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「使い捨て・短期間の消耗品が多い」に悩む人が72.3% 【子育てママ・パパと環境問題の調査】

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株式会社トラストリッジ

株式会社トラストリッジ〔本社:東京都目黒区、代表取締役:大場義之、以下「トラストリッジ」〕が運営する、サステナブルな暮らしをガイドするサービス「ELEMINIST(エレミニスト)」は「子育てママ・パパと環境問題に関するアンケート」を実施しました。

ELEMINIST「子育てママ・パパと環境問題に関するアンケート」調査概要

調査期間:2025年7月18日~8月1日

調査対象:ELEMINIST Followers(ELEMINISTのコミュニティ)47名(18歳以下の子どもを持つ20代~40代の男女) 

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

▼「使い捨て・短期間の消耗品が多い」が72.3%

まず、環境問題やサステナビリティに関心のあるからこそ「子育てのなかで悩むこと、課題に感じること」について聞いてみました。

もっとも多かったのが「子ども用品は使い捨て・短期間消耗品が多い」(72.3%)。また「プラスチック製品や包装が多い」(61.7%)、「エコな育児用品は価格が高く継続使用が難しい」(53.2%)が続きました。サステナブルな暮らしを送りたくても、子育てのなかでは難しいという理想とのギャップに悩んでいる方が多いようです。

▼ごみが増えるアイテムは「おむつ・おしりふき・ウェットティッシュ」が約7割

次に「子育てをしているなかで『ごみが増えてしまう』と感じるアイテム」について聞いてみると、次のような結果になりました。

「おむつ」「おしりふき・ウェットティッシュ」がともに70.2%と、子育てママ・パパの約7割が子どものおむつ替えのシーンで「ごみが増えてしまう」と実感していることがわかりました。また、子ども用食品や飲み物の容器、紙類、おもちゃも、同様の傾向にあることがうかがえます。

▼「もっとサステナブルだったらいいのに!」の商品アイデア

実際の子育ての体験を通して「こんな商品がもっとサステナブルだったらいいのに」と想ったものについて聞いてみました。

おむつ・おしりふき

  • 「おむつはリサイクル商品が増えるといい。おしりふきがどうしても減らせない」(46歳/埼玉県在住)

  • 「商業施設で集めたおむつのごみは、水平リサイクルされたらいい」(27歳/海外在住)

  • 「紙おむつですね。どうしても布地のおむつには抵抗があるので、紙でもっとサステナだったらいいなーと!」(39歳/東京都在住)


おもちゃ

  • 「おもちゃやゲーム類が環境に配慮されたものであってほしい。子どもの教育にもつながるため」(48歳/東京都在住)

  • 「キャラクターもののおもちゃは流行りがどうしてもあるので、使えるのにもう次の……となりがちで困ります」(38歳/京都府在住)

  • 「おもちゃ。信頼感のあるコミュニティで循環するようなサービス」(32歳/愛知県在住)


食品

  • 「瓶に入ったベビーフードをよく買っていたのですが、この瓶をお店に持って行ってリサイクルしてくれる、などあるといいのにと思っていました」(34歳/神奈川県在住)

  • 「子どものおやつの量り売りがあったらうれしい。個包装をやめてほしいです」(34歳/滋賀県在住)


その他

  • 「衣類はすぐにサイズが合わなくなってしまうので、お下がりをもらったり、次の方に譲ったりしたい。ちゃんと状態がいいものかを確認された状態でお譲りし合える場があればうれしい」(38歳/東京都在住)

  • 「学校の教材(小1で購入する算数セットは貸出しで十分)」(46歳/兵庫県在住)

先の「ごみが増えてしまう」アイテムの上位の回答が、ここでも多く集まりました。おむつ、おもちゃ、食品容器、衣類などはとくに「もっと環境に配慮されたものがあればいいのに」と思っているママ・パパが多いようです。

▼ママ友と「環境問題について話さない」が約6割

さらに、友人やママ友と環境問題について話すことがあるか聞いてみると、以下のような結果になりました。

「あまりない」と「まったくない」を合わせると59.6%で、ふだんから環境に配慮した生活を送っているママ・パパでも、周囲の友人と環境について話す機会は少ないことがうかがえます。

▼「環境問題について話せる友人・コミュニティがあったらいい」は87.3%

一方で、環境問題について話せる友人やコミュニティがあったらいいか聞いてみたところ、次の結果となりました。

「とても思う」と「すこし思う」をあわせると87.3%。先の質問結果から、環境問題について話す相手があまりいないことがうかがえるものの、実際は9割近くの人がそんな友だちやコミュニティを求めていることがわかります。

▼子どもがきっかけで環境問題の考えが変わった方が多数

妊娠・出産など、子どもをきっかけに、環境のことに興味を持つ方は多いもの。このアンケートでも、具体的にどんなタイミングで環境に関する考えが変わったか聞いてみました。


