日本テニス協会
2025年10月13日/スポーツの日から東京で再び開催

フランス・テニス連盟(FFT)は、アジアテニス連盟(ATF)、日本テニス協会(JTA)と共に、「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」を2025年10月13日(月※スポーツの日)~19日(日)までの七日間、第一生命相娯園 テニスコート(東京都世田谷区)にて開催します。本大会は昨年に続き第2回目の開催となり、アジアにおけるジュニア育成の重要な舞台として、さらに進化を遂げます。
本大会は、アジア各国から16歳以下のトップジュニア選手、男女各16名を招待し、フランス・パリで行われる四大大会「ローランギャロス(全仏オープン)」と同様のレッドクレーのコートで技術を競い合うものです。優勝者には、「ローランギャロス(全仏オープン)ジュニアトーナメント」本戦への出場権が与えられ、同時に国際舞台への飛躍の機会を掴む場ともなります。
2024年に開催された「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」で準優勝した田畑 遼選手は、翌年(今年)6月、フランス・パリで行われた「ローランギャロス ジュニア本戦(全仏オープン・ジュニアトーナメント)」に出場し、見事準決勝進出を果たしました。
「初めてシード選手として出場した本戦ではとても緊張しましたが、2024年の『ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー』での経験がクレーコートでの準備に大いに役立ちました。本戦では最高のプレーができて、準決勝まで進めたことに本当に満足しています」と田畑選手は語っています。
なお、田畑選手は「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」では惜しくも優勝を逃し、本戦への出場権は得られませんでしたが、その後のたゆまぬ努力と同大会での経験が実を結び、「ローランギャロス ジュニア本戦」での快進撃へとつながりました。

