株式会社mento
管理職の過負荷をAIが分担し、チームが持続的に成果を出す“マネジメントサクセス”を実現
「この国の総労働熱量をあげる」をサービスビジョンに掲げる株式会社mento(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村憲仁、以下mento)は、AI時代の管理職を支援する「mento マネジメントAI」を2026年1月より提供開始します。“AIが部下の本音を引き出し、上司がパーパスを描く”という役割分担のもと、AI×コーチングによる新たなマネジメントスタイルを社会に実装します。
mentoは、今後も管理職に1on1で伴走する「mento マネジメントコーチ」と管理職の過負荷をAIが分担する「mento マネジメントAI」により、誰もが持続的にチームで成果を出せる“マネジメントサクセス”を実現してまいります。(URL:https://www.mento.jp/service/management-ai)

◾️開発背景|管理職のバーンアウトと属人化を生む“beforeAI時代”のマネジメントの限界
日本企業におけるマネジメントは、いま大きな転換点を迎えています。「上意下達の意思決定」「滅私奉公を前提としたリーダーシップ」「属人的なマネジメント」といった従来の在り方は、変化の激しい時代においては組織の硬直化や疲弊を招く要因となりつつあります。
現場の中間管理職は、意思決定・人材育成・感情的ケアをすべて一人で担い、傾聴疲れや感情労働の負担が大きく、8割が月1回以上バーンアウトに陥っています。(※1)また、1on1やフィードバック、目標設定などのマネジメント業務も個人の経験やセンスに依存しており、組織に知見が蓄積されないため再現性に欠けています。一方で、メンバーも“上司の力量次第”という環境の中で、自律的なキャリア形成に向けた成長実感を得づらい現状があります。
このような状況のもと、中間管理職・メンバー双方を対象とした調査を実施いたしました。その結果、部下の9割が「AIに本音を相談」している一方で、上司の7割は「部下の本音を引き出すことに苦戦」していることが明らかになりました。具体的には、1on1の時間を確保できないことや物理的に会う頻度が少ないことで、部下の「業務の不安や本音」を聞けていないことが分かりました。(※2)

mentoでは、これまで管理職に1on1でプロコーチが伴走する「mento マネジメントコーチ」を累計70,000時間以上提供し、管理職の熱量から組織を変えることを支援してきました。さらに、誰もが持続的にチームで成果を出せる“マネジメントサクセス”を実現するため、管理職の過負荷をAIが分担する「mento マネジメントAI」の開発に至りました。
◾️mentoが提案する解決策|AIと人の二人三脚によるマネジメントスタイル
私たちはAI時代の新しいマネジメントスタイルとして、“AIが本音を引き出し、上司がパーパスを描く”AIと人の二人三脚によるマネジメントの役割の再分担を提案します。
AIは“本音を引き出す”役割を担います。日々の振り返りや感情の整理をAIが支援することで、上司と部下の対話の土台を形成します。部下はAIと話すことでモヤモヤを言語化し、自分の率直な悩みや感情も整理することができます。
一方、上司は“パーパスを描く”役割を果たします。AIが引き出した本音を踏まえ、多忙なプレイングマネージャーでもチームの状況が分かります。従来の過負荷や感情労働を軽減しながら、戦略・成長・ビジョンに集中した質の高いコミュニケーションが実現します。
AIは単なる効率化ツールではなく、感情と成長を支える「伴走者」となり、AIと人の協働によって心理的安全性と組織成長を両立します。
◾️mento マネジメントAIとは
「mento マネジメントAI」は、AI時代のチームマネジメントを支援するサービスです。“AIが部下の本音を引き出し、上司がパーパスを描く”ため、チームの問い・内省・対話を支援します。第一弾として、独自のAIコーチによるメンバー向けのセルフマネジメントと管理職へのチームの状況の可視化を行える仕組みを提供します。
メンバーはAIを使うことで日々の内省や目標の言語化ができ、より自律的に動けるようになります。また、そこで得られた情報をAIが解釈し、アクションが必要な箇所を適切にまとめて管理職にレポーティングします。それにより、管理職はAIを壁打ちパートナーにしながら、チームメンバーのコンディションを高解像度で理解し、より効果的にチームマネジメントが行えるようになります。

今後は、マネジメントの実践内容をAIが記録・構造化し、個人の属人的なノウハウを“組織資産”へと転換します。All in oneのマネジメント支援サービスとして、1on1や評価面談などの日常的なマネジメントの質と再現性を飛躍的に高めることを目指します。
◾️サービス詳細
メンバー向け:AIコーチングによる内省支援・上司への報告

週に1回15分、AIと話すだけで頭の中を整理整頓。振り返りと翌週からの行動計画をサポート
7万時間のコーチング提供実績に裏付けされた対話ノウハウを、AIコーチに凝縮。短時間で頭の中が整理され、次の行動が明確になります。小さな成功や課題も自然に言語化されるため、自分の成長を実感しやすくなります。

