Squad Inc.
広告のプロ・デジマの総合プラットフォームが語る”ムダ”や”搾取”の実態。
株式会社Squad(本社:東京都港区、代表取締役:杉浦稔之)は、広告マーケティングのワンストッププラットフォーム『Squad beyond(スクワッドビヨンド)』 において、企業のデジタル広告における新サービス「ムダ広告ストップ」に関する企業からの問い合わせが急増していることを受け、人員・商談体制を倍増いたしました。

このお問い合わせ急増の背景には、日本市場で看過されていたアドフラウド(広告の不正や搾取。また、成約や成果に結びつかないアクセス)問題の深刻化があります。特に、多額の広告費を投じる大手企業において、認識の困難な広告予算のムダな消費、しいては搾取行為が経営課題として顕在化し、対策の必要性が高まっています。当社のマーケティング・セールス増田淳は、この状況に対し「日本企業のデジタル広告費に隠された、影響は広告費用以外にも拡大しうる、看過できない経済的損失を目の当たりにしている」とコメントしています。
本プレスリリースでは、「ムダ広告ストップ」への問い合わせを通じて見えてきた、「”大手企業の広告データに潜む”これまで見えてこなかった費用損失の実態」を公開します。
なぜ、今「ムダクリック」が経営課題なのか
(Squad beyond 増田)
いま、多くの企業の経営者やマーケティング責任者の方々と直接お話をさせていただく機会が増えています。我々が提供する広告運用プラットフォーム「Squad beyond」は、推定ですが9,000億円のネット広告配信で使われるほどになり、おかげさまで日本最大級のシェアを誇るサービスに成長し、いま現在もまた成長し続けています。(*注1)。特に、引き合いが急増しているのがアドフラウド対策、不正クリック対策サービス「ムダ広告ストップ(通称 MKS。特許出願中)」(*注2)です。
問い合わせの多くは、「広告予算のムダがあるか知りたい。あるのであればどうにかしたい」「現状の広告効果に不安を感じた。」といった、切実な課題意識から来ています。正直なところ、このサービスがここまで多くの企業に興味をもっていただいたこと、必要とされていることに、私自身も驚きを感じています。
実際の商談にあたって、顧客の広告データを分析してお持ちしていますが、このデータをみると、その理由が痛いほどよくわかります。日本のデジタル広告市場の発展とは裏腹に、アドフラウド(広告不正)対策は大きく遅れており、多くの企業が無自覚のうちに、広告予算を気付かぬうちに取られている。ような状況にあります。これは、経営者として(もちろん、いちマーケッターとしても)決して見過ごせない事態です。
これらをうけて、多くのお問い合わせ・ご商談機会をいただきまして、増員を決め、すぐに体制を整えました。
【実例】大手企業でも見過ごされていた「広告費の闇」
実際の商談では具体的に状況を可視化。お客様の広告配信データから分析した情報と、実際の状況を伺いながらお話を進めます。先日お会いしたある大手企業では、Meta広告に500万円もの予算を投じていましたが、過去1ヶ月間のアクセスデータを分析した結果、約5.46%ものアクセスが重複しており不正クリックと判断。これは約27万円が全く意図しないところで消費され、損失している可能性が高いことが判明しました。
また、別の企業では、TikTok広告のデータを解析させていただいたところ、1万を超えるアクセスのうち、約13%が短期間に複数回広告をクリックしている重複アクセスでした 。これは、広告費100万円の場合ですと、このうち約13万円の費用に相当します。お客様からは「TikTokでそんなことが起きているとは知らなかった」と驚きの声が上がりました。
これは特別なケースではありません。我々が分析したデータによると、特定の広告媒体では、アクセスの重複率が2.9%〜19.78%と、最大で約20%近くに達しているという恐ろしい事実も確認しています。
これらはすべて、botによる自動的なクリック、競合他社による意図的なクリック、そして悪意のある第三者が広告予算を意図的に消費させるための集中クリックといった、様々な「不正なクリック」が原因です。これらは成果に至る可能性が薄く。情報を届けるべきお客様へ届けられてないことになります。対策を講じなければ、広告予算が青天井で消費され、マーケティングROI(投資対効果)は悪化の一途を辿ります。
「ムダ広告ストップ」でSquad beyondが提供する新しい広告運用の姿
このような課題に対し、我々の「ムダ広告ストップ」(MKS:アドフラウド対策サービス)は、以下の3つのステップで根本的な解決策を提供します。
独自のアクセス解析による不正検知:
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期間、クリック回数、頻度、IPアドレス、ユーザーエージェントやリファラ情報、そして当社独自のアクセスIDを組み合わせ、怪しいアクセスを特定します。
メディア横断型のブロック機能:
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不正と判定されたアクセスから、該当のIPアドレスやIDをリストにし、広告が表示されないように自動でブロックします。リストに追加すると、自動で媒体の除外設定(カスタムオーディエンスなど)に反映されます。このリストは、Meta、Yahoo!、Google、LINEといった主要な媒体間で横断的に適用可能です。
無制限のサービス提供と明確な費用対効果:
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月額5万円の固定料金で、表示数、クリック数や媒体の制限なく、サービスを利用できます。無制限で使い放題。広告規模が大きければ大きいほど、費用対効果は飛躍的に高まります 。月額5万円のコストに対して、15万円でも不正な広告費用消費が削減できれば、10万円がしかるべきお客様(見込み顧客やユーザ)のために使われます。CPAが1万円であれば10件のCVがでるということです。(理想的な試算ですが)。
同様のアドフラウド対策を提供するサービスの多くが従量課金制を採用している中で、我々が固定料金にこだわるのは、企業の規模に関わらず、広告予算の無駄をなくし、適正な分析や、媒体の出稿最適化を正しくすすめることを当たり前にしたいからです。
今後の展望:業界トップランナーとしての責任
「ムダ広告ストップ」の導入をご検討いただくほとんどの企業さまが、前向きに導入を進めています。我々は、このサービスをさらに進化させるため、アクセスデータの即時提供や、それらをLPへのアクセスブロックや広告の配信を除外する設定をよりスムースにかつ簡便にできるよう改善をすすめています。
デジタル広告はもはや、一部の専門家だけのものではありません。すべての企業にとって、事業成長に欠かせないキーファクタの1つです。だからこそ、正しく健全な利活用のために、不正対策は欠かせない経営課題です。
業界トップランナーとして、我々株式会社Squadは、デジタル広告の透明性と効果を最大化するための責任を強く感じています。
今、この「新常識」を知らないのはまずい
もし貴社が、気づかないうちに顧客になりえないユーザに広告予算を消費されていると知ったら、どう思われますか?
我々は、日本のデジタル広告業界の健全化に貢献したいと考えています。経営者やマーケティング責任者の方々、そしてメディア関係者の皆様と、この課題について意見交換ができることを心より楽しみにしています。
→ サービス導入・ご検討など、こちらのフォームからお問い合わせください
Squad beyond(スクワッドビヨンド)とは

