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株式会社アクト・ノード、令和7年度補正予算「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」に採択

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株式会社アクト・ノード

株式会社アクト・ノード(神奈川県横浜市 代表取締役: 百津 正樹、URL: https://www.act-node.com/)は、「令和7年度補正予算 スマート農業技術の開発・供給に関する事業」に採択されました。​本事業は、生研支援センター(BRAIN)が国から交付される運営費交付金により実施するものです。

目次

採択事業の概要

【事業名】

令和7年度補正予算 スマート農業技術の開発・供給に関する事業

【採択課題名】

「デジタル統合型 養鶏生産管理システム」の開発と供給

【取組概要】

養鶏ブロイラー生産等の省力化と生産量の増大に係る、体重推定や生体の状態の数値化、鶏舎環境自動制御等を行うデジタル統合型養鶏生産管理システムの開発及び供給

①鶏舎環境に合わせた環境センサーの追加と、生産活動へのデータ利用および評価
鶏舎環境に応じたセンシングデバイスを実装(60種類以上の連携実績)し、生産形態に合わせた性能評価と改良を実施。狙い通りのデータを収集することで、異常の早期発見・早期対策を可能とする。

②ブロイラー体重推定AIの改良・開発
体重推定AIを、飼育環境や条件、鶏の飼育密度に対応したモデルに改良し、適用可能な鶏舎の種類を拡大。ひよこを生む親鳥(種鶏)用の体重推定AIモデルの開発を行う。

③ブロイラー状態推定AIの開発
カメラで取得している画像・映像のAI分析を行い、「暑がっている」「寒がっている」などの鶏の状態を常時把握する。見回り作業の一部をAIで自動し工数を削減するほか、問題の早期発見により鶏にとってより良い生育環境を維持しやすくなる。

④側窓カーテンなど制御機器のリモート操作機能の開発
鶏舎内の換気を行う側窓のカーテンの開閉を、IoT技術によりリモート制御や、AI判断による自動制御を実現する。鶏舎までの移動時間の削減や早期対応による生育環境の快適状況を維持が可能となる。

⑤データ活用機能の開発 /流通プロセス連携機能の開発
鶏舎の環境データや生育データをクラウドに統合し、生産の規模やオペレーションに合わせた集計データ(グラフ、レポート、ダッシュボードなど)を提供する。収集されたデータが自動集計され利活用できることで養鶏生産のDX化を実現する。集計データは精肉工場や獣医師、飼料供給企業などとも共有可能とすることでバリューチェーンのスマート化も目指す。

提案内容の詳細は以下動画もご確認ください。

取り組みの目的・背景

株式会社アクト・ノードは、IoTおよびAI技術を活用し、農業・畜産業・水産業の生産性向上や省力化を目指すスマート農業ソリューションを開発・提供しています。AIカメラやIoTデバイスを活用した生産管理システム「ACT.app(アクト・アップ)」を提供しており、養鶏生産者を含む約400社の導入実績があります。

ブロイラーは、日本人にとって身近で手に取りやすいタンパク源のひとつです。スーパーや飲食店で提供される鶏肉の多くがブロイラーであり、食卓に欠かせない存在となっています。今後も変わらずに安定的な供給を続けていくためには、生産現場が抱える課題の解決が欠かせません。

人手不足と作業負担

鶏舎の温度や湿度、鶏の成長状況を常に確認・調整するには多くの時間と労力が必要です。人手不足の状況では問題の発見や対応が遅れやすく、生産量の不安定化につながるリスクがあります。

人材確保の難しさ

養鶏業は職業的な魅力が伝わりにくく、新しい人材の確保が難しいのが現状です。さらに、必要なスキルを身につけるまでには時間がかかり、生産体制の維持や拡大を阻む要因となっています。

データ活用の遅れ

現場での記録が紙や記憶に頼るケースも多く、情報の共有や活用が十分に進んでいません。そのため、生産管理や流通全体におけるデータ連携が難しく、スマート化を阻む大きな壁となっています。

本研究では、こうした課題を克服するためにデジタル技術の実用化と普及を加速させることを目指しています。現場で扱いやすいUI/UXを備えたシステムを提供することで、生産オペレーションの改善はもちろん、取引先や精肉工場、獣医師などサプライチェーン全体の効率化や早期対応を可能にします。その結果として、私たちの食卓に欠かせない鶏肉の安定的な供給を支えていく所存です。

採択ページはコチラから

本研究の実施体制

研究名称    :デジタル統合型養鶏生産管理システムの開発と供給

代表機関    :株式会社アクトノード

共同研究機関  :国立大学法人信州大学農学部

実証先     :全国の異なる条件を有する複数の養鶏生産者

支援・協力機関 :システム提供企業、施工メンテナンス企業、普及支援団体 ほか

契約機関    :生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)

会社情報

所在地:〒252-0333

神奈川県 相模原市 南区東大沼4-12-7

設立:2020年1月6日

代表取締役:百津正樹

お問い合わせ

株式会社 アクト・ノード

e-mail:info@act-node.com

URL:https://www.act-node.com/

製品・サービスに関するお問い合わせ

https://www.act-node.com/contact/index.html

※ ウェブサイト上のお問い合わせフォームよりご送付ください

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月18日 09時00分)

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