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【独自調査】「クレジットカード手数料倒産」の危機も、中小店舗の2割が収益圧迫

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合同会社GRADMIN

物価高で加速するクレジットカード決済離れ、店舗負担軽減へ政府支援求める声6割超

合同会社GRADMIN(本社:熊本県熊本市、代表:後藤廉)は、POSレジやキャッシュレス決済の最新ニュースをお届けるする「店舗経営のオキテ(https://tenpo-okite.com/)にて、全国の店舗事業者125名を対象に「クレジットカード決済(キャッシュレス決済)導入が与えた手数料負担」に関する実態調査を実施しました。

目次

インパクト 

クレジットカード決済が普及する一方で、クレジットカード手数料の店舗負担が中小事業者の経営を圧迫している実態が全国調査で初めて定量的に明らかになりました。特に飲食店を中心とする年商3,000万円未満の店舗では、物価高騰とクレジットカード決済手数料の「ダブルパンチ」により、約2割が収益圧迫に直面しています。

 

政府が推進するキャッシュレス決済比率向上政策の陰で、クレジットカード手数料の店舗負担による事業継続リスクが顕在化しており、店舗負担の軽減と政策的支援の必要性が浮き彫りになりました。


【3行サマリー】 

  • 中小店舗の88%がクレジットカード決済手数料に負担感、うち2割が「収益圧迫」の深刻状況

  • 物価高で59.3%がクレジットカード手数料負担「さらに重く」、現金回帰の動きも18.1%で確認

  • 店舗事業者の6割が政府支援策を要望、「小規模店舗優遇制度」「手数料上限規制」が急務


調査ハイライト

🚨 危機的状況:2割の店舗が経営圧迫

クレジットカード手数料負担による経営への影響

├ 収益圧迫・事業継続に影響:20.0% 

├ やや負担だが大きな影響なし:68.4%

└ 特に負担に感じない:11.6%

 📈 物価高が追い打ち:6割がクレジットカード手数料負担感増大 

物価上昇によるクレジットカード手数料負担感の変化 

├ 重くなった(非常に+やや):59.3% 

├ 変わらない:36.1% 

└ 軽くなった:4.5% 

 💰 クレジットカード手数料率への不満が最多:45.2%が「高すぎる」 

クレジットカード手数料について最も問題だと感じること 

1位 クレジットカード手数料率が高すぎる:45.2%

 2位 クレジットカード手数料体系がわかりにくい:26.5%

 3位 カードブランドでクレジットカード手数料が違う:17.4%


業界への警鐘

「クレジットカード決済離れ」の兆候が顕在化 

調査ではクレジットカード手数料の店舗負担を理由とした深刻な検討事項として、18.1%の店舗が「クレジットカード決済の停止検討」と回答。政府目標である「キャッシュレス決済比率40%」達成に向けた逆風となる可能性があります。

 クレジットカード手数料の店舗負担を理由とした検討事項(深刻度順)

 1. より安いクレジットカード決済サービスへの変更:37.4% 

2. クレジットカード決済の停止:18.1% 

3. 事業規模縮小:9.0%

 4. 営業時間短縮:5.2% 

5. 従業員削減:5.2% 

 中小店舗が直面する「クレジットカード手数料格差」 

年商規模別の分析では、大手企業が享受するクレジットカード手数料優遇と中小店舗の格差が鮮明に。調査対象の66.5%を占める年商3,000万円未満の店舗において、クレジットカード手数料の店舗負担感がより深刻であることが判明しました。

 

専門家コメント
「今回の調査結果は、キャッシュレス政策の『光と影』を如実に示している。決済インフラの普及は進んだが、クレジットカード手数料の店舗負担という新たな課題が浮上した。特に地域経済を支える中小店舗でのクレジットカード手数料負担軽減への配慮が急務」(決済業界関係者)


データ詳報

回答者プロフィール(n=125)

業種

構成比

年商規模

構成比

飲食店

39.4%

1,000万円未満

30.3%

小売業

15.5%

1,000-3,000万円

36.1%

食品小売

11.6%

3,000万円-1億円

22.6%

美容・理容

11%

1-3億円

5.8%

その他

22.5%

3億円以上

2.6%

主要クレジットカード決済サービス利用状況 

├ Airペイ:31.0%(最多、特に飲食店で普及) 

├ PayPay for Business:14.8% 

├ 楽天ペイ:14.2% 

├ Square:13.5% 

├ 銀行系サービス:8.4% 

└ その他:18.1% 

 店舗の対応策実態:クレジットカード手数料負担軽減への取り組み 

実施済み対応と検討事項のギャップが顕著。現在の対応では「何もしていない」が25.8%で最多だが、将来検討では「安いクレジットカード決済サービスへの変更」が37.4%でトップ。店舗事業者のクレジットカード手数料負担への危機感と実際の行動に乖離が見られます。


調査概要 

調査名称: クレジットカード決済手数料の店舗負担に関する事業者意識調査2025
調査期間: 2025年8月21日〜2025年9月4日
調査方法: インターネットアンケート調査
調査対象: クレジットカード決済導入済み店舗事業者125名

 調査項目: 事業概要、クレジットカード決済手数料負担感、物価上昇の影響、実施済み対応策、将来検討事項、政策要望など全11項目


  

当サイトでは、今後も店舗事業者の皆様のクレジットカード決済手数料比較・経営判断に資する調査・情報発信を継続してまいります。

 

【会社概要】

会社名:合同会社GRADMIN

代表者:後藤廉

所在地:熊本県熊本市中央区京町2丁目7-17 Gran京町101

事業内容:SEO対策、オウンドメディア運用代行、プレスリリース作成代行、POSレジ・キャッシュレス決済端末の比較情報サイト運営

URL:https://gradmin.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

合同会社GRADMIN

担当:後藤廉

Email:info@gradmin.co.jp

 


本リリースの内容は調査時点での情報であり、データの引用・転載時は出典明記をお願いいたします。

本調査を引用する際は、必ず以下の記事を引用元としてご記載ください。

https://tenpo-okite.com/67/


関連情報・詳細資料

クレジットカード決済手数料の詳細比較について 

今回の調査結果を踏まえ、店舗事業者の皆様がより具体的な決済サービス選択を行えるよう、主要決済サービスの手数料詳細比較を公開しています。

参考資料: 「【2025年最新】クレジットカード決済の店舗負担手数料を比較!安い決済サービスの選び方」
URL: https://tenpo-okite.com/67/

記資料では、以下の内容を詳しく解説しています:

  • 9つの主要決済サービスの手数料詳細比較(stera pack、Square、AirPAY等) 

  • 業種別手数料相場の具体例(飲食店3-4%、小売店2.5-3.5%等)

  •  初期費用・月額費用を含めた総コスト分析

  • 導入期間・振込サイクル等の実務的比較

  • 補助金・助成金活用による導入コスト削減方法

店舗事業者向け実務ガイド

本調査で明らかになった「37.4%の店舗が安い決済サービスへの変更を検討」という結果を受け、実際の乗り換え検討時に役立つ実務的な選定ポイントもご提供しています。

特に、調査で最も利用率が高かったAirペイをはじめとする主要サービスの詳細な料金体系や、手数料負担を最小化するための具体的な導入戦略について、実例を交えて解説しています。

※本プレスリリースの調査データは、上記比較記事で紹介している決済サービス利用事業者を対象に実施されました。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月17日 10時00分)

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