本大会は、アジア各地から16歳以下の選手32名を招き、新たな時代を切り拓くジュニア選手たちが挑戦し、刺激を与え、変革をもたらす、若き才能が躍動する競技会です。単なる勝敗を競うトーナメントではなく、経験と成長を通じて原石の才能が花開く「成長の道」を象徴しています。ルノーが後援する「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」は、努力、成長、そして粘り強さを通じて偉大さが徐々に花開くという信念に基づいて設立されました。
選考は、ITFジュニアランキング*(2025年7月14日時点)に基づき、各カテゴリーから9名が選出されるほか、昨年に引き続き、カザフスタン(西・中央アジア)および中国・海南省(南・東南アジア)で開催される予選会からも4名が選出されます。いずれの予選会もローランギャロス認定のクラブ/会場で実施され、選手たちには本場のレッドクレーコートでの貴重なプレー機会が提供されています。残る出場枠は、ATF、FFT、JTAによるワイルドカードで補完され、出場資格は2009年1月1日以降に生まれた選手に限定されます。
*ITFジュニアランキング(ITF Junior World Ranking)は、18歳以下の選手を対象とした世界共通のテニスランキングで、国際テニス連盟(ITF)が主催するジュニア大会の結果に応じてポイントが与えられる制度
本大会は、コート内外でも選手の成長を支援する多彩なプログラムを展開する予定です。スポーツの日であり大会初日の10月13日(月・祝)には、「テニス日和」と題したエキシビジョンマッチを開催、翌14日(火)にはアンバサダーによるコーチングやワークショップを実施し、テニス界でトップを目指す若い選手たちにとって世界レベルの知見に触れる貴重な場を提供します。さらに同日夜には、世界初のローランギャロス公式ホテル「プルマン東京田町」にて開会式(招待制)が開催され、大会の幕開けを華やかに彩ります。15日(水)から17日(金)はラウンドロビン(総当たり戦)、各グループのトップ選手が18日(土)に準決勝に進出し、そして最終日の19日(日)には決勝および3位決定戦を実施。決勝進出を逃した選手にも試合の機会を設け、ATFポイント獲得のチャンスを提供します。
日本テニス協会専務理事の土橋 登志久(つちはし としひさ)氏は、「Roland-Garros Junior Series By Renault アジア大会」を、2年連続でここ日本・東京で開催できますことを大変光栄に思います。昨年2024年にアジア大会として初めて開催し、男女それぞれの優勝者が2025年5月に開催されたRoland-Garrosジュニアの本戦への出場を果たしました。本大会が、日本のみならずアジア各国のU16の選手たちにとって、ここ第一生命相娯園テニスコートのレッドクレーという素晴らしい舞台で、自身の創意工夫を凝らしたプレーを存分に発揮する場となることを期待しています。」と大会への豊富を語りました。
FFTワイルドカードは、インドのハルシュ・パテル選手(フランス最後のグランドスラム優勝者マリオン・バルトリ氏に師事中)に授与され、インドテニス界にとっても大きな節目となります。この地域的多様性とレッドクレーコート発展への共通の取り組みは、ATFのビジョンの中核をなすものであり、ユリー・ポルスキーATF会長は次のように述べています。「アジアにおける、ルノーがスポンサーのローランギャロス ジュニア シリーズ第2回大会は、レッドクレーコートを推進し、大陸全体のジュニア育成の道筋を強化するという共通の目的によって結ばれました。FFTとの強固かつ発展するパートナーシップを反映しています。決勝戦を再び開催するJTAの支援、ならびにカザフスタンと中国での地域予選開催に深く感謝します。私たちは共にアジアのテニスに明るい未来を築いています。輝く赤土の上でトレーニングするアジアの選手とチャンピオン全員に幸運を祈ります!」
「ルノーによる多大なる支援を受け、日本で開催される2回目のローランギャロス・ジュニアシリーズは、アジアにおけるレッドクレーコートテニス文化の発展という私たちの目標において、新たな標石を刻みます。このサーフェス(レッドクレー)は、忍耐力、粘り強さ、そして創造力を要求しますが、これらの資質はアジアの若きスター選手たちの中に確かに表れています。私たちは、この長期的なビジョンをアジアテニス連盟と共有できることを誇りに思っており、彼らの力強い協力に心から感謝しています。また、私たちのパートナーの皆様の信頼と継続的なご支援にも、心より御礼申し上げます。」と、FFT会長のジル・モレトン氏は語ります。
本大会は、ローランギャロスのグローバルパートナーであるルノー、アコー、BNPパリバ、ラコステ、ウィルソン の協力のもとで実現しました。大会の模様は、1992年からローランギャロスを中継しているWOWOW、およびスターテニスアカデミーのYouTubeチャンネルにて放送予定 です。
■WOWOW放送スケジュール
10月18日(土)11:30 ~準決勝
10月19日(日)13:00~ 決勝
■出場選手リスト


■ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー概要
大会日程:2025年10月13日(月/※スポーツの日)~19日(日)
・予選 :2025年10月15日(水)~17日(金)
・決勝トーナメント :10月18日(土)~19日(日)
・エキシビションマッチ :10月13日(月・祝/スポーツの日)
・大会アンバサダーによるコーチング・ワークショップ:10月14日(火)
会 場:第一生命相娯園テニスコート(屋外レッドクレー)
東京都世田谷区給田1丁目1
入 場 料:無料
https://www.jta-tennis.or.jp/tournaments/tabid/1078/Default.aspx
■ローランギャロス(全仏オープン)テニスについて
ローランギャロス(全仏オープン)は、フランス・テニス連盟(FFT)が主催する、世界四大テニス大会(グランドスラム)のひとつで、毎年5月下旬から6月上旬にかけてパリで開催されます。特徴は赤土のクレーコートで行われること。ラリーが長く、フィジカルと戦術力が問われる大会として知られています。大会では、男子・女子のプロ部門に加え、18歳以下のジュニア部門も同時に開催され、次世代のスター選手が世界デビューする登竜門として注目されています。主催者であるFFTは、若手育成に力を入れており、「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」などを通じて国際的な才能の発掘と支援を行っています。
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