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ジェーン・スー、山里亮太ら9つの対談収録!TBSラジオ「JUNK」統括プロデューサーが語る、人気ラジオパーソナリティの ”伝える力” の秘訣とは? 『ラジオはパーソナリティ〝次第〟』発売!

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株式会社ポプラ社

株式会社ポプラ社は、TBSラジオ「JUNK」統括プロデューサー・宮嵜守史さんの新書『ラジオはパーソナリティ〝次第〟』を9月18日(木)に発売いたします。

「結局、ラジオはパーソナリティのものなんだよ」。AD時代に放送作家さんに言われたこの一言が忘れられない――

ラジオ番組の賛否を背負うパーソナリティ。その魅力や必要な能力、聴く人を味方につける技術とは。ジェーン・スー、山里亮太、おぎやはぎ、バナナマン、ハライチ、アルコ&ピース、向井慧、ヒコロヒー、極楽とんぼとの対談を通して、25年間ラジオに携わってきたプロデューサーが考えるラジオパーソナリティ論。

SNSなどの匿名性の高い場面でのやりとり、リモート化、AI依存など、生身の人間と触れ合う機会がめっぽう減っている現代社会において、顔の見えない相手とコミュニケーションをし続けて活躍しているパーソナリティ達の「伝える力」「伝える技術」は、きっと今を生きるためのヒントになるはずです。

書店さんからの期待が高く、「発売前重版」も決定! ラジオを聴く人はもちろん、ラジオを日常的には聴かない人も楽しめて、役に立つ1冊です。

ジェーン・スーさん、山里亮太さんら9組の人気パーソナリティとの豪華対談収録

著者の宮嵜さんがディレクターとして、プロデューサーとして一緒に仕事をしてきた9組、14人のパーソナリティの方々とのロング対談を収録しています。

【対談1】 南海キャンディーズ・山里亮太 × 宮嵜守史

「〝人間として空っぽ〟これがずっと抱えてる劣等感」

【対談2】 パンサー・向井慧 × 宮嵜守史
「自意識にからめとられやすい人はラジオに向いてる」

【対談3】 ヒコロヒー × 宮嵜守史
「まだ誰もやれなかったラジオの形を見つけたい」

【対談4】 ハライチ 岩井勇気・澤部佑 × 宮嵜守史
「環境音的なラジオは求めてません」

【対談5】 ジェーン・スー × 宮嵜守史
「自分を特別な人だと勘違いしない」

【対談6】 バナナマン 設楽統・日村勇紀 × 宮嵜守史
「話すことがないなら、ないなりにおもしろくする」

【対談7】 アルコ&ピース 平子祐樹・酒井健太 × 宮嵜守史

「話を展開させていくのが自分たちのラジオ」

【対談8】 おぎやはぎ 小木博明・矢作兼 × 宮嵜守史

「俺たちがダメならみんながどうにかして助ける。それがチームだろ?」

【対談9】 極楽とんぼ 加藤浩次・山本圭壱 × 宮嵜守史

「俺はね、仕事は〝全員が責任を持とう派〞なのよ」

爆笑問題・太田光さん推薦!

我々は彼を「ザキミヤ」と呼んでいる。
旧オールド・メディアの「ラジオ」。
その中で「意識低い系」の番組を作ってきた盟友だ。
ザキミヤの下品な笑顔を見るたびにホッとする。
「オレもまだ喋ってていいのかな?」と。

――爆笑問題・太田光

本文から一部抜粋して紹介します

目次

■ラジオはパーソナリティが9割 

「結局、ラジオはパーソナリティのものなんだよ」

 

 アルバイトAD(アシスタントディレクター)時代、原稿を刷り続けるコピー機の前で顔見知りの放送作家さんが言ったこの一言が忘れられない。確かにそうだと思うし、逆にそれだけじゃないとも思う。スポンサーもスタッフもいる。そして何よりリスナーがいる。

 今でも引っかかっているこの言葉を僕は、「結局、ラジオはパーソナリティ〝次第〞なんだよ」と解釈するようになった。スタッフがどんなにおもしろい企画を考えても、それをリスナーに届けられるのはパーソナリティ以外にいない。矢面に立つ面積が大きいぶん、パーソナリティにのしかかる責任と評価は大きい。ラジオはごく少数で作られ、パーソナリティが全面的に賛も否も背負うものなのだ。

