の仕組み化：36.4% 

・SNS含むマルチな戦略的発信：34.1% 

・自社メディアの情報整理・構造化：21.6% 

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：1.1% 

■まとめ

　今回は、30〜59歳の大手企業（従業員数1,000名以上）のマーケティング担当者102名を対象に、LLMO時代の戦略PRに関する調査を実施しました。

　まず、85.3%のマーケターが生成AIの普及により企業や製品・サービスの認知経路が変化したと実感していることが分かりました。特に「公式サイトが読まれずAIの要約で済まされる点」（62.1%）や「情報収集の起点が検索からAIになった点」（58.6%）といった具体的な変化を多くの担当者が感じており、従来のWebマーケティング手法の限界が浮き彫りになっています。一方で、戦略PR・企業認知構築においては「トレンドと絡めた情報発信が困難」（44.1%）や「顧客との新たな接点創出が困難」（40.2%）といった課題に直面しており、新たなアプローチの必要性が明らかになりました。

　今回の調査では、大多数のマーケターがAI時代の認知経路変化を実感している一方で、実際の戦略PR施策への投資は限定的であることが明らかになりました。ChatGPTやGeminiの普及により、従来の検索経由でのブランド接点が変容し、AIが認知形成の新たなハブとなる中、企業は社会トレンドと自社を結ぶ新しいPR戦略の構築が急務となっています。AIO・LLMO最適化を理解した専門パートナーとの連携をとり、AI時代に対応した効果的な企業認知戦略の立案が必要となっています。

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・『リサピー®︎』公式サイト：https://ideatech.jp/service/research-pr

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■会社概要

会社名　：株式会社IDEATECH

代表者　：代表取締役社長 石川友夫

所在地　：〒107-0062　東京都港区南青山2丁目11番17号　第一法規ビル3階

設立日　：2010年2月

事業内容：①IDEAコンテンツ事業

 　　　　　・リサーチマーケティング「リサピー®︎」サービス

 　　　　　・レポートマーケティング「レポピー®︎」サービス

 　　　　　・アニバーサリーマーケティング「アニピー®︎」サービス

 　　　　　・Q&Aマーケティング「X-Questions®︎」サービス

　　　　　②IDEAマーケティング事業

　　　　　③IDEAデザイン事業

　　　　　④IDEAセールス事業

　　　　　⑤PR戦略コンサルティングサービス

URL　　：https://ideatech.jp

出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年9月16日 15時00分）