子どもの未来を考えて

  • 「子どもや、さらにその子どもたちが将来暮らすとき、今よりも環境問題が悪化することで不利益を被ってほしくないから、今できることをやっていきたいなと思った」(35歳/神奈川県在住)

  • 「気候変動に強く関心を持つようになりました。やはり子どもの将来がとても心配になったためです」(48歳/東京都在住)

  • 「もともと街のごみ拾いはしていましたが、子どもが生まれて、子どもたちのお気に入りの散歩道や公園が汚れているのはよくない!と思い、子どもと一緒に行うごみ拾いをスタートしました」(40歳/千葉県在住)

  • 「子どもにとって幸せな世界になってほしいという気持ちから、子どもが生まれたときから自然と環境問題にも関心がわくようになりました」(46歳/兵庫県在住)


食がきっかけ

  • 「第一子が生まれたときに、食に関する健康を意識してオーガニックを少し取り入れていた。また、地球の未来(子どもたちやその子どもたちが大人になったときの生活)をイメージするようになった」(42歳/神奈川県在住)

  • 「お肉を食べ続けることで環境に悪影響があると知ったとき。また、菜食を取り入れることでかなり改善できる可能性があると知ったとき。私世代の考えの足りなさによる行動の選択で、この子たちの未来の選択肢を減らしてしまっていると感じた」(38歳/京都府在住)


子ども用品がきっかけ

  • 「肌にやさしいものを、とオーガニックコットンについて調べたときに、コットン農家の農薬被害や児童労働があることを知った。我が子と同じくらいの子がそんな状況下にいると思うと怖くなった。そこから、モノの背景を調べてみたり、使い捨てを減らしたり、資源を大切にするように意識し始めた」(32歳/愛知県在住)

  • 「娘が生まれる前はベビーグッズを購入するのが楽しくて仕方ありませんでした。でも実際に育児生活が始まると、短期間で使うものが多く、いろいろと揃えるのももったいないなぁ(ごみとして出すのも悲しい)と思うようになったのが環境問題に対して考えたタイミングです」(41歳/東京都在住)


サステナブルな行動との折り合いも

  • 「子どもが産まれるまではできるだけ環境負荷が低い選択をしたいとは思っていたものの、どうしてもごみが増えてしまうので、自分の生活への負担を考えると、ある程度は仕方ないと思うようになりました」(37歳/東京都在住)

  • 「今までは環境問題についてかなり厳密に取り組んでいたが、緩ませざるを得なくなった」(46歳/埼玉県在住)


子どもが大きくなったときの未来を考えて「できることをしようと思った」という意見や、食や子ども用品などがきっかけで、環境について関心を持つようになったという声も。一方で、子育て生活はごみが多く出ることや忙しいといったことから、「環境問題に配慮した取り組み」のハードルを自ら緩める必要があったと感じている人もいました。

子どもを持つという大きなライフイベントがきっかけになり、環境問題に目を向ける方が多いなか、実際の子育てでは「ごみが多い」「使い捨てやプラスチック製品が多い」といった矛盾に直面する方も多いよう。さらに、「実際にはサステナブルな選択をしたいけれど、バランスを取るのが難しい」と感じている方もいることが浮き彫りになりました。

一方で、衛生面や育児の負担を考えると、使い捨て用品などには利便性があることも事実です。それらの特徴をよく知ったうえで、それぞれの生活スタイルやタイミングにあわせて、できることを考えていけるといいのかもしれません。

本プレスリリースの内容は「ELEMINIST」内でも公開しています。

https://eleminist.com/article/4299

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「ELEMINIST(エレミニスト)」は、日本を始め、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報を提供すると共に、エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドしていくプラットフォームです。

サービス名の「ELEMINIST(エレミニスト)」は、「Enjoy Lifestyle Ethical & Minimal」に由来する造語で、「エシカル&ミニマルなライフスタイルを生きる人」を意味します。地球環境に配慮した消費や行動を選択し、その生き方を楽しむことができる仲間をひとりでも多く増やしたいという想いを込めています。


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株式会社トラストリッジについて
ライフスタイルに “いろどり”と “つながり”を」をミッションに、食と暮らしのメディア「macaroni(マカロニ)」とサステナブルな暮らしをガイドするサービス「ELEMINIST(エレミニスト)」を運営しています。さらに、メディア運営の知見を生かしたクリエイティブ制作やソリューション提供をするBRAND STUDIOやインフルエンサー施策、メディア収益化を支援するコンサルティングからネット広告まで、多角的に事業展開しています。

社名:株式会社トラストリッジ
設立:2008年9月
代表者:大場 義之
本社所在地:東京都目黒区中目黒1-1-71-5F
従業員数:60名(2024年5月1日時点)
事業内容:ライフスタイル事業
公式HP:https://trustridge.jp/

【macaroni(マカロニ) 公式サイト】
https://macaro-ni.jp/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月17日 11時00分)

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