 どんなに時間とお金をかけて準備しようが、どんなに熱い思いを込めて放送しようが、パーソナリティの口から先に出るものがすべてだ。だから裏方にとって手を抜くことは簡単で、番組をパーソナリティに任せておけば済んでしまう。だって番組の賛否はパーソナリティに向けられるのだから。もちろんそんな他責思考丸出しで番組を作っているスタッフはいないけれど。

 それだけラジオは〝番組=パーソナリティ〞になっている。盛らずに言ってもパーソナリティが9割。ラジオ番組はそれほどパーソナリティ次第。そう確信している。(一部抜粋)


■ラジオは”素のメディア”

 ラジオの喋り手のことをパーソナリティ(=個性)と呼ぶのは合点がいく。なぜなら、一般的にラジオはどのメディアよりも人(ニン)が出ると言われているから。性格・人柄・人間性とも言い換えられる”ニン”。声だけしか届かないのになぜなのだろう。

「脳の働き」や「心理的な現象として」など、科学的にはいろいろあるのだろう。だけど、25年この仕事をしてうっすらわかったのは、いくら話が上手でも、どんなに知名度のある人気者でも、そこに「話したい、聴いてほしい」という気持ちを乗せないと伝わらない、そして、ラジオの向こう側にいるリスナーの顔が想像できていないと伝わらない……ということ。伝えることができて初めてニンが出るんだろうし、ニンを出さなきゃ伝わらない。(一部抜粋)


■おわりに

 合計9組のパーソナリティと対談させていただいた。みんな個性的でプロセスもラジオ観もバラバラ。それでも全員に通底しているのは、パーソナリティとしての矜持がはっきりあること。「ラジオと、リスナーと、私はこう向き合う」という主張が明確にある。自分自身の価値基準がブレないから、何をどのように伝えたらいいかを知っている。

 それは人間的に完成されている人格者ってことではなく、「今の自分はこんな人間です」と言える勇気を備えているということ。自分をしっかり持っているから信用されて、リスナーというフォロワーが集まる。

 そして対談した全員がラジオの状況をリアルに理解していた。ラジオは以前からずっとビジネス的窮地に立っている。それをわかっているから各人ができることを能動的に主体的に取り組んでいる。

 リスナーがパーソナリティを近くに感じるように、パーソナリティはスタッフや放送局をとても近くに感じている。そう感じざるを得ないと言ってもいい。なぜなら、ラジオはパーソナリティが9割といえるくらい番組と密接な関係だからだ。番組の評判は自分の評判になる。つまり自身の番組が流れている放送局の評判や情勢が直接自分に影響する。

 放送局が新しい方針を打ち出すとき、パーソナリティはそれを自分事として捉える。そして批評しジャッジする。物言う株主ならぬ、物言うパーソナリティだ。そうしたパーソナリティの主体性にリスナーは惹きつけられ、ラジオがエンゲージメントの高い空間になっているのだと感じる。

 番組を作る僕らとしては頭の下がる思いだ。パーソナリティが番組を自分事にしてくれる以上、我々は残りの1割に全力を注がなければならない。(一部抜粋)

目次抜粋

はじめに

第1章 パーソナリティの“ニン”がラジオのベース

・ラジオはパーソナリティが9割

・ラジオは”素のメディア”

・“ニン”の塊 爆笑問題・田中裕二さん 他

第2章 パーソナリティは自意識を武器にする

・ほっとけない人 南海キャンディーズ・山里亮太さん

・もがくことが原動力 パンサー・向井慧さん

・出会ったことがないタイプのパーソナリティ ヒコロヒーさん 他

第3章 パーソナリティは俯瞰できる

・お手本なのに誰もマネできないパーソナリティ 伊集院光さん

・相手の意図を過不足なく理解できる ハライチ

・パーソナリティに出自や肩書は関係ない ジェーン・スーさん 他

第4章 パーソナリティは発展させる

・ラジオではお構いなしに羽を伸ばす 蛍原徹さん

・誰も置いていかない バナナマン

・2人の仲間に入りたい アルコ&ピース 他

第5章 パーソナリティは人を頼れる

・”ラジオはパーソナリティが9割”なんだけど……

・ぼそっと真理をつく おぎやはぎ

・やるっきゃない精神 極楽とんぼ 他

おわりに

書誌情報

タイトル:『ラジオはパーソナリティ〝次第〟』

サブタイトル:聴く人を味方につける技術

著者:宮嵜守史

本体:1,012円(税込)

発売:2025年9月18日

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201276.html

Amazon>>https://amzn.to/4pz2Ax4

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月18日 11時00分)

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