Squad beyondは、株式会社Squad(スクワッド。旧社名 株式会社SIVA シヴァ。2025年1月社名変更)が運営する、デジタルマーケティングのワンストッププラットフォームです。デジタル広告を配信するために必要な企画・制作・審査・配信・テスト・分析・レポート、アドフラウド対策まで一連の機能を1つに統合し、一気通貫で運用する環境を提供します。
具体的にはLP制作エディタ、LPO・検証分析ABテストやヒートマップ、独自ダッシュボード、チームメンバーや社内外問わず多様なメンバーとのコミュニケーション機能、さらには広告配信サーバや独自ドメイン対応まで、デジタルマーケティングのほぼすべてを内包しています。2020年7月正式にサービス開始。ご利用実績は大手代理店や大手メーカー、事業主様を中心に、2025年に1,000社以上の企業様に導入され、年間推定9,000億円の広告配信に利用されています(*注)。
国内ネット広告市場の約3分の1に活用される実績(*注)とパートナーの声を礎に、これら一連の機能を、月額定額SaaSサービスでご提供。配信サーバや専任サポートチームによるご支援も含まれています。ツールの提供のみならず、広告素材の制作や運用支援、マーケティングコンサルもご提供しています。(個別の素材制作や、BPO、戦略支援、コンサルなどについては別途お見積りしております。)
【会社概要】

会社名:株式会社Squad (旧社名 SIVA。2025年1月社名変更。)
所在地:東京都港区芝5丁目26−16 Mita-S-Garden 4F
代表者:代表取締役社長 杉浦稔之
設 立:2016年10月
事業内容:”Squad beyond”を主に、デジタルマーケティングSaaS・プラットフォーム企画・開発・提供(プラットフォーム事業)。カフェ運営(コミュニティ事業)
WEBサイト
– Corporate https://squad-s.com/
– Service https://squadbeyond.com/
– Cafe https://squad-base-cafe-by.siva-s.com/
The Heart of Who We Are
https://www.wantedly.com/companies/siva-s
【本件に関するお問い合わせ】
担当:増田
MAIL:beyond-notifysquad@siva-s.com
お問い合わせフォーム:https://squad-s.com/contact/
【積極採用】
現在、株式会社Squadでは事業拡大に伴い、セールス、カスタマーサクセス、エンジニア、マーケティングなどのポジションを採用中です。カジュアル面談から実施しております。株式会社Squadコーポレートサイト(リクルートページ)。Youtrustページ・Wantedlyページ から、お気軽にご連絡ください。
注記)
注1:年間推定9,000億円。
過去1年間での流通PVより推定試算。当社計測データから、当社システムで作成されたページが有料広告で配信されたアクセス(広告配信PV)× 連携された広告媒体レポートのCPCから換算。
参考)
Squad beyond ネット広告媒体費の30%に拡大。国内ネット広告配信費、推定9,000億円を突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000059226.html
・2025年9月17日配信 PRTIMES・自社ニュース・メディア掲載など
注2:Squad beyond「ムダ広告ストップ」公開。
botや不正アクセスによる広告のムダ配信を構造的に断ち配信費を削減する新機能をリリース。
─ 特許出願中。業界最大規模だから実現できる“広告費損失ゼロ”へ ─
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000059226.html
◆:Squad beyond 以外のLPにも対応。制作環境を問わずアドフラウド対策が可能に。特許出願中
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000059226.html
注:本リリース、関連するリリースに掲載されている調査データは、自社データをもとにしたものです。成果を保証するものではございません。商材や環境、タイミングによって変動いたしますので、目安としてご活用ください。
以上