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Airbnb、2024年の1年間で日本の国内総生産に7,700億円貢献し、87,800人の雇用機会を支援

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Airbnb Japan株式会社

  • Airbnbでの宿泊とそれに伴うゲストの支出によって、日本のGDPに7700億円寄与しました。これは日本の旅行・観光セクター全体のGDPの1.6%に相当します。

  • この経済活動は87,800人の雇用を支援し、1400億円の賃金に貢献しました。

  • 旅行需要が高まる中、Airbnbは日本の各地域に観光をより均等に分散させるのに貢献していることが明らかになっています。

オックスフォード・エコノミクスがAirbnbの委託を受けて実施した新たな調査※1によると、2024年、Airbnbの活動は日本のGDPに7700億円寄与しました。これは、日本の旅行・観光全体のGDPの1.6%に相当します。また、Airbnbが存在することによる経済活動は87,800人の雇用を支援し、1400億円の賃金収入を支援しました。

2024年に日本に滞在したAirbnbゲストの大半は海外からの旅行者で、ゲスト総数の70%を占めました。この割合は、新型コロナウイルスの世界的大流行前の2019年から減少していることがわかっています。一方、2024年にはAirbnbでの宿泊予約の約30%が国内ゲストによるもので、2019年と比較して増加していることから、国内ゲストによる国内旅行の需要が高まっていることがうかがえます。

2024年、Airbnbゲストによる日本での宿泊費および宿泊以外の支出総額は7150億円で、そのうちの大半が後者に費やされました。日本を訪れたAirbnbゲストはAirbnbの宿泊先に平均3日滞在し、飲食店、小売店、現地での移動など宿泊以外の費用に1日あたり平均26,000円支出しました※2。ショッピングは、宿泊費を除いた旅行先における支出の最大カテゴリであり、宿泊以外の支出10,000円あたりの約3分の1を占めました。外食は2番目に大きな支出カテゴリで、宿泊以外の支出10,000円あたり2,700円を占めました。その他、芸術・エンターテインメント、現地での移動、食料品はそれぞれ、宿泊以外の支出10,000円あたり1,400円を占めました。

また、ホスティングから得られる収入によって、地域経済は活性化します。ホスティング収入は、宿泊施設の維持や管理、家事サービス、個人消費を支え、これらすべてが地域のビジネスや商取引の維持につながります。

※1 レポートには、2024年の12か月にわたる結果が記載されています。オックスフォード・エコノミクスの独自データを使用し、調査時点の実勢為替レートが適用されました。

※2 1日あたりの支出とは、特にAirbnbゲストによる1泊あたりの支出を指します。平均滞在日数とは、ゲストが旅行先でAirbnbの宿泊施設に滞在する平均(算術平均)宿泊日数を指します。

ホストストーリー:豊田泰郎さんと愛子さん(大阪)

豊田泰郎さんと愛子さんは、大阪の中心部にあるご自宅を宿泊施設としてAirbnbに掲載しています。ゲストを温かく迎えるその家には、大阪に対する2人の深い愛情があふれています。「愛着のある故郷でホストになる気持ちが強かったんです」と泰郎さんは話します。大阪は「ガイドブックがいらない街」だと考える泰郎さんは、「案内してくれるのは地元の人たちです。大阪の人たちはフレンドリーで思いやりがあります」と続けます。

豊田さんご夫妻は、上質な家具や地元のアート作品を取り入れた心地よい空間をつくり、近隣の職人たちの素晴らしさを紹介しています。購入のたびに地元の事業者を支援し、地域コミュニティの強化にも貢献しています。また、リスティングでさまざまな地元の商品を紹介して、近隣のお店や市場への訪問をゲストに促しています。

多くのゲストは、当初は1泊だけの予定で訪れますが、大阪の活気ある雰囲気に魅了されてしまうそうで、「ゲストの中には1泊だけのつもりが、1週間、10日間と滞在を延ばす方もいます」と泰郎さんは振り返ります。まさに、人とのつながりが生み出す「力」が感じられます。

豊田さんご夫妻は、おもてなしを通じてゲストの体験を豊かにするだけでなく、地域経済にも貢献しています。豊田さんご夫妻のご自宅は、異文化間の架け橋として互いの理解と友情を育んでおり、宿泊以上の体験を求めるゲストにとって、大阪が心に残る旅先となる上で一役買っています。

2024年、Airbnbによる経済効果は日本の旅行・観光GDPの1.6%を占め、観光関連の雇用の1.5%を支援しました。これは、観光関連の雇用67人のうち1人に相当します。最前線の観光セクターにとどまらず、Airbnbがもたらした活動は、不動産セクターに1520億円、卸売・小売業に1390億円、輸送・倉庫セクターに1270億円と、経済全体に大きな価値をもたらしました。

Airbnbが関連する観光は、飲食セクターで約17,000人、卸売・小売セクターで14,400人、製造で11,400人、医療および社会福祉事業などの保健・福祉セクターでは5,700人の雇用を支援しました。これらの雇用は、明らかな賃金上昇につながり、Airbnbの活動は輸送・倉庫セクターで290億円、卸売・小売セクターで250億円、製造で250億円の賃金上昇に貢献し、地域社会全体にわたる広範かつ有意義な経済効果が明らかになりました。

新型コロナウイルスの世界的大流行以降、日本のAirbnbゲストが選ぶ旅行先は明らかに変化し、都市部以外の地域へと移りました。2024年のAirbnbの予約総額(GBV)に占める非都市部の割合は6%となり、2019年の4%と比べて2ポイント増加しています。このような旅行先の変化は、健康や安全を考慮するようになったことや、国内旅行者の間で日本の主要都市以外の地域を探索したいという意識が高まっていることによるものと考えられます。

オックスフォード・エコノミクス アジア経済コンサルティング ディレクター ジェームズ・ランバート

「日本の観光業は、壮大な自然景観や豊かな文化遺産に魅了された海外旅行者による強く安定した需要に支えられ、引き続き成長を続けています。Airbnbプラットフォームは国内観光の支援においても重要な役割を果たしており、日本人のAirbnb利用者の割合は2019年のパンデミック前の水準から増加しています。Airbnbは、より多くの国内旅行者が魅力あふれる穴場の街や都市を訪れることを可能にし、地域社会のつながりを深めることに貢献しています。また、Airbnbは日本の観光市場の多様化にも大きく貢献し、旅行者を従来の都市部以外に徐々に分散させています。これは観光の持続的な成長にとって重要であり、主要都市の混雑緩和や地域経済の活性化に役立ちます。プラットフォームが全国各地のユニークな宿泊施設と旅行者を結びつけることで、地元企業への観光需要を喚起し、中小企業の力を高め、日々の日本人の生計を支える助けとなっています。」

<オックスフォード・エコノミクスについて>

オックスフォード・エコノミクスは、海外に進出する英国企業や金融機関に経済予測とモデリングを提供することを目的として、オックスフォード大学ビジネスカレッジとの商業ベンチャーとして1981年に設立されました。それ以来、世界有数の独立系グローバルアドバイザリー会社となり、200以上の国と地域、100以上の産業分野、8,000以上の都市と地域に関するレポート、予測、分析ツールを提供しています。

<Airbnb(エアビーアンドビー)について>

Airbnbは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に誕生しました。以来、ホスト数は500万人を超え、世界のほぼすべての国と地域で20億回を超えてゲストをお迎えしてきました。訪れるゲストが街や人とのつながりを肌で感じられるよう、ホストの方々はユニークな宿泊先やほかではできない体験、特別なサービスを日々ご提供くださっています。

※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月17日 11時00分)

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