AIコーチがカレンダーから予定を自動で把握。業務状況に根ざした具体的なアドバイス
メンバーや上司の会議や面談の予定をAIが自動で把握。状況に応じて、アドバイスを届けます。たとえば「上司の〇〇さんが時間に余裕ありそうだから相談してみては?」「来週の評価面談に向けて振り返りを整理しよう」といった具体的なサジェストで、迷わず行動に移せます。

忙しい上司にもわかりやすく状況報告。顔をあわせなくても自分の状況が伝えられる
AIとの会話は自動で要約され、自分の記録として残せます。簡単に編集して上司への状況報告にも転用できるので、報告のために過剰に時間をかける必要はありません。報告の手間も、頭の中を整理する負担も減り、忙しい日々の中でも自然に情報共有できます。
管理職向け:チームコンディションの把握とマネジメントAIによる行動支援

チームの状況をAIが可視化してくれるから、今、誰をフォローすべきか一目瞭然
メンバーの日々の報告はすべてAIが自動で整理し、データとして蓄積。誰が順調で、誰にフォローが必要かをレポートで直感的に把握できます。情報収集や整理に余計な時間を割かずに済み、管理職は本来注力すべきマネジメントに集中できます。

忙しい毎日でもメンバーの本音やちょっとした変化を見落とさない
忙しい管理職は日々の中で、メンバーの小さな変化や本音をどうしても見落としがち。でも、それが大きな問題につながるのは避けたいものです。マネジメントAIが対話やログを分析し、変化のサインを知らせてくれるから、大事なシグナルを確実にキャッチできます。

それで結局どうすればいいの?とは言わせない。マネジメントAIが先手先手の行動を支援
マネジメントAIは情報をまとめるだけでは終わりません。作成したレポートを起点に、次に取るべきアクションを先回りして具体的に提示します。管理職は迷わず本当に必要な行動に集中でき、チーム全体の動きが噛み合い、組織の成果へと直結します。
◾️今後の展望
「完璧な上司像」を手放し、AIと人が二人三脚でチームを導く時代へ。建設的な議論が日常的に交わされる自律型組織文化を、AI×コーチングの力で実現します。私たちは、問いを起点にした対話と行動が連鎖する“自律型組織”こそが、これからの経営のスタンダードになると信じています。
AIとヒトがバディとなってマネジメントを進化させることで、日本の企業が抱える構造的な課題に対する新たなインフラとなります。mento マネジメントAIは、その未来に向けた第一歩を、あらゆる企業と共に切り拓いていきます。
◾️サービス概要
・サービス名:mentoマネジメントAI
・提供開始日:2026年1月
・サービス詳細:https://www.mento.jp/service/management-ai
※「mentoマネジメントAI」は特許出願中です
「mentoマネジメントAI」に興味のある企業様は、下記よりお問い合わせください。
資料ダウンロード:https://www.mento.jp/resource/service-009
お問い合わせURL:https://www.mento.jp/management-ai-contact
◾️代表コメント

株式会社mento CEO 木村 憲仁
これまでmentoはコーチングを通じて日本の管理職の皆さまの課題解決を支援してきました。管理職を取り巻く課題は目まぐるしく変化し、内容も千差万別のため、リアルタイム性と個別性のある支援が必要です。定型化されたシステムでは解決困難な領域に、AIとプロのコーチングによる伴走というソリューションで、マネジメントサクセスを実現し、日本の「総労働熱量」を高めてまいります。
◾️マネジメントサクセスプラットフォーム「mento」について
mentoは、ミドルマネジメントにおける課題を解決するマネジメントサクセスプラットフォームです。 管理職の行動変容に強みを持つ「マネジメントコーチ」と、マネジメントの課題解決に特化し開発された「マネジメントAI」により、中間管理職にまつわる悩みを統合的に解決し、企業のマネジメント変革を実現します。

(※1) mento調査「ミドルマネージャーの実態調査2024」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000048788.html
(※2) mento調査「AI時代の上司と部下の本音調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000048788.html
◾️株式会社mentoについて
「夢中をふつうにする」
情報があふれ、無数の「正解」が手に入るこの時代だからこそ、人が自分らしく夢中に生きることをふつうにしたい。 私たちは世の中を人間のこころから変えていく挑戦を進めていきます。
【会社概要】
会社名:株式会社mento(メント)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-11-5 クロスオフィス渋谷メディオ7F
代表取締役:木村 憲仁
設立日:2018年2月
事業内容:
・管理職向けマネジメントコーチ「mento」の開発・運営 https://mento.jp/
・個人向けコーチングサービス「mento」の開発・運営 https://i.mento.jp/
コーポレートサイト: https://mento.co.jp/
<本件に関するお問い合わせ窓口>
株式会社mento広報担当:岩田・坪井
アドレス:press@mento.co.jp、電話:050-5785-5579