AIデータ株式会社
業界標準テンプレートを備えた日本発の産業AI基盤
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、企業が直面する「属人化・紙文化・データの散在」の課題を解決する新AI基盤「AIファクトリー」を10人以下の町工場で試験導入を開始しました。
本システムは、生成AI内製化システム「AI孔明™ on IDX」を基盤に、最短1日で現場導入を実現し、企業内AI内製化を大幅に加速させます。

■背景:なぜ今「1日導入型AI」か
多くの日本企業は、以下の課題を抱えています。
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属人化:担当者に依存し、知識やノウハウが組織に蓄積されない
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紙文化:契約書・報告書・申請書などが紙やPDFで閉じ込められ、再利用が困難
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散在するデータ:部門や拠点ごとにデータの保存場所が異なり、統合活用ができない
これらはAI導入を阻むボトルネックとなっており、「素早く」「確実に」「現場で使える」内製化基盤が求められています。
■町工場試験導入のきっかけ
日本全国に存在する町工場は、大手メーカーを支える部品供給力と、世界に誇る加工技術を持ちながらも、技術伝承、効率的な業務運営 、グローバル競争力強化などの課題を抱えています。日々の業務を止めることなく、紙やPDF処理によるデータ管理の遅れ、個人のスキルに依存する技術ノウハウの属人化の課題を解決するために「1日導入型AI」が最も現実的なソリューションであるとして、試験導入が決定しました。
https://www.idx.jp/aifactory/list/machikouba/
■製品概要:「AIファクトリー」とは
AIファクトリーは、AI孔明™ on IDX を基盤に開発された、業界別に最適化されたAI内製化プラットフォームです。
• 最短1日で導入可能
• 業界必須ガイドラインを組み込んだテンプレート提供
• 属人化・紙文化・データ散在を同時に解決
• DXだけでなく、GX/ESG・知財・証跡・法令遵守まで包括的に対応
■導入効果
• 営業部門:属人的だった提案書や契約書作成をAIで自動化、作業時間を最大9割削減
• 管理部門:請求書・経費精算をAIが処理、属人業務を排除
• 医療現場:紙カルテや治験データをAIで統合し、セキュアに活用
• 製造業界:散在するデータを一元化し、品質管理と証跡対応を効率化
これにより、企業は “現場が使えるAI”を即日導入できる体制を獲得します。
■今後の展望
AIデータ社は、「AIファクトリー」を通じて、さらに69業界に対応するホワイトラベル群戦略を展開し、日本企業の企業内AI内製化を加速します。さらに、産業クラスターや自治体との連携を強化し、日本のAIエコシステムにおける「ラストワンマイルのAI活用」を担う存在として成長してまいります。
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。